北海道観光ふりーぱすを使うなら新日本海フェリーか 太平洋フェリーか?(終了しました)

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目次

北海道観光ふりーぱすとは?

北海道観光ふりーぱすは、NEXCO東日本の企画商品で北海道の高速道路が定額乗り放題となります。これにフェリー各社が協賛する形でフェリーの割引料金( フェリー特別割引 )を設定しています。
この フェリー特別割引 については、NEXCO東日本のHPにある下記の図版がわかりやすくまとまっています。

フェリー特別割引概要

NEXCO東日本HPより引用

本稿では新日本海フェリーと太平洋フェリーのみを取り上げます。
両社の違いは下記図版でおおよそおわかりいただけると思いますが、以下にその詳細についてご説明します。

新日本海フェリー フェリー特別割引条件
太平洋フェリー フェリー特別割引条件

三種類から選べる

北海道観光ふりーぱすには下記の三種類があり、フェリー限定プランはフェリーを利用して北海道に行く方のみ利用可能です。また、週末プランとゆったりプランはフェリーを利用しなくても購入可能です。これら三種類のいずれかを購入するとフェリー特別割引を受けることができます

週末プラン

週末連続3日間利用可能(すべての金、土、日、月と、一部の火曜日、水曜日が対象)

ゆったりプラン

連続した4~6日間利用可能。曜日の限定なし。

フェリー限定プラン

連続した7~14日間利用可能。曜日の限定なし。購入にはフェリーの利用が必要

それぞれのプランの高速乗り放題料金は下記のとおりです。フェリー会社によっては4月末から北海道観光ふりーぱすとの連携を始めていますが、新日本海フェリーと太平洋フェリーは9月1日乗船分からです。

北海道観光ふりーぱすの種類

フェリー特別割引運賃に必要な条件は?

両社に共通の条件

共通条件

NEXCO東日本HPより引用

新日本海フェリー

フェリー特別割引適用期間

2019年9月1日~11月5日乗船分

フェリー特別割引の条件

同じ旅客、同じ乗用車で新日本海フェリーを往復利用する
復路利用は往路利用日を1日目として14日以内に限る
フェリーの予約はインターネット予約のみ(窓口、電話、旅行会社は不可)
北海道観光ふりーぱすを購入すること(週末プラン、ゆったりプラン、フェリー限定プランのいずれでもOK)

対象車種

乗用車、3m未満~6m未満まで(4ナンバー、6m未満の8ナンバーキャンピングカーは対象、1ナンバーは対象外)
二輪車は対象外

受付期限

往路出港日の14日前までに申し込む

割引額

復路の乗用車航送料が11%引き

太平洋フェリー

フェリー特別割引適用期間

2019年9月1日~11月5日乗船分

フェリー特別割引の条件

往復利用が必須(明示されていませんが、同じ旅客、同じ車両での利用が必須であると思われます)
復路利用は往路利用日を1日目として15日以内に限る
電話予約のみ
北海道観光ふりーぱすを購入すること(週末プラン、ゆったりプラン、フェリー限定プランのいずれでもOK)

対象車種

現時点では不明ですが、ネットで見つけた一昨年の条件を見ると対象は7m未満までの普通乗用車、及び7m未満の8ナンバーキャンピングカーとなっています。(こちらの記事です。)
なお、新日本海フェリーとは異なり、二輪車も割引の対象です。

受付期限

往路乗船時の2日前まで

割引額

復路の車両、旅客運賃が30%引き

まとめ

新日本海フェリーと太平洋フェリーで条件が異なるので、表にまとめてみました。

新日本海フェリーと太平洋フェリーの違い

条件を見るとほぼ全項目で太平洋フェリーが有利です。

具体的には、

二輪車も対象である
仮に一昨年と同様であれば、対象車種の全長が7m未満まで対象
割引率が高く、割引対象も広い
といったところで差をつけています。

一方の新日本海フェリーは、ドライバー差額も同乗者運賃も割引対象外ということで、実質的に往復割引程度(もしくはそれ以下)の割引条件となっています。

以上、読んでくださりありがとうございます。

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