只見線絶景撮影地15選+2(新潟県側)

やっと新潟県側にも来ることができました

以前から只見線の新潟県側にも行ってみたいと思っていたのですが、福島県側で力尽きて新潟県側は素通りするのが常でした。そこで、今回はくじけることが無いよう余裕を持った日程を計画しました。

さすがに福島県側のような超絶景は見当たりませんが、それでも秋の紅葉はさすが只見線と思わせてくれる素晴らしさでした。

ただし、只見線が新潟県側のトンネルを出てから大白川駅を過ぎるあたりまでは川と並走して谷の中を走っていますので、晴れていても視界全体が綺麗に照らされる時間は少ないです。おまけに福島県側よりも更に運行本数が少ない(撮影可能なのは2往復+α)ため、光線状態に合わせて撮影時間帯を選ぶこともできません。従って、今回の撮影では光線状態の予想が間違っていたために綺麗に取れないケースがありました。本記事では、そういった情報も含めてご紹介したいと思います。

福島県側同様、下記要領で絶景度とお手軽度も記載しました。

絶景度

1 並
2 絶景です
3 超絶景です →残念ながら今回の記事では登場しません

お手軽度(車利用を前提としています)

1 かなり難あり (道がとてもわかりにくい、遠い、など)
2 少々難あり (細道あり、道がややわかりにくい、など)
3 問題なく行けます →新潟県側はすべてこれです

列車の進行方向について

現在会津川口―只見間が不通となっていますが、便宜上只見-小出間を走る只見方面行きを会津若松方面行きと表記いたします。(会津若松―会津川口間と表記を統一するため)

2021/02/19追記

2021年2月中旬に訪問して撮影した雪景色の写真を追加しました。前回訪問時に走っていたキハ40系は昨年3月で引退し、現在は小海線と同じキハ110系が走っています。

2021/11/08追記

2021年10月末から11月初頭にかけて只見線と磐越西線の撮影に出掛けましたので、そのときに撮影した画像と撮影地を追加しました。

(17)只見-大白川1

絶景度

1 並

お手軽度

3 問題なく行けます

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只見線絶景撮影地2019年11月現在道順詳細

只見線撮影地の中で撮影地への道順が分かりづらい箇所について、こちらの記事に詳細を記載しました。

会津檜原-会津西方1(第一只見川橋梁)

ここはややこしくはないのですが、展望台が整備されて以前とは様変わりしているので、自分のおぼえも兼ねてそのあたりを書いておきます。

なお、この撮影地における作例、光線状態などはこちらの元記事をご参照ください。

看板

道の駅尾瀬街道みしま宿の、下記の位置にこの看板が出ています。

グーグルマップ

A地点

そして、この地図に示されたA地点はこちらです。(ここは撮影地への入り口であって、ここで絶景写真が撮れるわけではありません。実はわたしは何かあるのかと思ってあたりをしばらく見回してしまいました)

グーグルマップ

A地点の写真で赤い服を着た人が立っているあたりがB地点への分岐です。

B地点

B地点はこんな感じです。そんなに収容人数は多くないですね。

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只見線絶景撮影地16選(福島県側)

全面改訂の辞 2019/11

開通したら出かけようとは考えていたのですが、あと二年も待ちきれないのでこの秋に撮影に出かけてきました。今回はウェザーニュースを入念にチェックし、タイミングを計って出発したのですが、晴れの予報が曇りや雨になったり、はたまた曇りの予想が結局晴れてみたりと、天候の変化に振り回されました。

今回の結果をもとに、前回の記事に記載した撮影地も含めて内容を全面的に改定しました。また、新潟県側の撮影地も回りましたので、記事が長大になりすぎないよう構成を下記のようにしました。

  1. 福島県側撮影地(本記事)
  2. 新潟県側撮影地 (公開しました)
  3. 不通区間の撮影地(公開しました)
  4. 行きづらい撮影地へのルート詳細 (公開しました)
  5. おまけ 只見線ダイヤグラム(公開しました⇛2020年11月版を追加しました)



