PC関連

Synology NAS ディスク交換3つのポイント

HDDを交換してNASの容量をアップ

久しぶりにNAS(Synology DS418play)のHDDを交換しました。4本のHDDのうち1本だけ4TBが残っていたのですがこれを8TBにして容量アップしようという目論見です。以前、NASのHDD交換では下記の記事のとおりひどい目に遭っているので今回は慎重に進めます。

ポイントは、

  • ホットスワップ可能な機種でも念のためディスク交換時はNASの電源を切る
  • 交換するHDDを間違えない

2つ目は、当たり前すぎて恥ずかしいですね。(なお、3つめのポイントは記事末尾のまとめをご参照下さい)

DS418playはホットスワップができるとされている機種ですが、前回は通電中にディスクを抜いたらエラーが発生し、もう一度ディスクを押し込んでも許してもらえませんでした。おまけにこのディスクは目当てのものではなかったのです。つまり電源を切らず間違ったディスクを取り出すというミスを一瞬にしてしでかしてしまったのでした。そしてこのあと復旧に多大な時間を浪費しました。

では、作業を順番に見ていきましょう。

事前準備

ストレージマネージャで、異常がないことを確認します。異常がある場合、まずそれを解消します。

また、NASにしか保存されていないデータがあれば、バックアップを取った方が良いです。何があるかわかりませんし、バックアップがあれば何かあっても冷静に対処できます。(これ重要)

nasに異常がないことを画面で確認

そのほかの注意事項は下記をご参照下さい。

NASの電源を切る

電源ボタン(画像では右下のボタン)を長押しします。ランプの点滅が始まったらそのまま完全にシャットダウンするまで待ちましょう。

nasの電源を切る
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使う前に知っておきたいSynology NASの罠 8選 (後編)

第五章 Synology Driveの同期が作動しないことがある

嵌まり方

当初はSynology Drive で1台のPC(以降、PC1と呼びます)とNAS間でフォルダーを同期していました。その後、もう1台のPC(以降、PC4と呼びます)とも同期させるように設定したのですが、こちらがうまく同期できません。

現象

PC1号とNASの間の同期は問題なく行えるのですが、PC4号とNAS間は、Synology Driveの同期タスクを設定して以降に追加、変更したファイルはコピー/同期されるものの、それ以前に作成されたファイルは全くコピーされません。(もちろん、間違ってオンデマンド同期に設定していた、というわけではありません)

PCとデータの構成図

サポートから提案された解決策

サポートの指示で下記を実施しました。

  • 2台のPCでアカウントが異なっていないかの確認
  • ファイルパスの確認
  • ウィンドウズのログ送付→サポートにてチェック
  • NASのログ送付→サポートにてチェック
  • NASにバックアップ/同期されたファイル数確認

結果、下記二つの原因を示唆されました。

  1. ライトルームカタログファイルが同期対象となっているためにNASがビジー状態となってPC4号のファイルがコピーされない
  2. ファイル数が50万個以上と増えすぎてメモリー不足となっている
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使う前に知っておきたいSynology NASの罠 8選 (前編)

前書き

わたしはそれなりにIT機器を使いこなしている方だとは思うのですが、ウィンドウズ95が出たときはすでに30過ぎだったため、自己流でやっていることも多く、こちらの記事でご紹介したような失敗も数知れず。二年ほど前にNAS(Synology DS418play)を導入したのですが、これもたくさんミスをしてひどい目に遭いました。

しかし、決してSynologyのNASが良くないと思っているわけではありません。それどころか素晴らしい製品だと思っています。それに面倒見の良いサポートも素晴らしい。サポートのお陰で今は安定稼働し、データの消失を心配することなく過ごせています。

