500円のカーナビタイムと無料のヤフーカーナビ どちらを選ぶべきか?

無料ながらなかなかの性能を備えていると評判のヤフーカーナビ。あわよくばカーナビタイムから乗り換えようと考え、今回広島県から兵庫県まで約200キロ、5時間ほどの行程を移動する際に使ってみました。経路はずっと下道で、最後に有料のバイパスを使いました。

結論から申し上げると、使い勝手はカーナビタイムに遜色ないものでしたが私にとっては許容できない問題があり、乗り換えは難しいということがわかりました。

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知っておきたいカーナビタイムのおせっかい機能

ヤフーカーナビを試してみようと思いつつ、面倒でいまだにカーナビタイム一筋です。しかし、決して手放しで満足はしていません。今回は、以前の記事を書いて以降に気づいた新たな「」をご紹介します。これを知っておくとカーナビタイムが使いやすくなると思います。

目的地を過ぎても教えてくれない

以前使っていたカーナビは、ナビが設定したルートを外れると、「ルートを外れています」と一言注意され、その上でカーナビがルートを検索し直すようになっていました。従って、カーナビが指示する転回場所まで到着する前に適当な場所を探してUターンして余分な走行を減らすことができました。

ところがカーナビタイムはこういった指摘はしてくれません。無言でルートを検索し直して案内してくれます。なんだ、別に問題ないじゃない、と思われるかもしれませんが、このあとカーナビタイムは自分が転回可能だと考えている場所まで案内してくれることになります。大抵は、交差点を折れて走っていた主要道から逸れ、もう二回くらい角を曲がって元の道に入るのですが、このために結構な距離を余分に走らされるのです。特に交差点のない田舎道ではこの余分な距離が長くなり、これは逆に走っていないか?と思っていたらUターンのために3キロ、4キロ走らされていた、ということも。

もしも「ルートを外れています」と一言言ってくれていればコンビニの駐車場などUターン可能な場所を自分で見つけて余分な走行を回避できるのに。

そして、これの拡大版とも言えそうな下記の機能が曲者です。

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ドウシシャHEXARはサーモス山専用ボトルに勝てるか?

先日、アマゾンVineプログラムでサーモス山専用ボトルの対抗馬的位置づけにある高性能水筒、ドウシシャHEXARを入手しました。そこで、今回はこの両者の比較をしてみたいと思います。一番気になるのは、どちらの保温性能が優れているかということですが、合わせて使い勝手などもチェックしていきます。
なお、例によって本記事は無料で入手した商品をもとに書いていますが、あくまで私が勝手に書いているもので、アマゾンやドウシシャとのタイアップ記事ではありません。よって、記載内容もあくまで私の個人的見解であり、アマゾンやドウシシャは一切関係ありません。

なお、わたしがHEXARとの比較で使用している山専用ボトルはこの秋に登場したFX-901ではなく旧モデルのFX-900です。(メーカー記載の保温性能スペックは同じです。)

スペックの比較

無敵の山専用ボトル

山専用ボトル 0.9リットルの性能は、下記の通りです。山頂でカップラーメンが食べられる、と言われるだけのことはありますね。そして、以前の記事でわたしが(あくまで個人的に)行ったテストでは、室温25℃で12時間冷蔵庫の冷凍室(約-20℃)でも6時間の間80℃以上をキープできています。実際、冬の北海道では、前日の夜に熱湯を入れておくと、翌朝適温のインスタントコーヒーを飲むことが可能なので助かっています。

サーモスHPより引用

そして、この数字のもととなった条件がこちら。

サーモスHPより引用

山専用ボトル以上のスペックを謳うHEXAR

山専用ボトルfx-901の0.9リットルに比べて内容量が0.8リットルと少なく、形も細長いHEXARは保温性能的に不利なはずですが、スペックは山専ボトルの上を行く数値を打ち出しています。

ドウシシャHEXARの保温能力テスト
ドウシシャHPより引用

また、測定条件は下記の通り。山専用ボトルとほぼ同じ文言ですね。かなり挑戦的とも言えそうです。

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2019年12月版 只見線ダイヤグラム撮影地情報入り

2019年12月号のJTB時刻表を元に作成した只見線のダイヤグラムを掲載しましたので、撮影にお役立てください。ダイヤグラムは ダイヤ作成ソフト OuDia(http://take-okm.a.la9.jp/oudia/) を用いて作成しました。

ダイヤグラムは、5:00から20:00の間のみとなっています。また、10月版同様、只見紅葉満喫号、及び風っ子只見紅葉号のダイヤも青の破線で載せてあります。(今後も臨時列車がこのスジで運転される可能性が高いと思われるため。)

また、同様に旧田子倉駅の位置も記載してあります。(積雪のためにそろそろ行けなくなるかもしれませんが)旧田子倉駅付近の撮影にお役立てください。只見-大白川間でダイヤの線が若干歪んでいますが、只見駅、及び大白川駅の発着時刻は間違っていませんのでご安心ください。

