有名撮影地をGoogleマップでデジタルロケハンしてみた

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デジタルロケハンで撮影スポット探しを効率化する

最近になってGoogleマップに3D機能が備わったことに気づいて喜んでいたら、実はずいぶん前から存在していたようですね。以前は3Dを見下ろす角度が限定されていたようですが、今は角度、方向とも自由自在です。ならば、毎回現地に着いてから結構な時間を費やしている撮影場所探しにこれが活用できないか、と考えて実際の撮影地がGoogleマップでどのように見えるのか、そして素敵な写真が撮れそうだと予想は可能なのかを調べてみました。

まずは月並みながら、日本三大車窓から。

1.姨捨

場所は、松本と長野を結ぶ篠ノ井線の姨捨駅付近です。列車から眺める長野盆地のスケールが素晴らしいですし、春は桜、冬は雪景色、そして棚田と夜景も有名です。(スポットはマーク付近です。)

実際の写真はこんな感じです。

姨捨の雪景色

姨捨の雪景色

Googleマップの3D表示は下記の通りで、姨捨から眺める長野盆地の雄大さが充分に伝わるものとなっており、ここが素晴らしい撮影地であることも伝わってきます。

Googleマップで見た姨捨

Googleマップで見た姨捨

一方、ストリートビューはちょっと残念な結果です。道の真ん中から撮影しているので、この向こうにかの雄大な景色が広がっているとは分かりづらいです。ここから2,30メートル歩けば良い眺めにありつけるのですがね。

ストリートビューで見た姨捨

ストリートビューで見た姨捨

2.矢岳越え

こちらは九州南部を走る肥薩線。日本三大車窓の1つである矢岳越えのほか、大畑駅のスイッチバック+ループ線等で知られています。沿線の観光地開拓を得意とするJR九州は、SL人吉、観光特急隼人の風、そして(最近特急に昇格した)いさぶろう、しんぺい等を走らせて集客に努めています。

この、矢岳越えでの写真は、列車から撮影しました。当時はまだ普通列車だったいさぶろう1号に熊本から乗り、車窓を楽しみました。(この写真は看板を大きく入れすぎて景色が隠れてしまいましたが)

矢岳越え

矢岳越え

ここは看板が写っていないGoogleマップの方が見やすいです。Googleマップ上に「三代車窓」の表示があり、そのあたりから下界を眺めると実際と変わらない景色を眺めることができ、この場所が素晴らしい撮影地であることがわかります。(そして、看板を避けた方が素敵な写真が撮れそうなことも)

Googleマップで見た矢岳越え

Googleマップで見た矢岳越え

そして、こちらもストリートビューではその素晴らしさは伝わりません。そもそも、窓から景色が綺麗に見える位置には道路が通っておらず位置がずれているので、ストリートビューがぱっとしないのも致し方ありませんが。

ストリートビューで見た矢岳越え

ストリートビューで見た矢岳越え

3.八方尾根

長野県北部を走り、雪山を入れた鉄道写真が撮れるスポットがたくさん存在する大糸線ですが、中でも有名なのがこの八方尾根です。

実際の写真はこのとおり。

八方尾根

八方尾根

これをGoogleマップで見ると、八方尾根に向けて線路がまっすぐ延びているのがわかりますのでこのような写真が撮れそうだとわかります。

Googleマップで見た八方尾根

Googleマップで見た八方尾根

そして、このスポットはストリートビューでも撮れる写真がある程度予想可能です。

ストリートビューで見た八方尾根

ストリートビューで見た八方尾根

4.牛ノ谷のS字カーブ

今度はわたしが個人的に通っていた、たいして有名でない撮影地です。

ここは、北陸本線の福井県と富山県の県境付近。

撮影した写真はこんな感じです。

牛ノ谷S字カーブ

牛ノ谷S字カーブ

これをGoogleマップで見ると…。

Googleマップで見た牛ノ谷S字カーブ

Googleマップで見た牛ノ谷S字カーブ

視点の高度が高すぎますが、線形がS字なのはよく分かります。ただし、車両の編成がこの画像上でどのくらいの長さになるのかわかるには少々慣れが必要と思われます。

なお、この位置はストリートビューには収録されていません。(付近に道がないので)

5.水橋の山バック

富山県の水橋駅の少し西から黒部の山を眺めるアングルです。

こちらは、晴れた日の夕方に行くと、こんな写真が撮れます。

水橋山バック

水橋山バック

これをGoogleマップで見ると下記の通り。

ちなみに、上の写真は手前の踏切に隣接する「白山社」と表示のある神社の裏から撮影しています。

Googleマップで見た水橋山バック

Googleマップで見た水橋山バック

俯瞰の高度をこれ以上下げられないため、望遠で車両を引きつけた場合に山がどのくらいのサイズで迫ってくるのかを予想するのはちょっと難しそうです。

ただ、ある程度場数を踏めば、それもかなりの確度で予想できそうに思います。

こちらをストリートビューで見るとこのとおり、山が全然見えませんのでここで撮れる写真を予想するのは難しいです。

ストリートビューで見た水橋山バック

ストリートビューで見た水橋山バック

6.そこで撮れる風景写真はGoogleマップである程度予想できる

以上、合計5箇所の撮影スポットを見てきましたが、いずれの場合もGoogleマップの3D機能を使えばそこで撮れそうな写真をある程度予想することはできそうです。

これまでであれば、風景写真のスポットを探すために到着したら半日くらいかけてぐるっと下見をし、撮影に入ってからも「この道を進んでいくと良い写真が撮れそう!」などど血迷って無駄足を踏むことがありました。しかし、Googleマップがあれば、こういった無駄時間を大きく減らすことができそうです。(そして、現地へ行ってからでも撮影スポットの善し悪しをそこまで行かなくてもスマホで確認できます)

7.ストリートビューも参考にはなるが…

但し、ストリートビューは、撮影日のコンディションによって画像の天候がまちまちですし、撮影位置も道路の中央部ですからストリートビューでは景色が悪くても、実際には良い、というケースが多々ありそうです。ですから、あくまで3D機能の情報を保管するかたちでの利用になると思います。

以上、読んでくださり、ありがとうございます。

追記(2017/09/06)

予備知識無しでGoogleマップで撮影スポットを事前チェックし、2017/9/2~3の二日間で三江線の撮影に行ってきました。Googleマップの役立ち具合をを下記の記事にまとめましたので、是非ご覧下さい。

Googleマップで三江線撮影スポットをデジタルロケハン

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