レビュー

知っておきたいカーナビタイムのおせっかい機能

ヤフーカーナビを試してみようと思いつつ、面倒でいまだにカーナビタイム一筋です。しかし、決して手放しで満足はしていません。今回は、以前の記事を書いて以降に気づいた新たな「」をご紹介します。これを知っておくとカーナビタイムが使いやすくなると思います。

目的地を過ぎても教えてくれない

以前使っていたカーナビは、ナビが設定したルートを外れると、「ルートを外れています」と一言注意され、その上でカーナビがルートを検索し直すようになっていました。従って、カーナビが指示する転回場所まで到着する前に適当な場所を探してUターンして余分な走行を減らすことができました。

ところがカーナビタイムはこういった指摘はしてくれません。無言でルートを検索し直して案内してくれます。なんだ、別に問題ないじゃない、と思われるかもしれませんが、このあとカーナビタイムは自分が転回可能だと考えている場所まで案内してくれることになります。大抵は、交差点を折れて走っていた主要道から逸れ、もう二回くらい角を曲がって元の道に入るのですが、このために結構な距離を余分に走らされるのです。特に交差点のない田舎道ではこの余分な距離が長くなり、これは逆に走っていないか?と思っていたらUターンのために3キロ、4キロ走らされていた、ということも。

もしも「ルートを外れています」と一言言ってくれていればコンビニの駐車場などUターン可能な場所を自分で見つけて余分な走行を回避できるのに。

そして、これの拡大版とも言えそうな下記の機能が曲者です。

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ドウシシャHEXARはサーモス山専用ボトルに勝てるか?

先日、アマゾンVineプログラムでサーモス山専用ボトルの対抗馬的位置づけにある高性能水筒、ドウシシャHEXARを入手しました。そこで、今回はこの両者の比較をしてみたいと思います。一番気になるのは、どちらの保温性能が優れているかということですが、合わせて使い勝手などもチェックしていきます。
なお、例によって本記事は無料で入手した商品をもとに書いていますが、あくまで私が勝手に書いているもので、アマゾンやドウシシャとのタイアップ記事ではありません。よって、記載内容もあくまで私の個人的見解であり、アマゾンやドウシシャは一切関係ありません。

なお、わたしがHEXARとの比較で使用している山専用ボトルはこの秋に登場したFX-901ではなく旧モデルのFX-900です。(メーカー記載の保温性能スペックは同じです。)

スペックの比較

無敵の山専用ボトル

山専用ボトル 0.9リットルの性能は、下記の通りです。山頂でカップラーメンが食べられる、と言われるだけのことはありますね。そして、以前の記事でわたしが(あくまで個人的に)行ったテストでは、室温25℃で12時間冷蔵庫の冷凍室(約-20℃)でも6時間の間80℃以上をキープできています。実際、冬の北海道では、前日の夜に熱湯を入れておくと、翌朝適温のインスタントコーヒーを飲むことが可能なので助かっています。

サーモスHPより引用

そして、この数字のもととなった条件がこちら。

サーモスHPより引用

山専用ボトル以上のスペックを謳うHEXAR

山専用ボトルfx-901の0.9リットルに比べて内容量が0.8リットルと少なく、形も細長いHEXARは保温性能的に不利なはずですが、スペックは山専ボトルの上を行く数値を打ち出しています。

ドウシシャHEXARの保温能力テスト
ドウシシャHPより引用

また、測定条件は下記の通り。山専用ボトルとほぼ同じ文言ですね。かなり挑戦的とも言えそうです。

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【災害時の電力】200Wソーラーパネルで使える電気製品は?

災害時の停電にどこまで耐えられるか?

私のハイエースは、通常はレジャーに使っていますが災害のときにシェルター代わりに使うことも意識して手を加えてきました。昨今は日本国内においても甚大な被害をもたらす災害が毎年発生しており、もはや絶対に安全な場所はどこにも無いという状況です。
電気や水道が長期間止まる事例も発生しており、わたしもなるべく多くの電力がまかなえるようハイエースの充電能力のアップを行ってきました。
しかし、燃料が手に入らず電気も止まったとなると、最後はソーラーパネルですべてをまかなわなくてはいけません。一体全体、私のハイエースに取り付けた200Wソーラーパネルだけでどの程度電気製品を使うことができるのでしょうか。

発電量と消費量の収支を知りたい

そこで、この秋、只見線を撮影するために福島県/新潟県に一週間ほど滞在した際、下記のデータを測定して発電される電力と消費される電力の内訳がどうなっているかを調べました。

  1. ソーラーパネルからバッテリーに充電される電力の積算値
  2. 走行充電装置からバッテリーに充電される電力の積算値
  3. バッテリーの電圧
  4. 毎日の天候(晴れか、曇か、雨か?)

