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被写体が豊富な絶景路線
高山本線同様、岐阜県の川沿いを走る長良川鉄道は、冬の雪景色と桜の花が美しい風光明媚な路線です。私が通った私鉄の中では一番の絶景路線です。
2016年からは水戸岡鋭治氏デザインによる観光列車の運行を始めたとのことで、ぜひともこの観光列車で収支を改善していただき、これからも長らく存続してほしいものです。
東海北陸道との戦い
長良川鉄道は、ほぼぴったり並行して国道156号と東海北陸道が走っており、自動車との厳しい戦いを強いられています。
このように、東海北陸道が長良川鉄道をまたいだり、見下ろしたりする箇所が多くあります。高速道路と比べると長良川鉄道はとても小さく見えますが、それでも頑張って走っている姿が健気です。
(福井県敦賀市鳩原、2004年5月撮影)
(岐阜県美濃市保木脇、2007年8月撮影)
夏は川で魚釣り
沿線には美しい風景が広がり、観光資源も豊富。
橋の下には釣りを楽しむ方が多数。
(岐阜県郡上市美並町上田、2007年8月撮影)
春は桜
春になると駅、沿線には美しい花が咲き乱れます。
このあたりですと、樽見鉄道と長良川鉄道が双璧でしょうか。
(岐阜県郡上市大和町剣、2008年4月撮影)
(岐阜県郡上市大和町河辺、2008年4月撮影)
下の写真にあるナガラ1形は、現在は全廃になっています。
(岐阜県郡上市八幡町吉野2008年4月撮影)
(岐阜県郡上市八幡町相生2008年4月撮影)
冬はきれいな雪景色
この桜の木は、冬になると下の写真のようになります。
木の位置が良いので、どちらも絵になりますね。
この車両はナガラ200形。ナガラ1形と同じ塗色ですが、いかにもバス的な1形に比べると鉄道車両っぽい形になっています。
(岐阜県郡上市八幡町相生2010年1月撮影)
長良川と列車を絡めた写真を撮れる場所が点在しており、雪が降るとさらに美しい景色を目にすることができます。
(岐阜県郡上市八幡町相生2010年1月撮影)
終点の北濃は時折かなりの降雪があります。
(北濃駅 2009年12月)
上の写真と同じ日、北濃駅からすぐの場所です。列車が新雪をかき分けて進みます。
このあとの列車は運休になりました。
(岐阜県郡上市白鳥町二日町 2009年12月)
秋に撮影に行ったところ、実った田んぼのあちこちにこんなシュールなカカシが。
このカカシ、今も使っているのでしょうか?
(岐阜県関市下有知、2007年8月撮影)
以上、読んでくださり、ありがとうございます。