なお、撮影地の番号は下記の二つの記事をご参照ください。


おことわり

データの正確性には万全を期していますが、万が一間違っていた場合は何卒ご容赦ください。今回追加した撮影地情報は、概ね駅からの距離に応じて配置したつもりですが、只見線が駅間が長いため多少のズレはご容赦ください。
データの見直しは随時実施する予定ですが、最新のダイヤ改正が反映されていない可能性もありますので必ずデータの改定状況を確認ください
また、今回ヘッダーの修正を忘れていたので10月版同様のヘッダーとなってしまいました。すみません。

撮影地情報の見方

今回は、絶景撮影地ガイドで紹介している撮影地の位置と、撮影に適した列車の進行方向に関する情報を追加しました。詳細は下記をご参照ください。

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2019年12月版 山口線ダイヤグラム撮影地情報入り

2019年12月号のJTB時刻表を元に作成したやまぐち号のダイヤグラムを掲載しましたので、やまぐち号の撮影にお役立てください。ダイヤグラムは ダイヤ作成ソフト OuDia を用いて作成しました。
ダイヤは10月と比べてほとんど変わっていません。そして、時刻表に記載された運転日は12月22日のみですので、このダイヤが役に立つのはこの日だけ のはずです。

2019/12/09追記
2020年1月1日~3日も運転されるようですね。こちらの空席情報に記載があり、こちらの時刻表でも確認できました。(JR西日本からの告知文書は見つかりませんでしたが)
本記事に掲載した12月版のやまぐち号ダイヤは通常のものと微妙に(一部の駅でほんの数分)異なっていますが、撮影に影響のあるレベルではないのでどちらを使っていただいても問題ないと思います。

10月版同様、勝手ながら始発駅の発車時刻が18:00を過ぎる列車は省略してあります。また、ダイヤグラムは、やまぐち号を除く臨時列車は破線で記載しています。

今回は、ダイヤグラム上に撮影地の位置上り下りどちらの撮影に適しているかを矢印で示してあります。撮影地の位置はカッコつき数字で示し、このカッコつき数字は撮影地の見出しに追加したカッコつき数字に相当します。(なお、撮影に適した列車の方向は、あくまでSLを撮影する場合です)
カッコつき数字が書いてある位置は、おおよそ撮影地から撮影できる列車の位置に配置したつもりです。(多少のズレはご容赦を)
なお、今回は駅の配置を反転したもののみ作成しました。

なお、撮影地の番号は、下記の二つの記事をご参照ください。


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DCDCコンバーターによる充電能力アップは失敗

DCDCコンバーターでバッテリーの充電を試みるが…

以前の記事でハイエースのオルタネーターにDCDCコンバーターをつなげて12V直流を36V直流に変換、これをソーラーパネル用のチャージコントローラーに供給してバッテリーを充電しようというところまでご紹介しました。
この図でいうと、赤枠で囲んだDCDCコンバーターを追加し、ソーラーパネルに代わってここから供給した電気をチャージコントローラーに送ってチャージコントローラー(青枠)からバッテリーを充電しようという目論見です。

ハイエースソーラーシステムの能力アップ

がしかし、結局のところ取り出した12Vの電流をチャージコントローラーが作動する36Vまで昇圧することはできませんでした

使用したDCDCコンバーターはこれ

アマゾンHPより引用

DC8V-60Vの入力を10V-120Vに変換可能、出力も900Wを謳っています。わたしは150Wも出れば御の字なので、これを試してみました。この価格では国産の類似品は見当たりません。(国産だと価格の桁が違ってきます)
また、これ以外の中国系メーカーのものは☆が一つ、二つといった低評価なので怖くて手が出せません。

テストしてみる

商品説明では電圧は120Vまで上がることになっていますが、きちんとした仕様書があるわけではありません。取説もいかにも中国語を機械翻訳したようなわけのわからない英語が書いてあります。このお値段なので能書き通りに動くとは全く考えていませんでしたが…

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【災害時の電力】200Wソーラーパネルで使える電気製品は?

災害時の停電にどこまで耐えられるか?

私のハイエースは、通常はレジャーに使っていますが災害のときにシェルター代わりに使うことも意識して手を加えてきました。昨今は日本国内においても甚大な被害をもたらす災害が毎年発生しており、もはや絶対に安全な場所はどこにも無いという状況です。
電気や水道が長期間止まる事例も発生しており、わたしもなるべく多くの電力がまかなえるようハイエースの充電能力のアップを行ってきました。
しかし、燃料が手に入らず電気も止まったとなると、最後はソーラーパネルですべてをまかなわなくてはいけません。一体全体、私のハイエースに取り付けた200Wソーラーパネルだけでどの程度電気製品を使うことができるのでしょうか。

発電量と消費量の収支を知りたい

そこで、この秋、只見線を撮影するために福島県/新潟県に一週間ほど滞在した際、下記のデータを測定して発電される電力と消費される電力の内訳がどうなっているかを調べました。

  1. ソーラーパネルからバッテリーに充電される電力の積算値
  2. 走行充電装置からバッテリーに充電される電力の積算値
  3. バッテリーの電圧
  4. 毎日の天候(晴れか、曇か、雨か?)

