2019年 8月 の投稿一覧

驚異の音声認識ソフトOtterで英語ニュースのスクリプトを作る

mp3など音声ファイルもテキスト化できる

スマホアプリOtterの音声認識精度が素晴らしい、という記事を見て、早速インストールしてみました。

このアプリはPCでも使えるのですが、Google音声認識は(わたしが知る限り)マイクからの音声にのみ対応しているのに対し、このOttermp3などの音声ファイルのテキスト化にも対応しています

以前、PC上でマイクに英語ニュースを聴かせ、グーグルの音声認識でテキスト化を試みたことがあったのですが、何度やっても音声認識を開始してから1分かそこらで認識を停止してしまう上に認識精度も今ひとつでした。

今回はBBCニュースのポッドキャスト音声(mp3)をダウンロードし、PC版Otterでテキスト化してみました。

なお、使用した音声ファイルは残念ながら現在は聞くことができません。

BBC ホームページより引用
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太平洋フェリーニューきたかみ

仙台-苫小牧間で運行されていたきたかみがまもなく新造のニューきたかみに置き換わりますので、ニューきたかみについて簡単にまとめておきます。

客室

スイートルームがない

一番上級の客室は特等室となり、スイート系はありません。

ペットOKの1等ウィズペットルームの設定あり

客室でペットと一緒に過ごせます。一等料金+ウィズペット利用料(名古屋-苫小牧間で16,000円)が必要です。

施錠できるシングル客室の設定あり

いしかり・きそで設定のあるS寝台は施錠ができませんでしたが、ニューきたかみのエコノミーシングルは、従来のS寝台とほぼ同じ料金ながら、施錠が可能です。

2等寝台廃止

大部屋で大勢が寝る2等寝台が廃止となり、同じ料金でカプセル型のC寝台が利用できます。

従来からあるB寝台もグレードアップします。

B寝台とC寝台の違いは、カーテンとテーブル、鏡の有無以外にはなさそうです。

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ハイエース アイドリングでエアコンを使用時の燃料消費は?

CO2による地球温暖化が叫ばれる昨今、停車中のアイドリングは極力控えてきたのですが、この夏京都のPAで車中泊したときは車内の家族が誰も眠れず、やむなくエンジンを掛けてエアコンを使うことにしました。せっかくなのでついでに燃料消費量も調べてみました。

テスト条件

測定日 8月21日
天気 降雨なし
車種 200系4型 3000ディーゼル 標準ボディ4WD
エアコン 純正オートエアコン(最初だけリアエアコンも使用、ざっと冷えたところでフロントのみに切り替え)
温度設定 27℃くらい(うろ覚え)、循環モード

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CPUクーラー虎徹Ⅱ取付で初心者がハマる2つの罠

わたしがCPUクーラーを交換する際にハマった罠のご紹介です。ま、普通の人はあまりはまらないかも知れませんね。

作業手順

古いCPUクーラーを取り外す

わたしはインテルのCPUに付属のものを後生大事に使っていました。こいつはうるさいくせに冷却能力が低いので、動画の変換作業などの重労働をさせると時折PCが落ちてしまうことがありました。

四本の脚をひねって引っこ抜けば簡単に取れました。

CPUクーラー虎徹Ⅱ取付

四年ぶりにCPUのお姿を拝見します。

CPUクーラー虎徹Ⅱ取付
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ソーラーシステムに電流・電力計を設置する

ハイエースのソーラーシステムに走行充電、100V充電を付け加え、更に走行充電のパワーアップも行ったのですが、それぞれどれくらい充電できるのかがよくわかりません。わかることと言えば、充電を行うとバッテリーの電圧が上がるので「おお、充電してるね」というくらいのものです。ソーラーパネルについても、充電能力が最大200Wということは知っていても、今、この天候でどれだけ充電できているのかがわかりにくい。(チャージコントローラーに表示させることは可能ですが、ボタンを何回も押さねばならず使い勝手はよくありません)そこで、前から付けたいと思いながら面倒で先送りしていた電流計をつけることにしました。

