岳南電車富士山バック絶景撮影地10選

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目次

一年ぶりの岳南電車

実は昨年の冬にも岳南電車(旧岳南鉄道)の撮影に出かけたのですが、撮影を始めたその日の昼前から雲がかかり始めた富士山はそれっきり姿を出さず、やむなく撮影中断→帰宅となりました。宗谷本線利尻富士バックとセットで岳南電車の撮影地もご紹介したかったのですが結局昨年はそのまま再訪の機会を逸しました。

今年は是非とも富士山にお目にかかろうと、天気予報と自分の都合を突き合わせながら予報では2日続けて晴れと出ている1月下旬に再訪しました。2日とも途中で山に雲がかかることがありましたが、なんとか予定していた撮影地をほぼ網羅することができました。

車で回るのが難しい岳南電車

昨年は富士山に雲がかかった後も予定していた撮影地に行って状況を確認しようとしたのですが、車を停める場所を見つけるのが難しく、もっぱら歩いて移動することになりました。とはいえ、普段運動をしていないのにいきなり長距離を歩けるものでもなく、撮影地を3つ4つ回ったあたりで力尽きてしまいました。

そこで、今回は新富士駅観光案内所レンタサイクルを借りることにしました。なんと無料です。新富士駅周辺の駐車場は上限1000円弱で24時間利用可能。また、新富士駅から岳南電車の撮影地まで自転車で所要20分~30分くらいです。詳細はこちらの記事をどうぞ。

では、撮影地を吉原駅から岳南江尾駅に向かって順番にご紹介します。

なお、岳南電車は朝の通勤時間帯は15分に一往復、日中でも30分に一往復と多数運転されているうえに、日中は前照灯も尾灯も点灯せず運転されていて後追い運転でもそうとはわからないため、列車がどちら方面行きかの記載は省略します

吉原-ジャトコ前1

画面内が非常にごちゃごちゃしていて申し訳ありません。ここはJRと岳南電車が並走する区間で、高圧線が通っているので電線の映り込みも半端ない。しかし、今回沿線を一通り回り、このなんともごちゃごちゃした感じが岳南電車の持ち味だなあ、と考えてボツにせずご紹介する次第です。
なお、これ以降も何度か登場する2月中旬撮影という記載ですが、これらは昨年の2月に撮影した写真です。

岳南電車絶景撮影地

2月中旬8:33撮影

光線状態

終日順光

地図

Googleマップ

矢印の向きは、撮影方向を示します。

吉原-ジャトコ前2

グーグルで岳南電車の写真を検索すると、ここで撮影された作品が一番たくさん出てきます。富士山をバックにこちらへ走ってくるという、まさにこれぞ山バック写真という構図。とはいえ、ここもご多分に漏れず建物や電柱、電線などが盛大に入り込みます。

ちなみに、二枚目は一枚目に比べて立ち位置をより南側、つまり奥に見える踏切から遠い位置に取っています。

岳南電車絶景撮影地

1月下旬9:43撮影

岳南電車絶景撮影地

2月中旬9:18撮影 ちなみに、この後雲がどんどんと増えていって程なく富士山は見えなくなりました。

光線状態

終日順光ですが、午後になると線路左手に植えられた樹木の影が列車正面にかかりそうです。

地図

Googleマップ これは一枚目の立ち位置。二枚目の立ち位置はこれよりも30メートルくらい南です

矢印の向きは、撮影方向を示します。

吉原-ジャトコ前3

ここを撮影した作品もグーグル検索で多数見ることができます。撮影地は牛丼松屋の脇で、このときは朝食抜きで自転車に乗ってここにやってきたので換気扇から漏れてくる美味しい匂いの誘惑を断ち切るのに苦労しました。ちなみに、作例の画面のすぐ左にビル、すぐ右に高圧線と樹木が立っていますので、トリミング必須です。

岳南電車絶景撮影地

1月下旬10:01撮影

光線状態

終日順光の方角ですが、早朝、夕方は樹木やビルの影が車両にかかりそうです。

地図

Googleマップ

矢印の向きは、撮影方向を示します。

吉原-ジャトコ前4

これもごちゃごちゃですね。列車にかぶっている柱は何本あるのでしょうか?

