北海道雪景色撮影

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昨年に続き、北海道の雪景色を撮りに行く

昨年の2月末~3月にかけて北海道を旅行し、極寒車中泊を楽しむとともに、釧網本線と石北本線の撮影をしました。本当はそのとき宗谷本線と富良野線も撮影したかったのですが、沿線がほとんど晴れることがなく断念しました。

本年はこれら地域で雪晴れを狙うべく、天気予報を注視していました。

2月の中旬に入るとそれまでは連日雪か曇りだった宗谷地方に晴れの予報がポツポツ出始めるとともに、一ヶ月予報で全国的に暖かくなるとの予報が出たため、そろそろ出かけることにしました。

フェリーは2019年2月18日深夜発(正確には、2月19日ですね)を予約。

敦賀港から新日本海フェリー

冬はすいているので、一番安いツーリストAでも十分快適に過ごせます。車両と合わせて料金は32,170円。安いですねえ。

行きの船は「すいせん」です。ウィキペディアによると就航は2012年7月なので、比較的新しい船ですね。露天風呂に初めて入ったときは感激しました。

フェリーターミナル待合室には誰もおらず。その日乗り込んだ乗用車は全部で10台くらいでした。

閑散とした敦賀フェリーターミナルの待合室

苫小牧から徹夜で稚内へ

苫小牧には予定通り20:30に到着。天気予報によると、明日朝の稚内地方は晴れるとのことなので、苫小牧から稚内まで走ることにします。300キロ以上ありますが、ナビによれば高速を使わなくても7時間ほどで行ける計算。

苫小牧近郊は積雪もなく、とても走りやすかったです。

14年ぶりに利尻富士にお目にかかる

その後も路面はほぼ乾いており、さほど疲労せずに走ることができました。

途中、旭川の手前、モダセルフ美唄SSで給油して翌朝午前3時過ぎに稚内近郊の幌延まで走って駐車帯で仮眠。翌朝7時過ぎに起きましたが、7時頃に付近を通過する特急サロベツは間に合わず。

それよりなにより、利尻富士が見えているのかが問題だったのですが、しっかり見えているのが確認できました。

14年ぶりの利尻富士

利尻富士を見るのは、2005年のGWに、下記の写真を撮影して以来です。(このスポットは現在は立ち入り禁止と聞いています。)

これ以降、毎回北海道に行くと宗谷地方の天候をチェックして行く機会をうかがっていましたが、一度も晴れることはありませんでした。

行きたかった撮影地を巡る

利尻富士と列車を絡めることができる撮影地は、作例はたくさん見つかったのですがどれもその位置がはっきりしません。車をあちこち走らせてGoogle マップでおおよその当たりをつけてあった撮影地をチェックし、なんとか残りの列車を無事撮影することができました。

この日は夕暮れ時の利尻富士もきれいでした。(本当は鈍行列車が来てくれるとよかったのですが)

翌日はさらによい天気

初日の撮影だけでも十分満足でしたが、翌朝は一段と素晴らしい天気になりました。また、利尻富士も一段とくっきり拝むことができましたので、昨日撮影した場所も含めて昼までに撮影可能な列車5本を追ってあちこち移動しました。

また、たまたまラッセル車を追っかけている方に遭遇し、わたしも隣で撮らせてもらいました。

ちなみにこの場所はGoogle マップではよくわからなかったのですが、ラッセル車の向こうに見える自動車用の橋を鉄道の橋だと思い込んでいたのがその原因でした。おかげでラッセル車が撮れた上に撮影場所も間違わずにすみました。

その後、同じ場所で各駅停車も撮影しました。減便された宗谷本線の各駅停車は今や特急並みに貴重な存在です。

次は根室へ

昼まで宗谷地方で撮影をし、そのあとは花咲線撮影のため根室方面へ向かいました。

もともと花咲線の撮影は予定していなかったのですが、冬に天気が崩れやすい富良野線と宗谷本線だけでは行き場がなくなりそうだったので、出発の直前に慌てて追加で調べておいたのです。

今日は厚岸の道の駅まで走ります。500キロ弱あるのですが、ナビの計算では高速を使わずに9時間弱。さすが北海道です。

22:00頃には着くはずだったのですが、何度も休憩したため、厚岸に着いたのは真夜中の0:30頃でした。

厚岸の海岸線

翌朝は五時起きで事前に調べておいた撮影場所をチェックし、まずは道の駅からも近いあっけし望洋台近辺で撮影。

宗谷地方に続き、根室地方もとてもいい天気です。

このあたりは花咲線が海岸線に沿って走っており、併走する国道44号線から撮影可能です。

別寒辺牛湿原

別寒辺牛は、読み方がわからなかったのですが、帰ってから調べたら「べかんべうし」と読むそうです。

ここも国道44号線と花咲線が併走しており、撮影地へ行くのは比較的容易です。ただし、国道を走る車は大型車が多く、スピードも速いので路肩に車を止めるのはとても危険。そこで、厚岸水鳥観察館の駐車場に車を置いて歩いて移動しました。(そして路肩を歩くのもかなり危険なのですが、仕方ありません。車が来るたびに路肩の外側に避難しながら歩きました。)