電流計を探す

できればアナログよりデジタル、ついでに電力も表示できればなおよし、と思って探していたら、良さそうなのがありました。電流、電圧、電力、それに積算電力まで表示できるとは素晴らしい。メーカーは、ハイエースソーラーシステムの充電能力50%アップで使用したDCDCコンバーターと同じDrokです。アマゾンで2,088円だったのですが、商品紹介ページが消えていますね。先日買ったばかりなのに。
メーカーのHPはこちらです。(そしてこちらのほうがずいぶん安い)

ハイエースソーラーシステムに電流計設置

ちなみに、DC用は、50A用、100A用もあるのですが、DCの100Aとなると被覆も含めた電線の太さが鉛筆くらいになるはずなのに商品説明にある端子の形はこの20A用と変わらないように見えます。どうやって配線するのでしょうか??

回路図

本体裏面に接続図が描かれています。

ハイエースソーラーシステムに電流計設置

つまり、こういうことです。(端子の番号はわたしが勝手に付けただけで、商品には書かれていません)

回路図
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【家族3人で楽に眠れる】ハイエース子供用ベッド製作

子供用エキストラベッドを作る

以前の記事で、昨冬二段ベッドを初めて使ったことをご報告しました。しかし、家族で長期の旅行となると二段ベッドの上段を付けたままではベッドの上で食事ができませんし、ベッドからの出入りも私のような年配者には辛い。

そこで、今しばらくは上段なしの一段ベッドで過ごせるよう、まだ背の伸びていない娘がハイエースの幅方向に横になれるエキストラベッドを作ることにしました。基本的な仕組みは以前ご紹介した簡易棚を踏襲し、片側を畳んだ後部座席に引っ掛け、もう片側は脚で支えるという構造としました。

おことわり

  • このエキストラベッドは最大積載荷重30kg程度のつもりで作りました。(ただし、強度計算などはしていません)
  • 振動による衝撃に耐えるような配慮はしていませんので、 エキストラ ベッドを使用状態にしたままで走行しないでください。
  • エキストラ ベッドの幅や長さが大きくなると強度が下がりますので、その場合は角材をより太いものにする、補強材の本数を増やす、もしくはベニヤ板の厚みを増やす、といったこともご検討ください。
  • 現状の寸法は十分使い込んで強度を確認したわけではありませんので、本記事を参考にされる場合は各自の責任において十分強度を検討いただくようお願いします。

2019/08/22追記

子供の夏休みにあわせて2週間ほどこのベッドを使用しましたが、体重20kgの娘が寝る分には強度は全く問題有りませんでした。また、何回か妻が寝たこともありましたが、これも問題なし。
逆に考えるともう少し角材を細くして軽量化できるかもしれません。

最終形状

完成品を取り付けた状態の写真がこちら。荷造り用のゴムベルト(写真では赤いゴムベルト)で脚を固定してベッドの転倒を防いでいます。

これをイラストにすると下記のようになります。ちょっと脚の前後位置が変ですがご容赦を。
写真、イラストからおわかりの通り、この エキストラ ベッドは片側を畳んだ二列目シート(斜線部)の上に載せ、反対側のみ脚で自立するという構造です。

イラストに赤色で書かれた部品がタッチポンという折りたたみ式の棚などに使われる部品で、2個ペアで耐荷重が40キロ。2本の脚で支えているのはベッド荷重の半分ですから子供が寝るぶんにはある程度余裕があります。(ただし、この使い方ではネジの数が少ないベッドマットにつける側を脚に取り付けていますので耐荷重40キロもないはずです)
このタッチポンがこの エキストラ ベッドの肝となる部品です。(そして結構高価)

代わりにやや安価な折りたたみ式棚受け金具でも良かったのかなあ、という気もしますが、(耐荷重は同じですが) タッチポンのほうが見た目がしっかりしているのと畳む時の操作も簡単そうだったのでこちらにしました。
二列目シート側(上記イラスト右側)のタッチポンは、背もたれと座面の間にはめ込んでベッドの位置を固定するためのものです。

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