収集したデータ一覧

主として朝起きたときと夜寝る前にバッテリーの電圧充電された電力の積算値を記録、これをもとに、充電された電力を計算しました。

車中泊旅行における充電量と消費電力データ一覧
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2019年10月版 只見線ダイヤグラム

山口線のダイヤグラムに続き、2019年10月号のJTB時刻表を元に作成した只見線のダイヤグラムを掲載しましたので、撮影にお役立てください。ダイヤグラムは ダイヤ作成ソフト OuZDia(http://take-okm.a.la9.jp/oudia/) を用いて作成しました。

ダイヤグラムは、5:00から20:00の間のみとなっています。また、この秋に運転されるはずであった(しかし、実際には台風で運休となった)只見紅葉満喫号、及び風っ子只見紅葉号のダイヤも青の破線で載せてあります。(今も臨時列車がこのスジで運転される可能性が高いと思われるため。)

また、昔の列車の時刻を利用して旧田子倉駅の位置も記載してあります。旧田子倉駅付近の撮影にお役立てください。只見-大白川間でダイヤの線が若干歪んでいますが、只見駅、及び大白川駅の発着時刻は間違っていませんのでご安心ください。

田子倉駅が廃止、通過となって只見-大白川間の所要時間が減少したためと思われますが、当方のミスの原因となるためあえて修正していません。

おことわり

データの正確性には万全を期していますが、万が一間違っていた場合は何卒ご容赦ください。

データの見直しは随時実施する予定ですが、最新のダイヤ改正が反映されていない可能性もありますので必ずデータの改定状況を確認ください

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【容量2倍で同価格】Terzo冷蔵庫は本当にお買い得か?

Terzoの冷蔵庫?

先日アマゾンのVineプログラムでTerzoの車載冷蔵庫を入手しましたので、こいつの性能についてレポートします。
商品は無料で入手しましたがこの記事はわたしが勝手に書いたもので、TerzoもしくはAmazonとのタイアップではありません
この冷蔵庫、価格は約3万円なので私が愛用しているエンゲルと同等ですが、容量はエンゲル14リットルに対して倍の30リットルもあります。おまけに庫内の温度をデジタルで設定でき、庫内温度の表示も付いています。        

価格の割にとても魅力的な製品ですが、エンゲル愛用者としては性能ではエンゲル並のわけがない(もしくはエンゲル並みであってほしくない)という複雑な思いをいだきつつ両者を比較してみることにしました。

こちらは私が愛用しているエンゲルの冷蔵庫です。

なお、ここに記載したテストは2019年10月上旬に実施しました。当時は残暑が厳しかったため、室温も27℃前後あり、冷却テストもそのあたりの温度から始まっています。

使い勝手

使い勝手は設計の新しいTerzoの圧勝です。

スイッチ

エンゲルの冷蔵庫(以降、エンゲル と呼びます)は、スイッチが本体の下の方に配置されているため操作性が良くありません。他のものと一緒にハイエースの床の上に並べてあったりすると、他のものを動かしてスイッチの周囲を空けてやらなくてはなりません。

ところが、Terzoはボタンも表示も本体上面に配置されているので操作性抜群。おまけに庫内温度の設定は、ディスプレイの表示をスイッチで上下させる方式なので直感的にわかりやすいです。

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【2019年11月現在】只見線不通区間(会津川口-只見)の現状

今回(2019/10末-11初)の撮影では福島県側と新潟側を三回(つまり1.5往復)行き来しました。その時に、2011年の豪雨で現在も運休中の区間の状況を見てきました。列車が走っていたときの写真と合わせてご覧頂きます。なお、この区間は2021年度中の開通を目指して現在工事中です。

第五只見川橋梁(会津川口-本名)

以前の写真

ここは、国道252号前の路肩から撮影でき、許容人数も多いのでSL運転のときは追っかけての撮影が可能でした。

只見線不通区間の現状

2008年11月上旬 11:56撮影 只見方面行き

現在の写真

レッカーが設置されて工事が行われています。これだけの高さのレッカーを使うということは、橋をかけかえるのでしょうか。

只見線不通区間の現状

レッカーのあたりをズームアップ

只見線不通区間の現状

なお、レッカーが設置されている側は工事現場となっているので現在は立入禁止です。よって線路を見下ろした写真は撮影できませんでした。

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