収集したデータ一覧

主として朝起きたときと夜寝る前にバッテリーの電圧充電された電力の積算値を記録、これをもとに、充電された電力を計算しました。

車中泊旅行における充電量と消費電力データ一覧
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驚異の音声認識ソフトOtterで英語ニュースのスクリプトを作る

mp3など音声ファイルもテキスト化できる

スマホアプリOtterの音声認識精度が素晴らしい、という記事を見て、早速インストールしてみました。

このアプリはPCでも使えるのですが、Google音声認識は(わたしが知る限り)マイクからの音声にのみ対応しているのに対し、このOttermp3などの音声ファイルのテキスト化にも対応しています

以前、PC上でマイクに英語ニュースを聴かせ、グーグルの音声認識でテキスト化を試みたことがあったのですが、何度やっても音声認識を開始してから1分かそこらで認識を停止してしまう上に認識精度も今ひとつでした。

今回はBBCニュースのポッドキャスト音声(mp3)をダウンロードし、PC版Otterでテキスト化してみました。

なお、使用した音声ファイルは残念ながら現在は聞くことができません。

BBC ホームページより引用
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カーナビタイムの音声案内が聞こえない!

もしかして俺だけ?

随分前からカーナビタイムの案内音声が聞こえないという症状に悩まされてきました。しかし、ネットを検索してもそんなことは話題にもなっていません。仕方なく自分なりにいろいろ試してみたのですが、さっぱり良くなりませんので、機器の相性だろうと考えて諦めていました。

それでも新しい道路の開通がすぐに案内に反映される魅力には抗しがたく、画面の表示だけで頑張って使っていたのでした。

具体的な症状

症状は時と場合によって変わります。

走行中の音声案内が

  • 「ポーン 200m先、右方向 東京方面です」と聞こえるべきところ、
  • 「ポーン 200m先 ・・・」で終わることもありますし、
  • 「ポーン」だけのこともあります。

どちらにしても音声だけではどう走ればよいのかが全くわかりません

わたしは音楽やポッドキャストをスマホで再生しながら走ることが多いのですが、再生アプリをいろいろ変えてみても、そして再生アプリを作動させていない時も症状は変わりません。

スマホとスピーカー類をブルートゥース接続しているときに起きやすく、接続する機器によっても症状が出やすいものと出にくいものがあります。

私が取り付けたカーオーディオは症状がひどく、「ポーン」だけのことが多々あります。

一方、JCVのネックスピーカーですと、かなり改善され、ほとんど症状がでなくなります。ただし、エンジン音がうるさいハイエースディーゼルの車内ではネックスピーカーの音が聞き取りづらいという別の問題があり、これが解決策とはなりませんでした。

また、スマホ単体でブルートゥース接続せずに使用した場合もカーオーディオに比べると症状は軽くなります。(しかし、この場合もエンジン音に比べてスピーカー音が小さいので、常用は難しい)

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EOS R は極寒で使い物になるのか?

OVERVIEW: You’ll find EOS R’s behavior in very cold weather.

今まで一番寒かった撮影は?

以前、会社の正月休みに北海道に撮影に行ったときのこと。釧網本線を撮影してオホーツクの「道の駅はなやか浜小清水」で車中泊をし、翌朝オホーツク海沿いで撮影をしましたが、私の記憶ではこのときが一番寒かった。

釧網本線の撮影を終え、網走の洗車コーナー(昔ながらの、ノズルを手で持って洗車するやつです)で車を洗ったら、「お湯が出ます」にも関わらず車に付いた水滴が直後に凍ってしまい、ドアミラーが見えなくなったこともあり、寒かったという印象が強烈でした。

この時の日付は2003年12月30日から31日です。この間の気温を気象庁のデータで調べてみました。

12月31日朝の撮影では、当時使っていたEOS 10Dは液晶の表示が緩慢になり、携帯電話(ガラケーですが)の液晶も表示がおかしくなっていました。また、EOS 10D バッテリーの寿命は非常に短かった記憶があります。

下記の写真を撮影したのは午前7時頃ですが、そのときはマイナス10℃くらいだったことになります。

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EOS RのAIサーボAFが思いのほか優秀だった

Overview: After the previous article, I tested EOS R Ai servo focus again, and be fully convinced that EOS R Ai servo is really excellent and useful.

