中央集中で遠くまで照らせるKRARUS G35

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目次

特徴

18650リチウムイオン電池を3本使用した大柄な懐中電灯。光を絞って遠くまで照らすことに特化した懐中電灯です。光が1000m先まで届く、と謳っていますが、実際に使ってみるとそれもまんざら誇張ではないと思われます。

Krarus G35
Krarus G35
ずっしりヘビー級

同梱品

パッケージには、本体以外にストラップ、充電用USBケーブルと予備のOリングが付属しています。取説に日本語表記はありませんので、英語を解読するしかありません。

Krarus G35
同梱品一式

充電方法に注意

電池室の蓋を開けると…

Krarus G35
絶縁材を取り除く

18650リチウムイオン電池が三本格納されています。プラス極に樹脂板が、マイナス極に厚紙が挟まれて絶縁されていますので、これらを取り除きます。

再び蓋をしてスイッチを入れると点灯しました。

さて、次は充電をしよう、と思ったのですが、本体のどこを見ても充電用のソケットは見当たりません。取説にも記載がない。はて?

もう一度電池室の蓋を開けてリチウムイオン電池をよく見たら、それぞれにマイクロUSBのソケットがありました。本体から取り出して一本ずつ充電するのでした。

Krarus G35
それぞれの電池にUSBソケットが備わっている

それぞれにケーブルを挿して充電します。

Krarus G35

これを一本ずつ充電していたらかなり時間がかかります。本品は18650リチウムイオン電池を三本使うタイプとしては割安な値付けですが、このあたりにコストカットの痕跡がうかがえますね。

Olight X7Rとの比較

18650が四本入ってずんぐりしたX7Rに対して本品は昔よく見掛けた単一電池が二本入った懐中電灯と同じくらいのサイズ、プロポーションです。

Krarus G35

電池を含めた重量は、X7Rが約670gなのに対してこちらは約530gとやや軽量ですが、それでもヘビー級なのは間違いありません。

Krarus G35
左がX7R、右が本品

そして、両者の一番の違いは、X7RはLEDを3備えるのに対し、本品は1である、ということです。

また、配光も大きく異なり、X7Rは光を絞らずにビームの外縁部まで明るく照らすのに対し、本品はビームの中央部に光を絞って集中させる配光になっています。

操作法

Krarus G35

本体の側面後端、それぞれにスイッチがありますが、基本的な機能は同じです。

 側面スイッチ 1回クリック→前回の明るさで点灯

 後端スイッチ1回クリック→LOW点灯

 もう一回クリック→一段明るくなる

 長押し→消灯

 素早く2回クリック→ストロボモード、さらに素早く2回クリック→SOSモード

 いずれかのスイッチを長押し→ターボモードで点灯、スイッチから手を離すと消灯

 両方のスイッチを長押し→ロックがかかる、いずれかのスイッチを3回素早くクリック→ロック解除

クリックでモードが切り替わり、長押しで消灯する、というのはOlightとは逆ですので、Olightに慣れているとちょっと戸惑います。

本品は18650リチウムイオン電池1本でも点灯させることが可能です。その場合は、電池を赤いシールが貼ってあるスロットに入れます。

Krarus G35
赤いシールが貼ってあるスロット

点灯時間

明るさと点灯時間の関係は下記の通りです。

18650リチウムイオン電池電池3本使用の場合

LOW…10ルーメン、210h

MEDIUM…100ルーメン、44h

HIGH…400ルーメン、13h45m

TURBO…2000ルーメン、3h

18650リチウムイオン電池1本使用の場合

LOW…10ルーメン、85h

MEDIUM…100ルーメン、14h

HIGH…400ルーメン、3h12m

TURBO…1200ルーメン、1h

以上、読んでくださり、ありがとうございます。

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