いまや絶滅寸前の夜行列車。お金と時間の両方に余裕が無いと使いづらく、交通機関の選択肢が増えた現代にはマッチしなくなってしまいました。
日中に撮影できたトワイライトエクスプレス
わたしが撮影を始めた2003年頃には、北陸では日本海、北陸、きたぐに、能登、そしてトワイライトエクスプレスが現役でした。トワイライトエクスプレスは、大阪駅出発も到着も日中でしたので、年間を通じて広いエリア、時間帯で撮影が可能でした。
滋賀県
続きを読むいまや絶滅寸前の夜行列車。お金と時間の両方に余裕が無いと使いづらく、交通機関の選択肢が増えた現代にはマッチしなくなってしまいました。
わたしが撮影を始めた2003年頃には、北陸では日本海、北陸、きたぐに、能登、そしてトワイライトエクスプレスが現役でした。トワイライトエクスプレスは、大阪駅出発も到着も日中でしたので、年間を通じて広いエリア、時間帯で撮影が可能でした。
滋賀県
続きを読む春といえば桜。しかし、北陸本線沿線では、桜を絡めて列車を撮影できる場所は数えるほどしかありません。一番立派な木はひょっとするとここではないでしょうか。列車が飛び出してきたところを連写で狙います。
(福井県越前市瓜生町、2006年4月撮影)
(福井県越前市瓜生町、2006年4月撮影)
また、もう少し線路に寄って、列車が来る方向を覗き込むように撮るとこんな感じです。
(福井県越前市瓜生町、2006年4月撮影)
ちょっと桜のボリューム不足ですね。
続きを読む北陸は、自宅があった名古屋からですと高速道路で手軽に撮影に行けました。それに加えて雪が多いので、雪景色が好きな私は北陸にもたびたび行きました。
天気予報をチェックして、週末雪晴れになりそうなら迷わず出発。
このときは降雪直後に日がさして、屋根にも雪が乗った理想的な雪晴れ写真が撮れました。
続きを読む大糸線を桜の時期に訪ねたいと思いつつ、なかなか機会に恵まれずにいました。
やっと行けて天気にも恵まれたのが2009年の春でした。翌年3月のダイヤ改正でキハ52は(私の嫌いな)キハ120に置き換えられたため、キハ52と桜の組み合わせにはぎりぎり間に合った格好です。
この桜は線路から随分離れていたのですが、無理やり列車と一緒に撮りました。
続きを読む大糸線の非電化区間は、冬の寒い時期に何度も訪れました。
わたしは気に入った場所ができると何度も何度もそこへいって同じアングルから写真を撮ることが多いです。毎回、そうかわり映えしないのですが、同じアングルの同じような写真でも、その時の天候によって写真の雰囲気はかなり変わってくるため、自分では良い写真が撮れた、と勝手に満足していることが多いです。
わたしが鉄道写真を撮り始めたのは2003年ごろで、年齢はすでに40を過ぎていました。学生時代は鉄道研究会に入ってはいましたが、もっぱら鉄道旅行をして過ごしており、撮影機材を買うお金もなかったので写真撮影には手を出せませんでした。それが何故か40を過ぎてから突然目覚めてしまいました。フィルムと紙の写真が整理できず、溜め込んで放置してあったため、面倒な写真の整理から開放してくれるデジタルカメラに飛びついた格好です。
これは撮影を始めた頃の写真です。
デジタル一眼は高価だったので、税込み9万円ほどする高価なレンズ一体型のデジカメを買って撮影していました。
(9万円あれば、今なら入門機のダブルズーム付きが軽く買えてしまいますね)
(長野県北安曇郡小谷村北小谷、2003年1月撮影)
続きを読む大糸線といえば冬です。今回は、大糸南線(南小谷より南)の写真をお送りいたします。
大糸線の撮影は、金曜の夜、名古屋から徹夜で走って道の駅アルプス安曇野・ほりがねの里で仮眠し、翌朝から撮影してその日は道の駅おたりで風呂に入って車中泊、翌日また撮影して戻る、というのがいつものパターンでした。仮眠して朝起きると、窓が凍ってこんな感じです。
(長野県安曇野市堀金、2003年1月撮影)
大糸南線の有名撮影地といえば、まずは八方尾根スキー場バックのこちら。この日は、雪が降った後空がきれいに晴れ渡るという、理想的な状態で撮影できました。この頃はまだスーパーあずさが大糸線に乗り入れていました。
(長野県北安曇郡白馬村北城、2006年1月撮影)
続きを読む大糸線は、アルプスの威容をバックに撮影できるので、雪山バックの鉄道写真を撮るのに最適な路線です。南小谷から北のJR西日本エリアは2010年3月まで国鉄色のキハ52が走っていて人気でしたが、キハ120に変わってからの写真はネットでもあまり見かけませんね。(わたしもあれは全く好みではありません。ついでに、キハ187も。)
キハ52と合わせて、スーパーあずさのE351が好きだったのですが、最近は大糸線には来なくなってしまったようです。(実は居住地が変わった関係でわたしも最近は大糸線に行っていませんので、情報に疎くなっていますが。)
大糸線は、もっぱら冬に来ることが多く、夏、秋には数えるほどしか来ていないので、今回は写真少なめです。
わたしは登山はしませんが、雪をかぶった山肌へのあこがれが強く、雪山バックの写真は大好きです。初夏の新緑の写真でも、後ろに雪山が控えていると写真がぐっと引き締まると申しましょうか、個人的には写真がアップグレードしたような気分です。
(新潟県糸魚川市山本、2007年6月撮影)
続きを読む春の高山本線も素晴らしいです。
沿線のあちこちに桜が植えられており、列車と桜を絡めて撮影することができます。
ここは、冬の高山本線でもご紹介した場所ですが、春に行ってみたら川岸に沿って桜が咲いているのを発見。早速カメラをセットして待っていると、幸いにも8両編成がやってきました。
こういう場面では、編成は長ければ長いほど写真が映えますね。
続きを読む高山本線と言えば、やはり冬です。(個人的には)
雪を被った飛騨の山々がとても美しい。
当時の自宅は名古屋だったので、天気予報をチェックしてOKとなれば金曜の夜に車を走らせて道の駅で仮眠、土日撮影というパターンでした。
名古屋からですと、北陸、飛騨高山、紀勢、中央線、大井川鉄道、(頑張れば)大糸線、小海線あたりがわたしが一晩で到着できるエリアでしたので、雪の多い冬などは毎週のように撮影に出かけていました。
一番の狙い目は、金曜の昼、夜に雪が降って翌日晴れるという場合です。
続きを読む紅葉が素晴らしい鉄道、というと只見線が思い浮かびます。しかし私は、紅葉の美しさでは高山本線も決して只見線に負けていないと思います。そして、高山本線のほうが列車の本数も遥かに多く、道路も良いので、撮影も容易です。(そして何より当時の私の自宅から近かった)
これは夏の高山本線のこの写真と同じ場所で撮影しています。暗い分、水面に写った列車がくっきり見えます。(紅葉はぱっとしませんが)
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