自作雨水タンクを 恐る恐る二年ぶりに開けてみた

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西日本豪雨ですぐ近くの地域が二週間ほど断水したため、二年前に雨水タンクを設置しました。(こちらの記事ご参照)
その後拙宅は災害に見舞われることがなかったため、ちゃんと水が貯まることを確認してからは雨水タンクも放置されていました。そして、コロナがはやり始めて食料や生活必需品の備蓄について考えていてふと気づきました。雨水タンクの中はどうなっている?

まずは中を覗いてみる

こういうのって開けてみるのにちょっと勇気が要ります。ひょっとしたら虫が湧いているかもしれないし、腐ってドロドロになっているかも知れない。そんなことを考えていたらなかなか決心が付かず、ずいぶんな時間が経ってしまいました。そしてある日、思い立って開えいっとけてみました。

雑草やツタが茂っています。

水タンクの周囲に雑草が茂っています

タンクにもツタが・・

タンクにもツタが絡んでいます

ふたを開けてみると、中の水は思いの外綺麗です。とはいえ、もやもや、ひらひらした湯葉のようなものが浮かんでいるのが分かります。これをかき混ぜてみると、底に沈んでいた黒い粒子(多分雨に混じっていた土砂やホコリだと思われます) がうわーっと舞って濁ってしまいました。

中の水は綺麗

ドレン穴に蛇口を取り付けようとしたが・・・

あまり綺麗な水とは言えませんが、いざとなればこれでもトイレを流したり玄関先の土砂を洗い流したりするくらいには使えそうです。しかし、そのためには水を濾過したい。ならばドレン穴に蛇口を付け、蛇口の先をネットや布でくるんでやれば簡単にゴミを分離できます。

また、ときおりはドレンから古い水を抜いてやらないとそのうち本当に虫が湧きそうです。

ところが、調べてみるとドレン穴はとんでもない方向を向いています。(この写真の黄色い矢印の向き)

写真ではわかりにくいですが、写真の右側はポーチがあって一段高くなっているため、蛇口を取り付けることはできません。従って、ドレン穴が写真の正面の位置に来るようタンクを120°ほど回してやらなくてはなりません。
とんだ失態ですが、タンクを設置するときはドレン穴を使おうとは考えていなかったので、致し方ありません。

ドレン穴がとんでもない角度に取り付けられている

このタンクの容量は200リットルなので、水の重量だけでも200キロ。ダメ元で回転させようとしましたが、全く無理。
また、ドレン穴に蛇口を付けるためにはタンクの下にレンガなどを噛ませてドレン穴をかさ上げしなくてはなりません。

タンクの図面はこちら

タンクの図面
スイコー HPより引用

仕方なく、ひしゃくで水をくみ出すことにしました。

水をひしゃくでくみ出す

数日かけてタンクの水を八割方くみ出したところで試してみるとタンクの回転、かさ上げが可能となっていました。
この写真はタンクを90°ほど回転させたところです。ドレン穴は矢印の位置で、下の方にねずみ色のキャップが見えます。

ドレン穴を正面に持ってくる

必要な資材をそろえる

レンガ4個

かさ上げ用です。

蛇口

タンクのドレン穴には25Aのネジが切ってあるのでこれに合う蛇口を探しました。あちこち見て歩かなくても手に入るのはありがたいことです。(試しに覗いた近所のホームセンターにはこの手の商品はありませんでした)

ポリコック 25A

MonotaRO HPよrよりよ

風呂の栓(結局使わず)

タンクを回転させたために雨水を受けるホースの接続穴を開け直す必要があり、以前の穴を塞ぐために購入しました。(穴の開け直しはやめたので、結局使っていません)

風呂の栓

蛇腹ホース(後で追加)

穴を開け直すと中に飛び散ったタンクの削りかすを集めるのが難しそうなので、以前のもの(内径32mm×長さ1m)より長いもの(内径32mm×2m)を入手しました。これも近所のホームセンターにはありませんでした。

なお、下記リンク先は長さ2mのものです。これ以外にも各種長さがそろっているのでご注意ください

TACダクトEE

蛇腹ホース

かさ上げ/蛇口取り付け作業

かさ上げ

タンクのドレン穴が正面に来るようにさらに回転させ、底面を持ち上げてレンガを噛ませます。90°おきに4個を噛ませました。

レンガを噛ませる

ドレン穴をボロ布で塞ぐ

水がどっと出てあたりが水浸しになっては困るので、ドレン穴の内側にボロ布を詰めました。

ドレン穴にボロ布を詰めて水を止める

ドレンキャップを外す

固かったらいやだなあ、と思っていたのですが、さして力を入れなくても外すことができました。

ドレン穴の栓を開ける

蛇口取り付け

蛇口です。

蛇口を取り付け

くるくるっとこれも簡単に取り付けることができました。

蛇口を取り付け

取り付け完了

蛇口を取り付け

ドレン穴の内側に詰めたボロ布を取り除くと、水がちょろちょろと出始めました。水面が低いせいか、全然勢いがありません。

水を出す

ホースをどうしよう?

もともとのホースは長さが1mで、ギリギリでしたので、タンクを回したためにホースの長さが足りません。タンクの穴を新しく開け直すつもりでいたのですが、中に削りかすが飛び散るといやなので、結局長いホースを入手して穴の位置を変えないことにしました。

ホースが繋がらない

新しいホースを取り付ける

後日、届いたホースを取り付けました。しかし、ちょっと長すぎる。以前は雨どいからタンクまで、ずっとホースはピンと張って下り坂だったのですが、新しいホースは必要以上に長いため、1回下がってまた持ち上がっているので液だまりができてしまいます。よし、切りましょう!

長いホースに交換

とは思ったのですが、このホースも安くはないのでしばらくこのままにして様子を見てから実行に移したいと思います。

かかった費用/購入場所

蛇口 税込み 1,190円 MonotaRO

風呂の栓 税込み 767円 近所のホームセンター

レンガ4個 税込み 562円 近所のホームセンター

蛇腹ホース 2m 税込み2,299円 MonotaRO

まとめ

  • 雨水タンクのドレン穴は、使えるようにしておいたほうが便利
  • その場合、タンク施工時にかさ上げして(必要なら)蛇口を取り付ける方が圧倒的に簡単にすむ(水がたまってからでは手間がかかる)
  • とりあえずドレン穴を使わない場合でも、タンクへのホースの接続位置はドレン穴の位置を考慮に入れて決めておくとあとで助かるかも

わたしは上記のいずれもやっていなかったので今回えらい手間と費用がかかってしまいました

以上、読んでくださりありがとうございます。

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