以前の記事(【実機テスト】EOS Rで動く被写体にピントを合わせる)でEOS RのAIサーボAFの挙動についてご報告しました。

そのときの結論は、AIサーボAFがきちんと仕事をしているのか、いないのか、今ひとつよくわからない、というものでした。

今回改めて検証した結果、実はかなり優秀であることがわかりました。少なくとも動いている列車の撮影にはかなり役に立ちます

前回同様、列車の撮影でチェックしましたので、その結果をご覧ください。

結論

スピードの遅いローカル列車の場合、AIサーボによる対象の掴み、及びその後の合焦とも問題なく行える。

AIサーボAFで撮影した画像のAFフレーム合焦状況は対象が移動しても変化しない。(対象が移動しても、最初に合唱したAFフレームが赤く表示されたまま変わらない)

AIサーボの合焦状況

まっすぐ向かってくる列車を撮る

跨線橋の上からの撮影です。

縦方向のラージゾーンAFAIサーボAFで撮影しました。

列車が画面に入ります

遠景なので少々かすんでいますが、等倍表示でご覧いただくとこの時点でピントは列車正面にほぼ合っていることがわかります。

赤く表示されているのが合焦しているAFフレーム、黒く表示されているのが合焦していないAFフレームです。

EOS R AIサーボAF テスト

列車正面等倍表示

EOS R AIサーボAF テスト
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学芸会の撮影にEOS Rが最強である3つの理由

Overview: Canon EOS R is very easy to take photos of kids on dark stage. Additionally, it’s user friendly AF system is very helpful to get very accurate focusing on the aimed spot.

先日娘の小学校で学芸会があり、写真と動画を撮影してきました。昨年はEOS 1Dmk4を使いましたが、今回はEOS Rを使って撮影しました。EOS 1Dmk4でも十分満足だったのですが、EOS Rではそれを上回る品質の画像を撮影することができました。今回は、学芸会などの撮影においてEOS Rのどこが優れているのかをご説明します。

Fvモードが便利

EOS Rシャッター速度絞りISO感度をカメラ任せにできるFvモード(フレキシブルAEモード)を備えています。今回は、EOS RFvモードを使って娘の学芸会を撮影しました。

Fvモードとは?

フレキシブルAEモード(キヤノンホームページより転載)

EOS Rに初めて搭載された撮影モードで、シャッター速度絞りISO感度をすべてカメラ任せにすることもできますし、このうちのどれか一つを好きな値に設定し、それ以外をカメラ任せにすることもできます。

ISO感度の上限を12800、下限を100(いずれも購入時の設定)にして、 シャッター速度を1/100で固定した場合のおおよその傾向としては、

  • 光量が十分あるときはISO感度は100にほぼ固定され、絞りが絞られます。
  • 光量が減ると、絞りが開放されます。
  • 絞り開放でさらに光量が減ると、今度はISO感度が上がっていきます。

すなわち、基本的に絞りを開放する前にISO感度が上がることはないようです。

従って、シャッター速度を固定した上でなるべく絞りを開けたい、というときはFvモードで使う最低ISO感度を400など、やや大きめの値に設定するしかないと思われます。現時点ではISO感度と絞りのどちら優先する方を選ぶ、といった設定はできません。

Fvモードのメリット

学芸会の撮影で一番避けたいのはシャッター速度不足による被写体ブレです。(もちろん手ぶれも困りますが、こちらは手ぶれ補正である程度は解消できます)

Fvモードなら、シャッター速度を必要な値に固定しておけばあとはひたすらシャッターを切るだけ。失敗の可能性は格段に下がります。万が一ISO感度と絞りだけでは必要なシャッター速度が確保できない状態になると、ファインダー内の表示が点滅するのですぐにわかります。

ピント合わせが正確

EOS Rは、デュアルピクセルCMOS AFによる正確で高速なAFを謳っていますが、ピントのシャープさは二昔前のプロ機、EOS 1Dmk4に引けを取りません。(少なくとも動かない被写体の場合は。)

後述のオートフォーカスフレーム位置の変更が非常に使いやすいことと相まって、EOS 1Dmk4よりも遙かに手軽にピントぴったりの写真を量産することが可能です。

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【災害時の生活用水確保】雨水タンク自作における3つのポイントとは

Overview: Now it’s difficult to find the place safe from natural disaster. So I installed water tank system which can collect and reserve rain water to provide water in case.

