2020年 12月 の投稿一覧

4チャンネルリモート温度計で食品の保管状況をチェック

車中泊で冷蔵庫を切り忘れる、入れ損なう

車中泊の時はエンゲルのポータブル温冷蔵庫Terzoの大型冷蔵庫を両方積んでいくことが多いのですが、これまで何回かエンゲルの温冷蔵庫の加熱を切り忘れたり、冷蔵にしたつもりでスイッチが入っていなかったり、というミスをしたことがあります。スイッチ入れ忘れはもちろんですが、切り忘れてサブバッテリーに蓄えた貴重な電力を無駄にしてしまうのも非常に痛いです。

以前にご紹介したシチズンコードレス温度計ならリモートで庫内の温度測定が可能ですが、どうせなら子機がたくさんあった方が便利です。そういった用途に使えそうな温度計を見つけたので早速買ってみました。

冷蔵庫や外気温をリモートで測定可能な温度計

アマゾン商品紹介画像
アマゾンHPより引用

トランスミッターが3台付属しており、室内と合わせて4箇所の温度と湿度が表示されます。子機の測定可能温度は-50℃~70℃を謳っています。また、上限値、下限値を設定するとアラームを鳴らすこともできます。販売ページはこちらです。

届いた温度計とトランスミッターに電池を入れ、しばらく置いておいた状態が下記の写真ですが、温度、湿度の表示が素晴らしくそろっています。この精度で5,000円弱とはすごい。(わたしの用途では精度はあまり問題では無いので検証していませんが、少なくとも±0.5℃程度には入っていそうです)

親機1台と子機3台

中国製のこの手の製品はボタン電池が多い印象ですが、この温度計の親機は単四電池3本、子機は単三電池2本を使います。これならどこでも手に入るので使いやすいですね。

電池は単四乾電池
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芸備線・木次線雪景色撮影

コロナがはやり始めてからは不要な外出を避けるため撮影は行っていませんでした。しかし、久しぶりに沿線にまとまった雪が降るという予報を耳にしたので少々無理をして出掛けることにしました。「密」を避けるため食料持参、三日間風呂にも入らずに過ごしました。

初日(12月14日)

現地に朝到着のつもりでしたが、夜間は降りそうもなかったので昼頃現地に着くタイミングで出発。なお、各タイトルは撮影地ガイド当該ページへのリンクとなっています。

木次線 備後落合-油木1(雪無し)

あたりは冷え切っていましたが、ご覧の通り積雪はなし。時折雪がひらひら舞っているだけでした。(まあしかし、せっかくなので練習を兼ねて列車の写真も撮影しました)

雪がまだ積もっていない状態
(この写真は列車が来る前です)

本日の撮影は難しいかも知れないと思いつつ、道の駅奥出雲おろちループへ向かいます。標高が高くなるにつれて積雪が増え、道の駅はしっかり雪が積もっていました。

おろちループのあたりは雪が積もっていた

木次線 おろちループ ポイント3

気温は0℃前後なのですが、風が強いので体感は北海道顔負けの寒さです。今日は終了とばかり持参した食料を車内で食べていたのですが、16時を回ってもあたりは意外に明るいので16:30頃に通過する備後落合行きを撮影することにしました。

降雪量が増えて見通しが悪くなってきたので道の駅から三井野大橋(道の駅からよく見える大きな赤い橋)の中央まで歩き、そこから撮影することにしました。時折傘がさせないほどの強風となり、列車を待つ間は本当に寒かったです。

木次線雪景色撮影

ここまで寒いとは思わず、一番温かい極寒用ではなく二番目に温かい冬用の寝袋を持参したため、夜は寒くて何度も目が覚めてしまいました。常時積んである電気毛布は車外に出ないと取り出せないのですが、もはや車の周囲は雪が積もっていたので取りに出る決心も付かずに寝不足のまま朝になりました。

2日目(12月15日)

もうすぐ冬至、という時期なので日の出は7時過ぎ。多少無理をしたとしても6:50以降でないと撮影はできません。そこで、今日の1発目は昨冬雪が溶けかけていて今ひとつだったこちらの場所へ行きました。