とはいえ、IT機器のなかでNASはかなり危険度の高い装置です。何か一つ間違えると次々に罠にはまり、そこから抜け出すのは容易ではありません。

そこで、他山の石となるべく、この2年の失敗をまとめた本記事をお送り致します。

なお、量が多いので前編(1~4章)、後編(5~8章)の二つに分けてあります。

まとめ

最初にまとめてしまいます。
Synology NASを使うにあたっては特に下記に気をつけてください

  • 設定は極力変えない →何か変えようとするとミスが発生することが多い そしてミスがミスを呼ぶ(これが恐ろしい)
  • 同期やバックアップは極力シンプルに →凝ったことをするとろくなことがない
  • NASを過信してはいけない →扱いを間違うとデータがごっそり消えることもあるので、バックアップをNASだけに頼るのは危険 →必ずNASのバックアップを取る、もしくは別の方法でデータをバックアップする
  • 急がば回れ自己流の修復はやめてまずはサポートに相談 (Synologyのサポートは対応が非常に速いです。代理店を噛ませるとメール転送で無駄に時間がかかるので、直接Synologyとやりとりするのがお勧め)

目次と記事の概要

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モニター5台を2台のPCで自在に切り替える

モニターは多いに越したことはない

以前の記事で、自作PC1号にグラフィックボードを増設してモニターを4台使えるようにしたときの作業内容をご覧いただきました。

その後、モニターはもう1台増えて5台になるとともに組立から5年が経過した自作1号に代わって今後メイン機となる自作PC1号を2020年10月に組み立てて使い始めました。

AMD Ryzenを備えた自作PC4号は、モニター端子を3個備えたグラフィックボードを2個取り付けましたので、モニターは6台までOK。そこで、今後は予備機となる自作1号(こちらはモニター端子7つ)と組み合わせ、全てのモニターを自在に切り替えて使えるようにしてみました。今回は、その際に使用した機材と方法についてご説明致します。

モニターとPCの接続方法

わたしが所有するモニターとPCの端子はこの表の通りです。所有するほとんどのモニターがVGAに対応しており、切り替え機も持っているのですが、VBA端子を備えたグラフィックボードは現在ほぼ四条から姿を消しています。よって、組んだばかりの自作4号にはVGA端子はありません。そして、自作1号を組んだ5年前にはまだまだ頑張っていたDVIですが、いまやDisplayPortに押されて少数派に転じていました。

モニターの接続端子一覧
PCの接続端子一覧

今後有望なのはHIMIDisplayPortのようなので、下記の構成としました。

  • DisplayPort接続       2台
  • HDMI接続   2台
  • DVI-D接続   1台

これに合うよう、切り替え機とケーブルを調達します。

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AMD Rizen 自作PCでハマった珍しいミス2つ

3年ぶりの自作PC組み立て

3年前にAMDのRyzenで小型の自作PCを組んだ時の失敗を記事にしましたが、今回はRyzen7を使ったPCを組みました。5年前から使っているPC(自作1号)を予備機に格下げし、新しいメインPCとして使おうという算段です。
さほど大きな失敗はなかったのですが、自作PCの組立ガイドなどを見ても見当たらない珍しいミスが2つ発生したので他山の石としていただけるようここで紹介したいと思います。

ミスその1

自作PCを組むのはこれで4台目です。それなりに分かっているつもりでいるものの、前回組んだのは前述の記事を書いた3年前なので結構間が開いています。その間は何をやっていたかというと、DIY関連で言うとハイエースのソーラー発電や充電関連の作業が多かったです。他の目的のために買ったドライバーを今回のPC組立に使いました。右の2本はソーラー関連作業のために買った電工ドライバー。左の2本はホームベーカリーのタイミングベルトが切れたのでそれを自分で修理するために買った軸長250mmの長いドライバー。

ネジ回し

CPUの取り付けでは若干緊張したもののそれをクリアしたらあとは楽勝、とばかりに調子に乗って組立を進めていました。CPU、メモリー、SSDをマザーボードにセットし、マザーボードをケースに取り付けます。

マザーボードをPCケースに取り付ける

ネジをいくつか締めたのですが、マザーボードの穴とケースの穴が合いません。押しても引いても駄目です。

ネジが合わない
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Synology NAS にぴったりのUPSは?

UPSでデータ保護の死角を埋める

SynologyのNASを導入して早くも一年半が経過しました。その間、色々と問題が発生しましたが、サポートがバッチリ指導してくれるのでなんとか乗り切ることができました。費用はかかりますが手動のバックアップと比べると安心感が違います。
とはいえ、一つ大きな問題が残っています。停電に備えたUPS(無停電電源装置)が設置できていません。

これまでわたしは自宅でも職場でもUPSを使ったことはなく、それで問題が起きたこともありません。しかし、このところ毎年のように「数十年に一度」クラスの災害が発生しており、停電もいつ発生するかわかりません。そこで、思い立って急遽UPSの選定に取り掛かりました。

どの方式が良いのか?

