【2019年11月現在】只見線不通区間(会津川口-只見)の現状

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

今回(2019/10末-11初)の撮影では福島県側と新潟側を三回(つまり1.5往復)行き来しました。その時に、2011年の豪雨で現在も運休中の区間の状況を見てきました。列車が走っていたときの写真と合わせてご覧頂きます。なお、この区間は2021年度中の開通を目指して現在工事中です。

目次

第五只見川橋梁(会津川口-本名)

以前の写真

ここは、国道252号前の路肩から撮影でき、許容人数も多いのでSL運転のときは追っかけての撮影が可能でした。

只見線不通区間の現状

2008年11月上旬 11:56撮影 只見方面行き

現在の写真

レッカーが設置されて工事が行われています。これだけの高さのレッカーを使うということは、橋をかけかえるのでしょうか。

只見線不通区間の現状

レッカーのあたりをズームアップ

只見線不通区間の現状

なお、レッカーが設置されている側は工事現場となっているので現在は立入禁止です。よって線路を見下ろした写真は撮影できませんでした。

地図

Googleマップ

第六只見川橋梁(本名-会津越川)

以前の写真

このときはかなり雪が降っていました。国道252号前は線路と並行して本名ダムの上を通っているのでその路肩から撮影しました。運休前に只見線を訪れたのはこれが最後です。

只見線不通区間の現状

2010年12月下旬 15:36撮影 小出方面行き

現在の写真

只見線不通区間の現状

この写真をアップにすると、橋脚を新しく作り直しているのがわかります。

只見線不通区間の現状

これをもう少し引いて撮影したのがこちら。もっと右手(ダムの南側)からなら反対側の状況も見えたのですが、交通量が多くダム南側には工事車両も多数停まっていたためダム北側からしか撮影できませんでした。

只見線不通区間の現状

地図

Googleマップ

会津越川駅

駅前に説明の看板がありました。

只見線不通区間の現状

さすがに駅名標は錆びてきています。

只見線不通区間の現状

しかし、ホームは枯れ葉などもなく綺麗です。地元の方が清掃されているのでしょう。

只見線不通区間の現状

駅舎(というか、待合室 ですね)は開口部が塞がれています。

只見線不通区間の現状

地図

Googleマップ

第八只見川橋梁

ここは秋の紅葉が見事な人気の撮影地です。只見からの折返しのSLが走る時間帯は夕陽で紅葉が輝き、素敵な写真が撮れます。

只見線不通区間の現状

2009年10月下旬13:53撮影 会津若松方面行き

また、雪の時期には列車が雪をかき分けて進む姿が撮影できます。

只見線不通区間の現状

2010年12月下旬 14:58撮影 会津若松方面行き

現在の状況

鉄橋とトラスは残っています。

只見線不通区間の現状

しかし、視線を右に移すと、路盤が崩れているのがわかります。

只見線不通区間の現状

現在は、この写真のもっと右側の奥で工事が行われています。

地図

Googleマップ

会津蒲生-只見

以前の写真

只見を出発して山間から出てきた列車は、叶津川の扇状地でくるっと右に90°回転します。只見駅で折返したSLを待ち構える人が多数詰めかけていました。

只見線不通区間の現状

2008年11月上旬 13:49撮影 会津若松方面行き

現在の状況

橋桁に生えた草が随分伸びてきています。

只見線不通区間の現状

地図

Googleマップ

只見駅

只見駅は現在も小出方面行きの列車の始発駅として営業しています。

只見線不通区間の現状

窓口の営業時間は限定されていますが、有人駅です。

只見線不通区間の現状

列車は小出方面行きのみで、一日3本。

只見線不通区間の現状

待合室には素敵な写真が貼ってありました。

只見線不通区間の現状

ちなみに、ちょっと古いですが2003年12月号のJTB時刻表を見ると、このときでも只見駅を通る小出方面行きは一日4本しか出ていませんでした。2021年度に予定されている開通後は何本運転されるのでしょうか。

只見線不通区間の現状

地図

Googleマップ

以上、読んでくださりありがとうございます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください