初めて新日本海フェリーで旅行してみようという方に、知っていると役立つ情報をまとめました。HPに書かれている一般的な手続きの方法は記載していませんので、新日本海フェリーのHPを御覧ください。利用する港をクリックすると乗船手順の説明が現れます。
目次
乗船前
e乗船券お客様控えを印刷して持っていきましょう。これがあれば、フェリーターミナル窓口で並ぶ必要はありません。もっとも、こういった便利な仕組みがなかった以前と違って今は窓口に並ぶ人は少ないので、仮に並んだとしてもさほど時間はかからないでしょう。
インターネット予約が完了すると、下図左のe乗船券お客様控えの印刷が可能となります。これを印刷して持参しない場合、窓口で下図右のタイプのものを発行してもらいます。乗船時はこれを提示して改札を受けます。(きっぷみたいなものです)
新日本海フェリーHPより引用
なお、このe乗船券お客様控えは下船時も提示する必要があるのでなくさないようにしましょう。(もしなくしたら船内で再発行してくれます)
乗船時
ワンボックスカーは、乗船の列に並ぶ前に後部ハッチから荷物を取り出しておく
手続きが終わったら係の人の誘導に従って乗船待ちの列に並びます。このとき車間を詰めるよう指示されるので、大型のワンボックスは後部ハッチが開けられなくなることがあります。そして、船倉でも車間を詰めますので、同様の事態となる可能性が。ドライバーが船内に持ち込む荷物は後部ハッチを開けなくても取り出せる位置に移動させてから乗船待ちの列に入りましょう。
船内で車を停めた位置をメモしておく
わたしは方向音痴なのでこれまでに何回か自分の車を停めた場所が下船時にわからなくなり、船倉をぐるりと歩き回る羽目になったことがあります。(これは結構あせります)心配な方は乗船時手元にある「e乗船券お客様控え」などに車の乗船口と自車の位置関係をメモしておきましょう。
わたしのここ2年の経験では、夏場は右舷後部の入り口から入って3Fの船倉に、そして車が少ない冬場はここより一段下の狭い船倉に載せられます。(こちらは台数が少ないので迷うこともありません)
冬場は、写真左に見えるスロープを下って一段下の船倉に案内されます
客室への通路入り口にそこが何階のフロアかを書いた下記のような紙(実物は長さ18センチくらい)が置いてあるので、心配な方はこれをもらっていきましょう。
下船時
エンジンをかけたらエアコンは循環モードに
下船時は乗車して下船を待つのですが、このとき一斉に車のエンジンがかかるので船倉内はたちまち排気ガスが充満します。しかし車内には乗船時に入っていたきれいな空気が残っていますので、外気導入モードになっていたら大至急循環モードに切り替えましょう。(外気導入モードでエアコンを回すとすぐに車内は排気ガスのニオイが充満し、下船まで我慢を強いられることになります)
船内で必要なもの
タオル、着替え
個室なら人数分のフェイスタオルは付いています。また、シャンプーやボディソープ、ドライヤーは船内大浴場に備わっています。
食料
すべてを船内のレストランで食べると結構な金額になるので、コンビニなどで調達した食料を持参すると節約できます。カップラーメン用のお湯も船内で調達可能です。ステートB以外の個室には小型の冷蔵庫が備わっていますので生鮮食料品もOK。
食器
船内に食料を持参する方は、一緒に箸やスプーンももらっておきましょう。
また、コップとスティックコーヒーを持参すれば、カップラーメン用の湯でインスタントコーヒーが飲めます。食器は個室でも湯呑とうがい用のプラスチック製のコップしかありません。(実はわたしはステートA、Bに乗ったときはうがい用のコップでコーヒーを飲んでいます)
酒類
船内でも良心的な価格で販売されていますので、荷物をあまり増やしたくない方は船内で買いましょう。
洗濯用洗剤
コインランドリー用の洗剤は別売り(50円)です。手持ちがある方は持参しましょう。
洗面用具
個室には歯ブラシ(ビジネスホテルに置いてあるようなチープなもの)、フェイスタオル、ハンドソープが付いています。(ハンドソープなのでこれで顔を洗うのはちょっとためらわれますが)
USB充電器
ツーリストを含め、すべての寝台にはコンセントが備わっていますのでコンセント式のUSB充電器を持参すればスマホの充電が可能です。(昔はツーリストの各ベッドにコンセントがなく、廊下のコンセントが取り合いでした)
以上、読んでくださりありがとうございます。