芸備線 備後西城-平子1

芸備線雪景色撮影

岩の上にもしっかりと雪が載っており、満足のいく写真を撮影することができました。

木次線 備後落合-油木1

次は、昨日雪がなくて撮影できなかったこちらの場所へ。列車は30分ほど遅れていましたが、そのお陰で列車正面に日差しが当たってくれました。

木次線雪景色撮影

木次線 油木-三井野原2

次はこの列車の折り返しをこちらで撮影します。紅葉の時期には早めの場所取りが必要な人気撮影地ですが、この時期人は少ないです。(この時はわたしだけ)ここも寒いですが、風がないのでおろちループと比べると遙かに快適です。

木次線雪景色撮影

この日はこのあと3箇所ほど回って道の駅東城へ。この夜は電気毛布を使って快適に眠りました。

3日目(12月16日)

出発前に列車の運行状況を調べると、撮影するつもりだった木次線備後落合行きの1本目は運休です。そこで、2往復目が来る時刻まで芸備線を撮影することにしました。

芸備線 備後八幡-東城1

ここは昨年も雪が降ったときにも来ているのですが、朝は他の場所を優先したためここへの到着は昼過ぎになり、既に雪は跡形もなく消えていました

今回は朝7時過ぎの列車を狙います。ご覧の通り、雪がしっかり積もっています。

芸備線雪景色撮影

芸備線 備後落合-比婆山2

ここも昨冬来たときと比べると、今回はコンクリートの壁面までしっかり雪が積もっていい感じです。もう少し雪が小降りになっていればもっと良かったのですがあまり贅沢を言ってはいけませんね。

芸備線 備後落合-比婆山1

そして、撮影地ガイドの作例と同様、正面に来たところをもう一度撮影します。

芸備線 備後落合-比婆山4

ここの雪もいい塩梅。木の枝が列車にかかるのを避けるため、三脚の脚を縮めてグッと低いアングルでカメラをセット。

岩の上、木の枝などにまんべんなく雪が付着していい感じです。

芸備線雪景色撮影

木次線 おろちループ ポイント4

その後も運行状況をチェックしていましたが、木次線の2往復目運休との連絡はないので、再び道の駅奥出雲おろちループへ。相変わらず別世界の寒さです。

まずは道の駅の駐車場から備後落合行きを撮影。この橋の上で列車がいったん停止したのでちょっとドキッとしましたが、再び動き出したのでほっとしました。(わたしは高所恐怖症気味なので、自分が運転していたらと思うと・・・)

木次線雪景色撮影
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三段スイッチバックとおろちループ 木次線絶景撮影地22選

とりあえず10選

今回は木次線です。実は今年の6月に行こうと予定していたのですが、当日思いの外暑そうだったので先送りしたところ7月の西日本豪雨で運休に。復旧まで一年以上とのことだったのが予想外に早く復旧となったので出掛けてきました。

キハ120はあの安っぽい造りがあまり好きではなかったのですが、三江線で撮りまくったので最近は愛着を感じます。

実は木次線には2012年の冬に二度ほど出掛けたことがあるのですが、どれもぱっとしないので今回の記事では紹介していません。この冬に頑張りたいと思います。(とはいえ、木次線の出雲横田から先は毎年真冬には運休になるので冬の前半が勝負ですね)

撮影地は、備後落合側から順にご紹介します。

2019/05/23追記

この冬は北海道に行き、3月頭に帰ってきたらみるみる暖かくなって雪どころではなく、木次線の撮影に行く機会を逃しました。
広島の田植えは5月の上旬~中旬ごろと比較的早いため、田植え直後の水田と列車がきれいに取れる場所での撮影を目的に出かけました。

2019/06/04追記

5/23に追加した写真を撮影したレンズが故障しており、画像の周辺部がピンぼけに。そこで、一週間後に出直してボケていた写真の撮り直しと新しい撮影地の開拓をしましたので、更に撮影地を追加しました。

2019/11/14追記

紅葉の写真を追加しました。

2020/02/07追記

雪景色の写真を追加しました。

2020/12/18追記

雪景色の写真を追加しました。

備後落合-油木1(2019/06/04追加)

