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もう一つ片付かない
冬の車中泊は防寒用の手袋、毛糸の帽子、襟巻きなどが増えるのですが、いつも適当に脱ぎ散らかすので次に使おうとすると手袋が片方しかないとか、帽子が見つからないとかいった事態に陥ります。また、一回分の下着+靴下くらいはベッドの下からコンテナを引っ張り出さなくてもすぐに取り出せるようにしたいと常々思っておりました。
そこで、例によってダイソーで売っているものを組み合わせてつり棚を作りました。見てくれは良くないですが、便利で安くできます。
なお、棚の取り付けには下記のようなパイプラックが荷室の両側に必要です。
材料
A4サイズの書類入れ
書類入れの側面の穴ピッチが物干し竿用洗濯ばさみの爪と一致したものを選びます。(爪を書類入れの穴に差し込んで挟むと外れにくいので)
100円+税 ×3個
突っ張り棒
わたしのハイエースは4ナンバーなので、長さ130センチに調整できるものを選びました。行きつけのダイソーには、当てはまるものはこれしかありませんでした。(拙宅の場合、車体内側の幅が約130センチ、パイプラックとパイプラックの間隔が約118センチでした。)
200円+税 ×2個
輪ゴム
やや太い下記の銘柄を選択。必要量は12本ですが、100本も入って100円とは。
100円+税
結束バンド
こちらも必要量は6本です。もっと短いものでもOKです。
100円+税
物干し竿用洗濯ばさみ
この8個入りのものが強力です。そして爪の間隔が書類入れの穴間隔と一致しています。(仕様が変わっている可能性もあるので、念のため購入の際確認してください)
必要量3個。
100円+税
作り方
書類入れと突っ張り棒を結束バンドで固定
書類入れを結束バンドで突っ張り棒に固定(写真の奥の黄色の矢印部)
書類入れの反対側ともう一本の突っ張り棒を輪ゴムでつなぐ
書類入れを輪ゴムで突っ張り棒に連結(上記写真手前のピンクの矢印部)
ゴムの結び方
こちらをご参照ください
取り付ける
上記写真のように組み立てた状態で、まず奥の突っ張り棒をパイプラックに引っかけて軽く突っ張らせ、次に手前側の突っ張り棒をパイプラックに引っかけます。
そして、この突っ張り棒をパイプラックを固定しているホルダーに押し当てた状態で突っ張らせます。こうしておくと突っ張り棒がホルダーで止められるので、ブレーキをかけてもこれ以上前にずれることはありません。
荷物を入れて物干し竿用洗濯ばさみで留めればできあがり。書類入れに入る量は、600グラム程度なら問題ありません。大型の時刻表(重量約1キロ)を入れたら走行中の振動で物干し竿用洗濯ばさみが外れて書類入れが開いてしまいました。(ゴムが頑張ってくれたので落下はしませんでした)このときは物干し竿用洗濯ばさみを2個にしたら開かなくなりました。
使い方
書類入れを閉めるときは、物干し竿用洗濯ばさみの爪を書類入れの穴にしっかり差し込んだ状態で突っ張り棒を挟みこみます。
このとき突っ張り棒と書類入れの端が一致するように突っ張り棒の間隔を調整してください。閉じると洗濯ばさみはほぼ水平になります。
突っ張り棒と書類入れの端が一致していないと下記の写真のように物干し竿用洗濯ばさみを閉じたとき斜めになり、運転中の振動で外れやすくなります。
使用例
下記の写真では、
- 左に防寒具(カメラ用のレインカバー、手袋2組、毛糸の帽子2つ、マフラー)
- 真ん中に下着、靴下の替え、タオル1枚、
- 右に歯磨き・洗顔道具、使い捨てぬれタオル
が入っています。
右の書類入れはゴムの力で半開きのままぶら下がった状態です。(このあとこのまま車を走らせたわけではなく、撮影用に開いてみただけです)
まとめ
- トータル1000円+税でつり棚が作れる(ただし取り付けには荷室側面にパイプラックが必要)
- 着替え、ティッシュペーパー、その他小物の収納に便利
- 収納重量は書類入れ1つ当たり600グラム程度まで
- 物干し竿用洗濯ばさみを2個にすれば、1キロでもOK
以上、読んでくださりありがとうございます。