夏・秋の大糸線
大糸線は、アルプスの威容をバックに撮影できるので、雪山バックの鉄道写真を撮るのに最適な路線です。南小谷から北のJR西日本エリアは2010年3月まで国鉄色のキハ52が走っていて人気でしたが、キハ120に変わってからの写真はネットでもあまり見かけませんね。(わたしもあれは全く好みではありません。ついでに、キハ187も。)
キハ52と合わせて、スーパーあずさのE351が好きだったのですが、最近は大糸線には来なくなってしまったようです。(実は居住地が変わった関係でわたしも最近は大糸線に行っていませんので、情報に疎くなっていますが。)
雪山の威容
大糸線は、もっぱら冬に来ることが多く、夏、秋には数えるほどしか来ていないので、今回は写真少なめです。
わたしは登山はしませんが、雪をかぶった山肌へのあこがれが強く、雪山バックの写真は大好きです。初夏の新緑の写真でも、後ろに雪山が控えていると写真がぐっと引き締まると申しましょうか、個人的には写真がアップグレードしたような気分です。
(新潟県糸魚川市山本、2007年6月撮影)
雪山を写真に入れることはそう難しくはないのですが、くっきりとした青空にコントラスト鮮やかな山肌がそびえる、という理想的な写真を取るのは難しいです。この写真は、雪山は見えているのですが空の青さがちょっと足りませんね。
(長野県北安曇郡小谷村中小谷丙、2007年6月撮影)
秘境の風合い
大糸線、特に非電化区間は険しい山に囲まれた谷底や谷底や谷の縁にそって走っているので、人工物をなるべく隠して秘境っぽい写真を撮ることも可能です。(この写真は道路がちょっと見えてしまっていますが)
(長野県北安曇郡小谷村北小谷、2007年6月撮影)
2007年が大糸線50周年でした。わたしは記念のヘッドマークなどはあまり好きではないのですが、知らずに行ったらキハ52は「50週年」のヘッドマークを付けており、ちょっとがっかり。まあしかし、60週年の前にキハ52は廃止されたので、これはこれで撮っておいて良かったです。
(根知駅、2007年6月撮影)
こちらは、懐かしの越美北線色。過去の写真を調べたところ、わたしは国鉄色のキハ52では稲刈り風景は撮影していませんでした。残念。
(長野県北安曇郡小谷村、2003年9月撮影)
こちらは電化区間です。
(長野県北安曇郡小谷村、2003年9月撮影)
以上、読んでくださり、ありがとうございます。
これらの撮影地への行き方をまとめたこちらの記事もご覧ください。