こういう風景には癒やされます。キハ120の単行がとてもしっくり来る撮影地ですね。国道314号線のトンネル脇を走る旧道から撮影しています。

木次線撮影地

5月下旬16:56撮影 備後落合方面行き

2019年11月14日追加

午後は他に行く予定でしたので、下りの一番列車を撮影しましたが、午前中は光線状態が今ひとつ。(まあ、好みの問題かもしれませんが)
あと、5月の写真のときと比べると枯れ枝のようなものがニョキニョキしているのが気になります。

木次線撮影地

11月中旬9:06撮影 備後落合方面行き

2020年2月7日追加

この時間、おろちループ付近ではまだ雪がバンバン降っていたのですが、油木駅あたりから南に入るとすでに雪は溶け始めていました。仕方なくカメラを右に振って雪を多めに入れてみましたが…

2月上旬14:29撮影 備後落合方面行き

2020年12月17日追加

今回は最優先で出向き、一本目の列車を撮りました。その甲斐あってか雪がたくさん積もった写真が撮れました。直前まで降っていたのですが、列車が遅れたお陰でちょうど通過の頃に雪が止み、日が射してきたのでした。

12月中旬 9:40撮影 備後落合方面行き

光線状態

昼前~午後良好

地図

Googleマップ

矢印の向きは、撮影方向を示します。

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災害に備えて一ヶ月分の生鮮食料を備蓄する

外出不可能な事態に備える

新型コロナが流行し始めた当初は世界の流通が寸断されて食料の輸入が止まるのではないかといった懸念がありましたが、さしあたりそういう心配はなくなりました。とはいえコロナは感染力が強いために家族の誰かが罹ってしまうと二週間程度外出ができなくなるというのは今も変わっていません。そうなると食料の調達もままならなくなってしまいます。

そこで、そのような事態に備えて拙宅では今年の3月に冷凍庫を購入し、1ヶ月分の生鮮食料を備蓄できるようにしました。本記事では、機材の選定法、及び食材の収納方法などについてご説明します。

冷凍庫の選定

冷凍庫の機能についてはこちらの記事に詳しく書かれています。

冷凍庫のおすすめ10選【2020】食品の収納・保存に便利なモデルを紹介

冷却方式は霜取りが不要だが高価なファン式と年数回の霜取りが必要だが安価な直冷式があります。

また、扉の開き方によって中身の整理が簡単な前開きと大きなものを出し入れしやすい上開きがあります。

容量は150リットル前後と考えていましたので、容量100リットルから200リットルの冷凍庫の売れ筋を抜き出し、容量1リットル=200円、直冷式=5000円に換算し、二年分の電気代を足した結果から、ハイアールの直冷式145リットル 上開き型のJF-NC145Fがわたしにとっては一番お得と判断しました。

冷凍庫の性能比較表(kakaku.comより引用)
kakaku.com HPより引用

ただ、実際に食料を備蓄してみると、霜取りのために冷凍庫から食料を全部取り出し、スイッチを切って放置するのはその間の食品の保管を考えるとかなり難しいことがわかりましたので、ファン式=20,000円くらいに換算しても良かったかも知れません。また、上開き式は食品を入れるカゴの購入に5,000円ほどかかりましたのでそれも金額換算した方が良かったかも。

食品格納カゴの選定

横開き型なら食品の分類や取り出しも簡単にできますが、上開き型はむやみに食品を入れるとどこに何があるか分からなくなるのでカゴなどによる分類は必須です。

届いた冷凍庫庫内の実寸はおおよそ下記の通り。単位はmmです。扉を開けた開口部のサイズが580X385 mm、冷凍室の深さが690mmで、内側に張り出している部分があるため、床の幅は390mmしかありません。

冷凍庫のサイズ

同じ形のカゴを5個使って張り出しのない左側に3個、張り出しの上に2個載せようと考えました。金属製は高価なため、まずはダイソーでプラスチック容器を物色したのですが使えそうなサイズのものは見当たらず。

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