岳南電車絶景撮影地

2月中旬9:40撮影

光線状態

列車正面は午前中、側面は午後順光となります。

地図

Googleマップ

矢印の向きは、撮影方向を示します。

本吉原-岳南原田1

ここは昨年も(富士山に雲がかかってから)来ましたが、その時は列車手前の空き地には瓦礫や朽ちた構造物が散乱していて撮影は難しく思われたと記憶しています。しかし、今回ダメ元で行ってみたらきれいに片付いて、撮影好適地に変わっていました。(とはいえ、この土地がずっと更地のままとは考えにくいので、次に行ったときも撮影好適地かどうかはわかりません)

岳南電車絶景撮影地

1月下旬10:32撮影

光線状態

終日順光(たぶん)

地図

Googleマップ

チェーンがはられていて敷地内には入れませんが、この作例はチェーンの外から撮影しています。グーグルマップの航空写真では更地になっているので、最近の撮影と思われます。

矢印の向きは、撮影方向を示します。

本吉原-岳南原田2

ここも昨年来たのですが、車を停めることができず、(しかも富士山は隠れているので)撮影可能かどうか確認できませんでした。
今回はレンタサイクルなので周囲をじっくり歩き回って作例のアングルを選択しました。ごちゃごちゃしていますが、富士山の大きさが捨てがたいのでご紹介します。工場の門の脇から手持ちで撮影しました。

岳南電車絶景撮影地

1月下旬11:04撮影

光線状態

方角的には終日順光ですが、朝は立ち位置の右手にあるビルの影が列車にかかりそうです。

地図

Googleマップ

矢印の向きは、撮影方向を示します。

岳南富士岡-須津1

川・山・列車と三拍子揃っており、今回の撮影地の中では一番のお気に入りです。

一枚目は川にかかる橋の上から撮影しました。

岳南電車絶景撮影地

1月下旬13:19撮影

また、川岸を少し川上へ行くとアングルが変わります。ネットに上がっているのはこちらのアングルが多いようです。なお、川に陽が当たっていないのは時刻が早いためでアングルとは無関係です。

岳南電車絶景撮影地

1月下旬8:06撮影

光線状態

列車は終日順光です。川全体に陽が当たるのは昼前後と思われます。

地図

Googleマップ

作例一枚目

作例二枚目

矢印の向きは、撮影方向を示します。

岳南富士岡-須津2

ここも有名な撮影地のようです。画面左手の桜が咲くとより素敵な写真が撮れそう。ただし、このアングルで同時に撮影できるのは頑張っても2~3人といったところです。また、この付近は道が細く交通量も多いので近くに車を停めるのは難しい。

なお、富士山の左側に見えるセンサーに付着したゴミのような黒い点はゴミではなくです。

岳南電車絶景撮影地

1月下旬7:13撮影

昼間は川の中まで光が当たります。

岳南電車絶景撮影地

1月下旬13:33撮影

光線状態

列車と富士山は終日順光です。川岸は昼前後に光が当たります。

地図

Googleマップ

矢印の向きは、撮影方向を示します。

岳南富士岡-須津3

前項の撮影地から川上の方向(北)に50mほどのところにある踏切で撮影しました。このときは朝だったせいか尾灯が点いています。踏切の向こう側は道がとても狭く、通勤時間とかぶった作例撮影時は歩いて通るのにも一苦労しました。なお、作例は交通のじゃまにならぬようガードレールの外側から撮影しています。

岳南電車絶景撮影地

1月下旬7:04撮影

光線状態

終日順光です。

地図

Googleマップ

矢印の向きは、撮影方向を示します。

神谷-岳南江尾

夜ではなく早朝の撮影です。時間があれば日中に撮り直したかったのですが、できませんでした。この車両はだるまの顔がとても良く似合っています。

岳南電車絶景撮影地

1月下旬6:35撮影

光線状態

方角的には終日順光です。

地図

Googleマップ

矢印の向きは、撮影方向を示します。

以上、読んでくださりありがとうございます。

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コメント

  1. アラキ タケオ より:

    貨物がなくなってからは行っていませんがこんなに富士山が入るポイントが有ったんですね! 私はジャトコ(日産工機)⇒吉原の並走する道の所からよく撮っていました!記事の中にも有りましたが本当に写真に邪魔なものが多い路線ですね いつも楽しみに見させてもらっています ありがとう御座います

    1. jt1962 より:

      コメントありがとうございます。
      天気が良くても富士山が綺麗に見えるとは限らないのが遠方のものには辛いところですね。
      コロナが流行始めた頃にちょっと無理して出掛けたこの岳南電車以降はどこにも行かず、今日に至ってしまいました。
      この冬は平年並みに寒くなるとの予報なので、雪が降ったら久しぶりに撮影に行くつもりです。
      JR西日本の経営状況を考えると芸備線の三次より東や木次線はもういつ廃止になってもおかしくないと思っていますので。

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