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冬の高山本線
高山本線と言えば、やはり冬です。(個人的には)
雪を被った飛騨の山々がとても美しい。
当時の自宅は名古屋だったので、天気予報をチェックしてOKとなれば金曜の夜に車を走らせて道の駅で仮眠、土日撮影というパターンでした。
名古屋からですと、北陸、飛騨高山、紀勢、中央線、大井川鉄道、(頑張れば)大糸線、小海線あたりがわたしが一晩で到着できるエリアでしたので、雪の多い冬などは毎週のように撮影に出かけていました。
一番の狙い目は、金曜の昼、夜に雪が降って翌日晴れるという場合です。

(岐阜県賀茂郡白川町、2010年1月撮影)
また、運がいいと直前まで降っていた雪が止んで太陽が出て来る、という場面に遭遇することもあります。
この写真は、雪がわーっと降った後、雲がさっと引いて日が差してきた瞬間です。

(岐阜県高山市久々野町渚、2010年2月撮影)

(岐阜県下呂市小坂町、2010年2月撮影)
でも、こんな機会は本当に数えるほどしかありませんでした。
日がさしてくると積もりたての雪はたちまち溶けてしまいますから、列車のタイミングも大切です。
つい行ってしまう定番撮影地
まいどお馴染みの焼石。秋の写真がよく取り上げられますが、冬も悪くありません。ただ、編成がある程度長くないと格好が付きませんね。

(岐阜県下呂市焼石、2010年2月撮影)
こちらはわたしの個人的な定番撮影地。下原発電所のすぐ脇で、春、秋も綺麗な場所です。

(岐阜県下呂市、2010年1月撮影)
秋は手前の桜が綺麗に紅葉します。(この桜以外は紅葉していないじゃないか、と言われると返す言葉もありませんが)

(2004年11月撮影)
そして、ここを後ろに振り返ると、春はこんな感じです。

(2004年4月撮影)
猪谷-高山間不通
2004年10月の水害で猪谷-高山間が不通になり、前面復旧は2007年9月までかかりました。
鉄橋の上に雪が積もっています。

(岐阜県飛騨市宮川町戸谷、2006年2月撮影)
車庫に取り残されたキハ。

(打保駅、2006年2月撮影)
境内を走る
マニアには有名ですが、高山本線は神社の境内を走っています。
写真の鳥居の向こうに本殿があります。

(岐阜県下呂市金山町、2010年2月撮影)
これは渚駅近くのカーブなのですが、雪が降るとなかなかいい感じです。
同じカーブをあっち側とこっち側から撮影したものです。
斜面の上には国道が走っているのですが、ここだけ切り取るとそうは見えませんね。


(岐阜県高山市久々野、2010年1月撮影、二枚とも)
晴れのチャンスが少ない高山本線ですが、飛騨古川より北の方へ行くとさらに晴れが少ない印象です。私が好天に遭遇できたのはこのときだけです。

(岐阜県飛騨市古河町、2008年1月撮影)
以上、読んでくださり、ありがとうございます。