また、本記事では各撮影地について、私の独断絶景度お手軽度を記載しました。いずれも数字が大きいほど好ましい状態を表します。

絶景度

1 並 →お時間があればどうぞ
2 絶景です →只見線に来たら是非行きたい撮影地
3 超絶景です →只見線に来たら見逃せない撮影地

お手軽度(車利用を前提としています)

1 かなり難あり (道がとてもわかりにくい、遠い、など) →事前に十分な調査をしてから行きましょう
2 少々難あり (細道あり、道がややわかりにくい、など) →油断せず行きましょう
3 問題なく行けます

列車の進行方向について

現在会津川口―只見間が不通となっていますが、便宜上会津若松ー会津川口間を走る会津川口方面行きを小出方面行きと表記いたします。(只見―小出間と表記を統一するため)

列車の撮影時期について

以前撮影のもの(2005年~2010年頃)は、撮影年も記載しました。今回のものは撮影年は記載していません。(今後追加する場合も記載しません)

撮影地・画像追加 2021/11/07

今年は春先に呉線、大井川鉄道本線に撮影に行きましたが、その後新型コロナの患者数が再び増加し、緊急事態宣言が再度発令となったため撮影には行かず専ら自宅にこもっていました。

9月に入ってやっとワクチンの予約を取って接種することができたのと、10月以降患者数が一気に減少に転じたことで久しぶりに秋の只見線に撮影に出掛けました。10月末だったので紅葉にはやや早かったかも知れませんが、人出は少なく快適に撮影できました。コロナが発生してからは人の居ない場所ばかり回っていたのでもはや二時間前から場所取り、人混みをかき分けて撮影、なんてことをやる元気もなく、只見線新潟側、磐越西線と合わせ、人の少ない撮影地をチマチマと回ってきました。(SLが走らない日の磐越西線があんなに空いているのにびっくりしました)

!注意! 撮影地へのアクセスについて(2021/11/07追記)

画像が追加されておらず、なおかつ記事に追記がない撮影地へのアクセスは元記事作成時(2019年11月)以降再確認しておりませんのでご注意ください。確認状況については個々の記事のお手軽度の欄に追記してあります。

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【鉄道走行音】 三江線 三次→石見川本

2020/04/13追記

認証手続きをしないと15分以上の動画をアップできないということを今まで知りませんでした。すみません。認証をしてアップロード成功。
リンク先をユーチューブに変更しました。

新企画

しばらく休んでいた鉄道写真の撮影を始めたのは一昨年ですが、それより前の数年、各地で鉄道の走行音を録音することに熱中していました。いずれは皆さんに聴いていただきたいと思っていたのですが、You Tubeにアップしようとして失敗し、しばらく放置していました。

その後、ファイルの圧縮を色々と試し、モノラル化した上で1時間あたり25MB程度に圧縮してもさほど音質が劣化しないことがわかりましたので、You Tubeではなくグーグルドライブにアップすることにしました。

しかし、そもそもこういった需要があるのかどうかもわかりませんので、今後どうするかはこの記事のアクセス状況を見てから考えたいと思います。

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知らないうちに嵌ったNASの落とし穴からの脱出

一筋縄では行かないNASによるバックアップ

鉄壁のバックアップ体制を築くべく、今年の3月に大枚はたいてSynologyのNASを購入しました。4ベイの中級クラスの製品です。

アマゾンHPより引用


早く使いこなしてこれに関する記事をアップしたかったのですが、ずーっとスッキリしない状態が続き、その原因を見つけて問題点を解決するまでに半年ほどかかってしまいました。
SynologyのNASは多機能で信頼性も高い素晴らしい製品なのですが、多機能故に使いこなしがかなり難しいのも事実。巷では(Synology に限らず)NASを買えば安全確実なバックアップ体制が築けると語られることもありますが、油断は禁物。
なまじバックアップについて詳しいと自負しているような半可通(=わたしのことですが)はドツボにハマりやすいと思います。この記事では、わたしが経験したトラブルの内容と原因についてご紹介します。

