新日本海フェリーで関西から北海道へ行く場合、舞鶴から小樽へ行く航路と敦賀から苫小牧へ行く航路の2つがあります。GOGO割や家族割が適用される一番安い個室を取ろうとすると、敦賀→苫小牧東港だとすずらんかすいせんのステートA、舞鶴→小樽だと、はまなすかあかしあのステートBを使うことになります。
この夏、ステートAとステートBの両方を使う機会があったので、その違いをまとめてみました。
目次
ステートB(和室)
行きは何となく舞鶴→小樽便を使ってみました。乗ったのははまなすです。
拙宅は三人家族なので、和室を選ぶしかありません。部屋の配置図を見ると、洋室のほうが圧倒的に多く人気なのがわかります。
ホームページの案内には、和室を3名で使うと手狭になります と注意書きがありますが、実際、布団を三枚敷くと畳がほぼ見えなくなります。座椅子とちゃぶ台は和室の外、入り口の脇に置くしかありません。
室内にはクローゼットがあり、テレビ台の下にも荷物を入れることができます。
洗面台も付いているので洗顔は室内で済ませることができます。
ステートA(和室)
帰りは苫小牧東→敦賀便。すずらん、すいせんのどちらだったか。。。忘れました。チケットにも書いてなかった。
部屋の広さは行きのステートBとほぼ同じで、布団を三枚広げると畳がほとんど見えません。(それでも、こちらのほうが気持ち広いです)
ステートAの装備でわたしが一番ありがたかったのは冷蔵庫です。ビジネスホテルにあるような小型の冷蔵庫ですが、飲み物や生物を保管しておけるのは助かります。
一番大きな違いはトイレがあることです。乗り物酔いのときも、トイレが近いというだけで安心感が違います。
また、ステートBのテレビ台下と比べると収納部が広く、扉もないので使い勝手が良いです。
ステートAはカードキーが2枚もらえます(2019/09/16追記)
もう一つ、ステートA で便利なのがカードキーです。鍵が2枚もらえるので、それぞれ好きに出入りできます。
ステートBの金属の鍵は、二人部屋なのに1個しかないのでこれがとても不便。どちらかが部屋から出ると、もう一人は相方が戻るのをずっと部屋で待っているしかありません。
価格差は?
消費税増税前の料金表ですが、ステートAとステートBの価格差は、いずれの期間もわずか1,000円程度。これなら、あえてステートBを選ぶ理由はなさそうです。
まとめ
- ステートAにあってステートBに無い装備 :トイレ、冷蔵庫、そして部屋の鍵2個
- 価格差 いずれの期間も約1,000円/人
- よって、コスパのみを考えると敦賀-苫小牧東港便のステートAを利用するのがお得
以上、読んでくださりありがとうございます。