Overview: After the previous article, I tested EOS R Ai servo focus again, and be fully convinced that EOS R Ai servo is really excellent and useful.
以前の記事(【実機テスト】EOS Rで動く被写体にピントを合わせる)でEOS RのAIサーボAFの挙動についてご報告しました。
そのときの結論は、AIサーボAFがきちんと仕事をしているのか、いないのか、今ひとつよくわからない、というものでした。
今回改めて検証した結果、実はかなり優秀であることがわかりました。少なくとも動いている列車の撮影にはかなり役に立ちます。
前回同様、列車の撮影でチェックしましたので、その結果をご覧ください。
目次
結論
スピードの遅いローカル列車の場合、AIサーボによる対象の掴み、及びその後の合焦とも問題なく行える。
AIサーボAFで撮影した画像のAFフレーム合焦状況は対象が移動しても変化しない。(対象が移動しても、最初に合唱したAFフレームが赤く表示されたまま変わらない)
AIサーボの合焦状況
まっすぐ向かってくる列車を撮る
跨線橋の上からの撮影です。
縦方向のラージゾーンAF、AIサーボAFで撮影しました。
列車が画面に入ります
遠景なので少々かすんでいますが、等倍表示でご覧いただくとこの時点でピントは列車正面にほぼ合っていることがわかります。
赤く表示されているのが合焦しているAFフレーム、黒く表示されているのが合焦していないAFフレームです。
列車正面等倍表示
近づいてきました。
AIサーボが列車にしっかり食いついて合焦し続けています。
列車正面等倍表示
さらに近づきます
うーん、惚れ惚れするくらいピントが合っています。
列車正面等倍表示
一番手前まで来ました
素晴らしいです。文句のつけようがない。
列車正面等倍表示
4枚目の撮影条件はこちら
結果
合焦はOK。
AFフレームの表示は列車が動いても最初のまま
画面を横切りながら近づいてくる列車を撮る
近づいてくる列車を線路脇から撮ります。
列車が画面に入る
この時点でピントがしっかり合いました
列車正面等倍表示
列車が近づいてきます
掴んだまま離しません。AIサーボがいい仕事をしています。
列車正面等倍表示
最接近
シャッター速度不足で画像が少々ぶれていますが、ピントはバッチリ。ぶれていなければ製造銘板が読み取れるでしょう
列車正面等倍表示
3枚目の撮影条件はこちら
結果
こちらもAIサーボでピントがバッチリあっています。
AFフレームの表示はこちらも変化なし
以上、読んでくださりありがとうございます。