トラブル発生の経緯

NASは色々と難しそうなので、導入時からアプリのインストールや設定の変更などをすべて記録していましたが、今回のトラブル解決では、以前のどの操作が悪かったのかを調べるのにこの記録がとても役立ちました。

変更したファイルがもとに戻っている

今回のトラブル発生に気づいたのは、他ならぬそのNASへの操作を記録したエクセルファイルでした。
以前修正したはずなのに、次にファイルを開いたら、それがもとに戻っている気がしたのです。そこでわたしが愛用している検索ソフトEverithingでNASのネットワークドライブも合わせて検索したところ、Dドライブの原本とSynologyのNASによるネットワークドライブを割り当てたSドライブのバックアップ各1個が存在すべきところ、加えてさらに3つのバージョンが存在していました。しかも、作成日が全部違っています!この検索結果を見て、ちょっとくらくらしてしまいました。(なお、調べてみると、ファイルがコピーされたものである場合、「作成日時」はファイルがコピーされた日付になるとのこと。よって、この場合に重要なのは「更新日時」の方だったので若干安心したのでした。)

知らない間にファイルのバージョンが増えている
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Amazonプライムの自動更新設定を解除いたしました!

先程

こんなメールが来ていました。

別にやましい所はないつもりですが、何かあったかとちょっとドキリとしました。しかも、72時間たつとアカウントの利用制限をすると。
一体何事でしょうか?

と思いつつメールをよく見ると、私のメールアドレスがニフティの古いアドレスになっています。(左上、黄色の矢印)

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【北海道から】エンゲル冷蔵庫で冷凍ジンギスカンを自宅まで持ち帰る

以前の記事でご紹介したとおり、エンゲルポータブル冷蔵庫 MD14F-D に加えて温蔵庫機能の付いた MHD14F-D を追加で購入しました。

また、別記事にて冬場に冷凍肉を MD14F-D に入れて運んだことをご紹介しましたが、今回は冷蔵庫が2台になったので、一台に自宅用に買った冷凍ジンギスカン、もう一台に友人用に買ったロイズのチョコレートを入れて苫小牧から自宅まで輸送してみました。バッテリーさえ切れなければ問題はありません。フェリーに乗っている約21時間の間、充電なしで頑張ってくれるでしょうか。

苫小牧にて(1日目 23:00頃)

この日は2019年お盆の超繁忙期が終わって運賃が安くなった初日ということもあり、非常に混雑していました。出港が23:30、乗用車の乗船開始は23:15とアナウンスされていましたが、15分では乗用車の積み込みが完了せず出港が予定より若干遅れました。

乗船直前のバッテリー電圧はこちら。電圧。電流計が2個並んでいますが、上側がフェリー内で冷蔵庫2台を稼働させるバッテリー1で、電圧は25.92Vほぼ満タンです。

冷蔵庫は、1台が冷蔵(ダイヤルの目盛り=1)、もう一台が冷凍(ダイヤルの目盛り=5)にセット。いずれもバッテリー1からの給電で稼働させます。(わたしのハイエースでは、冷蔵庫を一台ずつバッテリー1,バッテリー2で稼働させる、という使い方はできません)

上がバッテリー1に繋がれた電圧・電流計
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2019年10月版 山口線ダイヤグラム

やまぐち号

えきから時刻表を使ったダイヤグラムの自動生成が使えなくなったため、久しぶりに時刻表を買いました。

2019年10月号のJTB時刻表を元に作成したやまぐち号のダイヤグラムを掲載しましたので、やまぐち号の撮影にお役立てください。ダイヤグラムは ダイヤ作成ソフト OuDia を用いて作成しました。

なお、このダイヤグラムはやまぐち号撮影のために作成しましたので、勝手ながら始発駅の発車時刻が18:00を過ぎる列車は省略してあります。また、ダイヤグラムは、やまぐち号を除く臨時列車は破線で記載されています。(ほとんどありませんが)