UPSには、常時インターバー方式ラインインタラクティブ方式常時商用方式があり、その特徴は下表のとおりです。

詳細はメーカーのHPを御覧ください。

OMRON ホームページ

NASにはどの方式を選べばよいのかというと、SynologyのHPで対応機種を検索できます。私が選んだのは一番安い常時商用方式のものです。

Synology 製品互換リスト

どのメーカーが良いのか

私が所有するDS418play は オムロンのUPSが使えるので迷わずオムロン、と行きたかったのですが、どこかのレビューで SynologyのNAS用にきちんと確認せずオムロンのUPSを買ったら対応していなかった という記事を見かけたのでちょっと調べてみることにしました。

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知らないうちに嵌ったNASの落とし穴からの脱出

一筋縄では行かないNASによるバックアップ

鉄壁のバックアップ体制を築くべく、今年の3月に大枚はたいてSynologyのNASを購入しました。4ベイの中級クラスの製品です。

アマゾンHPより引用


早く使いこなしてこれに関する記事をアップしたかったのですが、ずーっとスッキリしない状態が続き、その原因を見つけて問題点を解決するまでに半年ほどかかってしまいました。
SynologyのNASは多機能で信頼性も高い素晴らしい製品なのですが、多機能故に使いこなしがかなり難しいのも事実。巷では(Synology に限らず)NASを買えば安全確実なバックアップ体制が築けると語られることもありますが、油断は禁物。
なまじバックアップについて詳しいと自負しているような半可通(=わたしのことですが)はドツボにハマりやすいと思います。この記事では、わたしが経験したトラブルの内容と原因についてご紹介します。

トラブル発生の経緯

NASは色々と難しそうなので、導入時からアプリのインストールや設定の変更などをすべて記録していましたが、今回のトラブル解決では、以前のどの操作が悪かったのかを調べるのにこの記録がとても役立ちました。

変更したファイルがもとに戻っている

今回のトラブル発生に気づいたのは、他ならぬそのNASへの操作を記録したエクセルファイルでした。
以前修正したはずなのに、次にファイルを開いたら、それがもとに戻っている気がしたのです。そこでわたしが愛用している検索ソフトEverithingでNASのネットワークドライブも合わせて検索したところ、Dドライブの原本とSynologyのNASによるネットワークドライブを割り当てたSドライブのバックアップ各1個が存在すべきところ、加えてさらに3つのバージョンが存在していました。しかも、作成日が全部違っています!この検索結果を見て、ちょっとくらくらしてしまいました。(なお、調べてみると、ファイルがコピーされたものである場合、「作成日時」はファイルがコピーされた日付になるとのこと。よって、この場合に重要なのは「更新日時」の方だったので若干安心したのでした。)

知らない間にファイルのバージョンが増えている
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CPUクーラー虎徹Ⅱ取付で初心者がハマる2つの罠

わたしがCPUクーラーを交換する際にハマった罠のご紹介です。ま、普通の人はあまりはまらないかも知れませんね。

作業手順

古いCPUクーラーを取り外す

わたしはインテルのCPUに付属のものを後生大事に使っていました。こいつはうるさいくせに冷却能力が低いので、動画の変換作業などの重労働をさせると時折PCが落ちてしまうことがありました。

四本の脚をひねって引っこ抜けば簡単に取れました。

CPUクーラー虎徹Ⅱ取付

四年ぶりにCPUのお姿を拝見します。

CPUクーラー虎徹Ⅱ取付
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必要なファイルを瞬時に見つけ出せるファイル整理方法

Overview: Explain the PC file organizing system which enable you to search the required file in a blink of time.

