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首が回る小型ライト
以前レビューを掲載した、ROFIS TR20の弟分です。こちらはさらにミニサイズで、手にすっぽり入るくらいの小ささです。
小型ですがTR20同様、発光部を回転させることができます。
本体が途中で斜めに切断されたようになっており、目一杯回すと90°傾きます。また、回転を途中で止めることで、0°~90°の間の好きな角度で傾けることも可能です。
以前レビューしたTR20も同様ですが、この、首を傾けるのにすごい力でひねらないといけません。壊れないかしら?と思うレベルの力が必要なので、ここはマイナスだと思います。(ひねっても防水を利かすにはそれなりのOリングなりを使わなくてはいけないのでしょうから、分からないではありませんが)
マグネットで床を照らす
TR10は、底面に脱着可能なマグネットが内蔵されているので、壁面にマグネットで取り付けて、先端を傾ければ停電時に上から部屋の下側を照らすことができます。
(散らかっていてすみません)
また、テントでは、天井のネットにTR10を置き、先端を90°傾けて下向きに突き出せば、テントの中を照らすことができます。
ストレートの懐中電灯ですとテントの中を照らすのに一手間必要ですが、本品ならとても簡単です。
手元から遠くまで明るく照らす
TR10は、明るさを6段階に調節できますが、それぞれの使い勝手は下記のとおりです。
1.moon夜の物置でもの探しができる明るさ
2.ultra-low テントの上に設置して、談笑ができる明るさ、夜道を歩ける明るさ
3.low テントの上に設置して、読書ができる明るさ、夜道を気兼ねなく歩ける明るさ
4.medium テントの上に設置して、余裕で読書ができる明るさ
5.high とても明るい
6.turbo これも、とても明るいですが、high と比べてめちゃくちゃ明るいわけではありません。
(なお、現状の流通品は、明るさが5段階になっている模様ですが、詳細は不明です)
長時間照射が可能
それぞれの明るさにおける電池の持ち時間は、CR123(充電できないタイプのリチウムイオン電池)で、下記の通りです。
なお、充電式のRCR123またはRCR123A、16340電池では、容量が小さいためこれよりも時間が短くなります。
1.moon 160時間
2.ultra-low 60時間
3.low 3時間
4.medium 1.3時間
5.high 2+72分(過熱防止のため、highで2分点灯後、mediumに切り替わります)
6.turbo 4.3+66分(過熱防止のため、turboで4.3分点灯後、mediumに切り替わります)
highよりもturboの点灯時間が長い、というのがちょっと解せませんが…。
使い方概略
1.スイッチを押すと点灯
2.その状態でもう一度スイッチを押し、1秒以上ホールドすると、一段回明るくなる。
3.2項を繰り返して、好みの明るさまで持っていったらそのまま使用する。
4.消灯状態でスイッチを押して1秒以上ホールドすると、ムーンモードで点灯する。
5.消灯状態でスイッチを押して3秒以上ホールドすると、ムーンモードを経てロックアウトモードになり、スイッチを押してもライトが反応しなくなる。
6.このロックアウトモードで、スイッチを押して3秒以上ホールドすると、ロックアウトモードが解除される。
7.どの状態からでも、スイッチを三回早押しすると、ストロボモードになり、ライトが点滅を繰り返す。
8.ストロボモードでスイッチを押して1秒以上ホールドすると、SOSモード、ビーコンモード、ストロボモードの順でモードが変化する。
以上、読んでいただき、ありがとうございます。