今の時期は、野鳥を観察する人よりも釣りに来ている人の方が多そうです。厚岸水鳥観察館の近くには釣り来た方たちの車がたくさん停まっていました。

この駐車場の脇にある丘の上から湿原を見下ろすことができ、列車の写真も撮れます。赤いラッピングのおかげで列車がとても映えます。

上の写真は根室側で、本当なら釧路側も撮れるのですが、高所恐怖症気味のわたしはこれ以上登ることができずに断念。

これが釧路側。もう少し上れば線路を見渡せるのですが・・・。

別当賀

別当賀は以前行ったことがあったのと、車を停めた場所から撮影地へたどり着くのに苦労した記憶があったので今回は行かないつもりでした。しかし、午後になっても天気がとてもよく、素敵な写真が撮れそうな予感がしたので思い直して行ってみることにしました。

途中までは雲が多いながらも日が差していたのですが、やがて太陽が完全に隠れてしまいました。

仕方ないので鹿と列車の絡みを撮影。

翌日はもう行かないぞ、と思っていたのですが、15時頃になっても昨日以上の青空。

行かない理由が見つからないのでまた別当賀へ向かいます。厚岸と別当賀の往復は100キロ以上あるので本当は気軽に行ける距離ではないはずですが・・・。

でもまあ、十分に行った甲斐はありました。

最後は富良野と旭川

別当賀の撮影を終えてこの日は厚岸の道の駅で車中泊。

翌朝富良野へ向かいますが、これがまた遠い。道の駅南富良野まで約300キロですが、これまでの疲労が蓄積してきて休憩が増え、移動が一日がかりになってしまいました。

晴れの予報だが雲が多い

翌日は一日雪の予報。疲れていたのでこれ幸いと一日車の中で休んでいました。そしてその翌日も曇っていたので休み。

富良野に入って 三日目に、やっと晴れの予報が出ました。残念ながら快晴ではありませんが、天気が(若干)よくなったのでまずは根室本線を撮影します。

布部駅南の踏切から。

次は、Google マップで目をつけていた富良野ワインハウスの駐車場へ向かいますが、ひどい霧です。

予定していた東鹿越行きの列車を無理矢理撮影したものの、このありさま。列車の場所もわかりません。

とはいえ、ここからの眺めがいいのは間違いないので、40分後の次の列車まで待つことにします。

すると、いい感じに霧が晴れてきました。

おおー、いいじゃないか! と列車を待ちながら景色を撮影していたら、滝川の方向から貨物列車がやってきました。降ったばかりの雪のふんわりとした感触が霧とマッチして素敵な写真になりました。

しかし、この先は運休中ですが、この貨物列車はどこ行きなのでしょう?

結局富良野では快晴の写真が撮れず

このあと、この日は富良野~旭川近辺をうろうろし、何カ所かで写真を撮りました。

本当は大雪山バックで宗谷本線の列車を撮りたかったのですが、結局それはかないませんでした。

前半天気がよかったので、もう今回の撮影の天気運を使い果たしたということでしょう。仕方ないですね。

再び新日本海フェリーで苫小牧東港から敦賀へ

わずかな望みをつないだ翌日も曇天だったので、その夜のフェリーで敦賀へ向かいます。苫小牧には出港の6時間ほど前に到着。乗船まで食事をしたり、土産を買ったりして過ごしました。

帰りも行きと同じすいせんです。20時間かけて予定通り敦賀に着きました。

すいせん 船内の写真

航行スケジュール

津軽海峡を抜けるとき、佐渡島能登半島の近くを通るときに携帯電話の電波を受信できます。

南行きは進行方向左側、北行きは進行方向右側の客室が主として陸地側になるので、電波の受信には有利です。

新日本海フェリー すいせん 船内

船内サービスのスケジュール

今回は寝る前と下船前、二回風呂に入りました。


新日本海フェリー すいせん 船内

ツーリストAの寝台

昔は二段ベッドの口が同じ側に向いていましたが、今は上段は反対側を向いているので上段でもベッドの出入りに気を遣う必要がありません。

棚も独り占めできます。

新日本海フェリー すいせん 船内

カップラーメン室

カップヌードルの自販機とポットがあります。椅子はないので立って食べます。

新日本海フェリー すいせん 船内

喫煙室

外から見ています。

新日本海フェリー すいせん 船内

コインランドリー

フェリーに乗るのは旅行の最初と最後なので、わたしは使ったことはありません。主に使われるのはトラックドライバーの方でしょうか。

新日本海フェリー すいせん 船内

ツーリストA ベッドの配置図

この配置ですと、65と74は向かいが壁なのでカーテンの開け閉めに気を遣いません。

また、73と66はベッドが下段だけなので頭の上が広々しています。

新日本海フェリー すいせん 船内

73と66のベッドは、立ち上がっても頭がつかえません。

新日本海フェリー すいせん 船内

以上、読んでくださりありがとうございます。

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