PCで作ったファイルの分類方法というとフォルダーに分類するというのが主流のようです。しかし、これにはいろいろと問題があります。

フォルダーを使った整理法の問題点

フォルダー構造にない切り口でファイルを集めるのが大変

フォルダーを使ってファイルを整理する場合、フォルダーの階層や名前はある時点での自分(たち)の置かれた状況、思想を反映して作られることになります。

例えば機械メーカー営業部門の社内サーバーに客先ごとのフォルダーを作り、そのフォルダーの中に各商談について引き合い、商談、契約、アフターサービスというフォルダーを作ってファイルを整理したとします。

PCファイルを瞬時に探し出す方法
フォルダーによる分類の例

仮に客先が100、それぞれに案件が10合ったとすると、フォルダーの数は最低でも100×10×4=4,000個!

そして、例えば「これまでの25Gの商談におけるライバルの状況を過去に遡って調べたい」としたら?

(ちなみに、25Gというのは、架空の機種名です)

他に頼るものが何もないとしたら、まずは100社のフォルダーをすべて開け、機種を確認して25Gのフォルダーをすべて開け、さらにその中の引き合い、商談のフォルダーをすべて開け、と、まさにフォルダー開け地獄

しかも、そうやって作業をしてもファイル見落としのリスクは避けられません。

(実はこれ、わたしが昔メーカーの営業にいたときによくあったのです)

世の中も人の考え方もどんどん変わっていくので、フォルダー構造のメンテが追いつかない

例えば前項の例なら、その是非はともかくとして客先、機種に関係なく「引き合い、商談、受注、アフターサービスのそれぞれを同じフォルダーにまとめてしまおう」という考え方もあります。

PCファイルを瞬時に探し出す方法
フォルダー体系を変えるのは大仕事

がしかし、一回前項のようなフォルダー体系を作り上げてしまったら、このような構造変更をするには膨大な手間がかかりますので、実行するのは大変です。

そうなると必要な変更は後回しとなり、状況の変化にフォルダー体系が追いつけない、という事態が往々にして発生します。

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エプソンエコタンク搭載機に買い換えてインク代はどうなったか?

そろそろ年末が近づいてきて、テレビでも年賀状やプリンターのコマーシャルが始まる時期になってきました。今回は、わたしが昨年末にエプソンのエコタンク搭載プリンターを購入して、どの程度インク代が安くなったのかをご紹介します。

HPプリンターをポイントで入手

わたしは昨年の暮れまでHPのOfficejet 4650を使っていました。

日本HPホームページより転載

今でこそ在庫のみの販売のためか価格が上昇していますが、わたしがこれを手に入れた2016年3月頃は、最安価格は1万円前後だったと記憶しています。このプリンターは、NTT西日本のポイントを貯めて手に入れました。特にこれが欲しかったというのではなく、ポイント交換の対象が限定されており、選択肢がこれしか無かった、というのが正直なところ。

コピー、スキャン機能も付いて、ネットワークプリンターとして使えるなかなか便利なプリンターだったのですが、価格からも分かるとおり本体を安く売ってインク代で回収するというビジネスモデルの典型とも言える機種でした。

インクカートリッジはブラックとカラー(3色が1個のタンクにまとまっているタイプ)の二種類で、ノズルとタンクが一体化しているので、メンテは楽だがランニングコストはとても高くつきます。

2016年末に年賀状を刷り始めたところ、大容量タンクでも家族全員で200枚くらいある年賀状をすり切れませんでした。慌ててインクを注文し、何とか間に合わせた記憶があります。結局年賀状の印刷でブラックとカラーのインクカートリッジをそれぞれ1.5個ぶんくらいは消費したはずです。

1個約2,000円ですから、年賀状印刷のインク代が約6,000円もかかったことになります

エコタンク搭載機に乗り換える

このプリンターを二年近く使ったのですが、ウィンドウズのメジャーアップデート以降、ドライバーがうまく動かなくなり、それでもだましだまし使っていたのですが、エプソンのエコタンク搭載機種であるEW-M770TEが、15,000円キャッシュバックと3年引き取り修理サービス付きで販売されているのを発見して乗換を決意。

アマゾンジャパンより転載  私が購入した価格は約68,000円でした。

2017年末にエプソンプリンターが到着し、HPのプリンターはお払い箱となりました。

エプソンプリンターの初仕事は、2018年の年賀状の印刷でした。

なお、入手価格は約68,000円。現在は約53,000円ですので、昨年末のキャッシュバック分だけ価格を下げたようですね。

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