2018年 3月 の投稿一覧

エンゲル冷蔵庫でビールを凍らせずにキンキンに急冷する方法

温度設定の基準が曖昧

ポータブル冷蔵庫のベストセラーといえば、 エンゲルMD14F-D 

ウリは、ポータブルながら氷も作れる強力な冷却能力。

その温度調整はダイヤルで調整できるのですが、どこに合わせたら何度になるのか、詳細はよく分かりません。

ダイヤルの横に簡単な表がありますが、ダイヤルを2にしたらどうなるのか? 1と2の間ならどうなるのか? などは謎のままです。ビールを凍らせずになるべく早く冷やすにはダイヤルをいくつにすれば良いのか? もわかりません。

エンゲルポータブル冷蔵庫MD14F-D

ダイヤルの横には、ダイヤルと温度の関係が記載されています

そこで、わたしが所有するエンゲルMD14F-Dを、何も入れない状態でダイヤルを変えてながら温度を測定することでダイヤルの位置と冷却温度の関係を調べてみました。

測定に使ったのは、毎度お馴染みの温湿度データロガー。二台あるので、一台を冷蔵庫の中、もう一台をに置き、冷蔵庫の中と外の温度を記録します。

エンゲルポータブル冷蔵庫MD14F-D

庫内にシチズンコードレス温度計とデータロガー、庫外にデータロガーを配置します。

なお、庫内データロガーの横にあるのは、これも以前ご紹介したシチズンコードレス温湿度計です。これがあれば、庫内の温度がリアルタイムで分かりますので、測定を区切る目安が判断できます。 続きを読む

極寒車中泊で車内温度=外気温+5℃ の維持に必要なもの

概要

先般、下記の記事にて極寒の北海道における寝心地についてレポート致しました。

極寒でエンジンを回さず快適車中泊する6つのコツ

この中でもご説明しましたが、今回の北海道旅行では全行程の車内温度と外気温度を温湿度データロガーで測定、記録しました。

帰宅後にこのデータを抽出してチェックしたところ、面白いことが分かりました。

断熱のみでは車内の温度は外気温+2℃が関の山

これまでの記事では、ボディの断熱に加えて、下記のような対策を施して断熱の効果を検証してきました。

  1. 窓にスタイロフォーム製断熱パネルを取り付ける
  2. さらにその上に断熱性のあるウレタン製マットレスを敷く
  3. ベッド上面の全面側を銀マットで塞ぐ

人間の体温や電気毛布で気温を上げるのは難しい

下記のグラフは、自宅で行ったテストで、車内に電源を入れた電気毛布を二枚配置して気温を測定したものです。黄色のマーカーが車内温度と外気温度の差で、これが高いほど車外に比べて車内が暖かいことになります。しかし、電気毛布を発熱させたとしても翌朝の車内温度はせいぜい外気温+2~3℃程度でした。

ハイエース断熱化

これまでのテストでは、断熱の効果を明らかにできませんでした

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極寒でエンジンを回さず快適車中泊する6つのコツ

極寒車中泊人体実験のため、北海道へ出掛ける

今回北海道へ行った一番の目的は鉄道の写真を撮ることです。そしてもう一つの目的は、極寒でどうすれば快適に車中泊できるかをテストすることでした。もちろん、エンジンを掛けるFFヒーターを取り付けるかすれば快適なのは間違いないのですが、それでは面白くありません。

そのため、車の屋根や壁に断熱材を埋め込んだり電気毛布を入れたままで車内の温度変化を測ってみたりしてきたわけです。このあたりは、過去の記事、冬でも快適車中泊 ハイエース断熱化で車内温度はどうなる? あたりをご参照下さい。

いきなり極寒の洗礼を受ける

今年の北海道は年明けから猛烈な寒波が度々押し寄せていました。寒波は吹雪とセットで来襲し、撮影の機会も奪われるため天候が良くなるのを待っていたら二月の終わりも近づいてきました。

一ヶ月予報では二月の末から天候がやや回復するとのことだったので、半ば見切り発車で2018年2月27に新日本海フェリーで苫小牧に上陸しました。苫小牧着は夜なので、その日は占冠の道の駅まで走り、そこで車中泊することにしました。

車を停めて温度計を見ると…。マイナス20でした。

車の温度計

車の温度計はマイナス20℃

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大雪、吹雪で車が動けないとき、どうする?

北海道で雪に閉じ込められてしまった

今回の北海道行きは、もともと1月中旬に出発するつもりだったのですが、北海道がたびたび寒波や吹雪に襲われ、なかなか出発できず結局2月下旬の出発となりました。

それなのに、不運にも「数年に一度」の荒れた天気に遭遇することに。

2018年2月28日(籠城1日目)

2月27日の夜にフェリーで北海道に上陸し、28日は富良野線を撮影。午後から曇ってきたので翌日の天候次第で富良野にも道東にも行けるよう、南富良野町にある道の駅南ふらので車中泊をすることにしました。

地図

道の駅南ふらのの位置

午後三時頃には道の駅周辺はまだ晴れていました。(間抜けにも自分の影が入っていますね…)

道の駅南ふらの

この頃はまだ余裕でした

しかし、このとき既に「数年に一度の悪天候」になるとの予報が出ていました。

ただ、この時点では積雪が増えるのは道東で、南富良野町はさほどではなさそうでした。

豪雪

道東で大雪との予報

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雄大な北海道を切り取る 釧網本線 山バック絶景撮影地6選

天候次第で天国と地獄

サラリーマン時代に冬の北海道に何度も撮影に来ていたのですが、毎回ネックは天気です。

釧網本線沿線は冬でも比較的晴れが多いとはいえ、正月休みにうまく晴れるかどうかは運次第。ましてや、雪が降っていたり吹雪だったりすると目も当てられません。せっかく来たのだからと無理して撮影するのですが、離れると雪で車両が見えないため、いきおい撮影は踏切とオーバークロスばかりになってしまいます。

釧網本線の沿線には、わたしの好きな山バックの撮影地がたくさんあるので、今回の北海道行きでは好天の雪景色を是非ともものにしたいと考えていました。

硫黄山バック(川湯温泉-緑間)

わたしが心酔する満島満秀先生が執筆された全国鉄道絶景撮影地300に記載されている撮影地です。ずっと行きたいと思いながら天候に恵まれませんでした。

川湯温泉を摩周国道(国道391号線)まで走り、脇道にそれて除雪された道を走ると到達します。午前中が順光。北海道は朝明るくなるのが早いので、撮影した3月上旬には、一番列車でもまったく問題ありませんでした。

最高の天気のなか、長年果たせずにいたこの場所での撮影がかなっただけでも北海道に来た甲斐はあったと思えました。

釧網本線

釧網本線硫黄山バック

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