ワイドな配光のデュアルLEDライト ROFIS MR70

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目次

特徴

通常の位置にあるメインのLEDの他に、側面にもLEDを備えた二灯の懐中電灯です。どちらかというと無骨でワイルドな造りを強調することが多い高級LED懐中電灯ですが、本品は丸みを帯びた親しみやすい造形になっています。

ROFIS MR70
丸みを帯びた造形
ROFIS MR70
適度な太さで手になじみます

本品は、LED懐中電灯によく使われる18650型リチウムイオン電池ではなく、それよりも太い26650を採用しており、電池の容量は5500mAhと記載されています。

ROFIS MR70
26650リチウムイオン電池搭載

本品の特徴はその配光にあります。LED懐中電灯には遠くまで光が届くように光軸を絞ったものが多いですが、本品は光線を絞らずに広い範囲を強力に照らし出します。

また、側面のLEDは拡散板によってさらに広範囲、ほぼ180°に渡って光を照射できますので、部屋の隅に逆さに立てて側面LEDを点灯すれば部屋全体が明るくなります。

ROFIS MR70
逆さに立てて側面LEDを点灯させれば、常夜灯的な使い方ができます

配光

夜道を照らしながら歩く、という状況ではこの写真のように広範囲が照らされます。明確な光の中心がなく、全体が明るく照らされているのが分かります。なお、スマホで撮影したためにノイズが激しいですがご容赦ください。

ROFIS MR70
夜道では広い範囲を明るく照らせる

本品を床の上に寝かせて、いわば光軸を半分に割った状態を撮影したのが次の写真です。光軸が中心線から左右に大きく広がると共に、光が当たっている向かいの壁面には明確に明るい中心点は存在しないのが分かります。

ROFIS MR70
光線が、絞られずに拡散しています

この配光のお陰で広い範囲を明るく照らすことができますので、

部屋の壁面全体を照らし出す

物置の棚に置かれている物品を一目で確認する

真っ暗な階段を昇降する

といった場合に威力を発揮します。

反面、光軸が太いので、遠くのポイントを指し示すといった使い方には向きません。

操作法

メインのLEDと側面のLEDは別々に操作できますが、同時に点灯させることはできません。

 消灯状態でスイッチを1回クリック→メインLEDが前回の明るさで点灯

  →その状態でスイッチを長押し→メインLEDの明るさが一段アップ

  →その状態でスイッチを1回クリック→メインLEDが消灯

 消灯状態でスイッチを1回長押し→側面LEDが前回の明るさで点灯

  →その状態でスイッチを長押し→側面LEDの明るさが一段アップ

  →その状態でスイッチを1回クリック→側面LEDが消灯

 どのような状態に於いても、スイッチを2回クリック→ターボで点灯

 どのような状態においても、スイッチを3回クリック→ストボロモードで点灯

  →その状態でスイッチ長押し→SOSモードで点灯

その他の機能

付属の外部充電用マイクロUSBーUSBタイプA(メス)を使うと、モバイルバッテリーとして使うことができます。

個人的には電池蓋にマグネットがあれば金属面に立てて使えたのに、と少々残念に思います。

パッケージと同梱品

ROFIS MR70
ROFIS MR70
パッケージの中身一式

梱包内容は、

本体

ケース

ストラップ

充電用マイクロUSBケーブル

外部充電用マイクロUSBーUSBタイプA(メス)

交換用Oリング

交換用USBソケットカバー

です。

明るさと点灯時間

メインLED

Low 30ルーメン、120hr

Mid 450ルーメン、9hr

High 1500→1000ルーメン、10分→206分

Turbo 3500→1500→1000ルーメン、1分→10分→190分

側面LED

Low 3ルーメン、7日

Mid 60ルーメン、36hr

High 200→120ルーメン、9hr

しばらく使ってみた限りでは、夜道を歩くにはメインLEDをMidで使いたいところ。

また、室内を常夜灯代わりにボーッと明るくするのであれば、側面LEDをLowで、停電などで室内を照らして過ごしたいなら側面LEDをHighで使いたいですね。

大きな光量で絞らずに照らすため、電池の消費は比較的早いです。

以上、読んでくださり、ありがとうございます。

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