西日本豪雨、台風24号、北海道胆振地震と、今年は災害が多発。もはや日本に安全な場所はないとまで言われています。そして、災害時は長期間の断水も覚悟する必要があります。その場合、飲料水は保存水の備蓄と給水車でまかなうとしても、掃除、洗濯などに使う生活用水は別途確保する必要があります。

拙宅の場合、

近くの川から汲んでくる

家に降った雨水を貯める

といったあたりが有力な選択肢となります。

今回、雨どいに集水器を取り付けてタンクに水を貯めることができるようにしました。部品、機材の選択作業内容、そして押さえるべきポイントについてご説明します。

おことわり

  • こういったものを設置することで住居のメーカー保証がどうなるのか、ということについては調査しておりません。この記事を参考に水タンクを設置される方は、ハウスメーカーに保証について問い合わせた方がよいかもしれません。
  • 記事に記載した方法で現時点では問題は発生しておりませんが、今後とも問題がないかどうかは保証できません。何かあれば随時書き足しますので、ご覧ただくようお願いします。
  • 2021/01/10追記
    現在も雨どいから雨水をタンクに貯めることは問題なくできています。また、2年ほど放置してあってタンク下部からの水抜きもしていなかったのですが、ずっと滞留していたはずのタンク内の水は腐敗していませんでした。
    但し、水に混じった砂埃を濾過するには、タンクドレン穴から水が抜けるようにした方が良いです。これらについては続編の下記記事をご参照ください。

概要

拙宅は4年前に建てた一条工務店のアイスマートです。

今回設置したのは、屋根に降った雨を下水に流す雨樋縦パイプに集水器を取り付けて分岐させ、雨樋縦パイプを流れる水の一部をホースに取り分けて水タンクに流し込み、貯水するという装置(?)です。

水をタンクからくみ出すためにポンプも購入しましたが、今回はテストしていません。別途報告します。

一条アイスマートに雨どい集水器とタンク設置
設備概要

部品/機材選定

雨水タンク

洗濯機は1回の洗いとすすぎで100リットルくらいの水が必要なので、少なくとも300リットルは欲しいと思っていたのですが、設置スペースとの関係もあるのでむやみに大きくはできません。

当初は玄関先に置こうとしていたのですが、真っ黒な丸い水タンクは見栄えがよろしくないため庭の隅に変更。そうなるとスペースの関係でタンクの直径は80センチ弱が目一杯となり、スイコークリーンタンク200リットルを置くのが限界ということになりました。

一条アイスマートに雨どい集水器とタンク設置
スイコークリーンタンク(メーカーHPより転載)
一条アイスマートに雨どい集水器とタンク設置
スイコークリーンタンク200図面(メーカーHPより転載)

集水器

広く市販されている集水器は下記のようなものがありました。

カクダイ雨水取り出し継ぎ手

一条アイスマートに雨どい集水器とタンク設置
カクダイ雨水取り出し継ぎ手(メーカーHPより転載)
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【実機テスト】EOS Rで動く被写体にピントを合わせる

Overview: Analyze the photos of trains I took with EOS R to clarify the ability of EOS R AI servo AF system.

EOS RのAIサーボは使い物になるのか?

わたしはスナップ写真以外ですと鉄道の写真をよく撮るので、カメラの性能の中では連写性能動体追尾AF(キヤノンですとAIサーボAFですね)の性能を重視してきました。

最近は歳を取って枯れてきたせいか走る列車を正面からアップで捉える、といったアグレッシブな撮り方はしなくなりました。従って、動体追尾の重要性も以前に比べると若干下がりはしたのですが、相変わらず重要なポイントの一つです。

EOS Rは、動くものを捉える能力が低いのではないかという噂もありましたが、今使っているEOS 1D-MKⅣに比べてフルサイズ、かつ画素数が約二倍になる、という魅力には抗しがたく、AFが駄目ならROS Rは置きピン専用機になっても良し、という覚悟で購入しました。

列車の撮影でオートフォーカスの性能をチェック

マップカメラに予約を入れていたEOS Rは、発売日当日の10月25日に宅配便で届きましたので、早速これを持って小海線の撮影に出掛けました。10月27日に出発し、28、29日と撮影をしました。

最初はEOS 1D-MKⅣをメインにちょこっと試すだけのつもりだったのですが、この10年間のカメラの進歩は素晴らしく、EOS Rがあまりに使いやすいため、後半になるとEOS Rばかり使っていました。

とは言っても、EOS Rの画質をろくにチェックせずに出掛けたため、自宅に戻って画像をチェックするまではちゃんと撮れているかどうか心配でした。

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