おことわり

データの正確性には万全を期していますが、万が一間違っていた場合は何卒ご容赦ください。

データの見直しは随時実施する予定ですが、最新のダイヤ改正が反映されていない可能性もありますので必ずデータの改定状況を確認ください

ダイヤグラムのヘッダー部の記載が少々おかしいですが、直し方がよくわからないのでそのままにしてあります。

ダイヤグラム 通常版

5時~10時

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【エンゲルポータブル冷蔵庫】関連記事まとめ

エンゲル冷蔵庫

【エンゲルポータブル冷蔵庫】関連連記事の内容についてまとめました。

14リットルサイズの冷凍冷蔵庫、MD14F-Dを入手したので手始めに常温の水を冷やすのにかかる時間を調べました。

-18℃まで冷えるという冷凍モードでの冷却状況をテストしてみました。

正月の帰省時に、冷凍の肉を凍らせたまま運んでみました。

今度は夏に、フェリーで北海道から帰る際に冷凍ジンギスカンを冷凍したままで持ち帰ることができるかをテストしてみました。

温度調整ダイヤルと到達温度、冷却スピードの関連を調べました。

純正のACアダプターは高価なので、自己責任で自作してみました。

メーカーは推奨していませんが、炎天下に停めた暑い車内でどの程度冷えるのかをテストしてみました。

エンゲル冷蔵庫の冷却パワーを持ってすれば、クーラーバッグに入れた食品を冷やすための保冷剤を冷凍しつつ、アイスノンを一緒に凍らせて人間も涼む、という運用が可能かどうかをテストしてみました。

上記テストの結果を受け、この運用が可能化を旅先でフィールドテストしてみました。

涼むためのアイスノンを凍らせるため、エンゲル温蔵機能付き冷蔵庫を追加で購入。そのレビューです。

アイスノンを含めた暑さ対策全般について旅先で使ってその効果を確認しました。

新たに入手したTerzoの冷蔵庫EA-FZ1は、エンゲルの MD14F-D とほぼ同価格帯ながら容量が2倍の30リットル。使い勝手もよさそうですが、本当に買いなのでしょうか?

サブバッテリーの寿命だと思っていたら実はネジが緩んだだけだった

頻繁にヘタるバッテリー

以前の記事で、サブバッテリーが約一年でヘタってしまったことを報告しました。しかし、この判断は間違っていたようです。

と申しますのは、この記事にあるバッテリーの不調は昨年10月下旬。このときはよく調べずにバッテリーを交換しました。

その後、昨年末からの正月前後の旅行中にも同様の症状が出ました。さすがにそう続けてバッテリーがへたるのはおかしい。そこで、バッテリーチェッカーとバッテリー充電器を購入して状況をきっちりと調べることにしました。

購入した機材

バッテリー診断機

バッテリーの内部抵抗を測定する装置です。内部抵抗が大きくなると、大電流を流した時に電圧が下がってエンジンなどが起動できなくなります。湯沸かしのときも20A程度の電流が流れるので、内部抵抗が高いと同様の現象が起きます。しかし、内部抵抗値は0.01Ωレベルの微小な抵抗なので普通のテスターでは測定できず、こういった装置が必要となります。

ハイエースサブバッテリー電圧降下
アマゾンHPより引用

バッテリー充電器

当初はサブバッテリーユーザーから熱い支持を受けている下記の購入を考えていました。
ACDelco(エーシーデルコ) 新世代全自動バッテリー充電器 12V専用 AD-0007

ところがよく調べてみるとこのバッテリー充電器はOMEGA PROというメーカーの OP-0007 という製品〔現在は廃盤)のOEMでした。

しかもこのあと新製品が出ています。最高出力はOP-007が40Aに対してこちらは15Aと低いですが、わたしはせいぜい10Aあれば十分なのでこちらを購入しました。それ以外の機能は同等で、小型化されて価格も安くなっています。

ハイエースサブバッテリー電圧降下
アマゾンHPより引用

バッテリーを充電してチェックする(2019年1月)

バッテリーを充電する

まずは取り付けたばかりのAC100V対応スイッチング電源を使ってバッテリーをしっかり充電しました。

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