鉄道写真 特急雷鳥 トワイライトエクスプレス 流し撮り

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目次

北陸本線で流し撮り修行

北陸本線は、列車がひっきりなしに走っているので流し撮りの練習には最適です。

わたしは一時期、北陸本線で流し撮りにはまったことがありました。今回はその中からいくつかご紹介します。

分類名はわたしが勝手につけたもので、一般名ではありません。

1.直線流し

ズームは触らず、列車の動きに合わせてカメラを振って撮影したものです。列車がバンバンやってくる北陸線なら小一時間練習すればマスターできます。欲が出るとだんだんシャッタースピードを下げたくなります。ヘッドマーク付きの列車だと、ヘッドマークでうまく止まらないことが多く、成功率が下がります。

北陸本線特急雷鳥流し撮り
北陸本線特急雷鳥流し撮り
北陸本線トワイライトエクスプレス流し撮り
北陸本線トワイライトエクスプレス流し撮り
北陸本線国鉄色ボンネット流し撮り
北陸本線国鉄色ボンネット流し撮り

2.回転流し

こちらは、カメラ+レンズを三脚に取り付け、列車の進行に合わせて回転させて撮影しました。

この撮影地の場合、画面の右側から左側に向けて傾斜を列車が登ってくる形になりますので、三脚の脚を出し入れすることで線路の上昇に合わせてカメラ+レンズの回転の傾きも調整しています。これも、ひとたび調整ができれば撮影自体はそう難しくはありません。

北陸本線419系流し撮り
北陸本線419系流し撮り
北陸本線特急しらさぎ流し撮り
北陸本線特急しらさぎ流し撮り

3.ズーミング+回転流し

これは、直進ズームレンズであるCANON EF100-400mm F4.5-5.6L IS USMを使って撮影しています。直進式ですので、レンズを出し入れするだけでズーミングができます。

右手でシャッターを操作し、左手はレンズ先端を持ちながら腕とレンズでリンク機構を作ってズーミングとレンズの回転が列車の動きと同期するように自分の腕の動きを調整します。これが結構面倒で、実際に数本列車を撮影しながら調整しないとピタッと決まりません。よって、この撮影法の練習には列車の本数が多い北陸本線がおあつらえ向きなのです。

ズーミングだけでも良いのですが、レンズを動かした方が車両前面のぶれが少なくなってスローシャッターが可能となり、列車後方をより大きくぶらすことができます。

北陸本線貨物列車流し撮り
北陸本線貨物列車流し撮り
北陸本線普通列車流し撮り
北陸本線普通列車流し撮り

4.ズーミング+回転流し拡張版

これは牛ノ谷駅のちょっと南にある、普段誰も訪れないS字カーブを抜ける列車を綺麗にズーム流ししようと考え、腕の動きを色々と工夫して撮影したものです。(誰も来ないので場所取りの必要もありませんから流し撮りの修行にはぴったりです。)列車の接近に合わせて先頭車両の大きさが変わらないようにズーミングしつつ腕を使ったリンク機構でレンズが車両の動きを追うように調整します。ここはヘッドマークをピタッと決めることが難しく、ずいぶん通ったのですが精一杯頑張った特急日本海はマークが微妙にぶれています。朝早いのでまだその日の調整と練習が十分でないことも影響しているのかも。

北陸本線寝台特急日本海流し撮り
北陸本線寝台特急日本海流し撮り

しばらく練習をしてから撮影した雷鳥はピシッと決まりました。

北陸本線特急雷鳥流し撮り
北陸本線特急雷鳥流し撮り

この場所は、S字の奥の方まで編成が来ている方が写真も格好良いわけで、わたしの一番のお気に入りは貨物列車のこの写真です。これは正面がピタッと決まったなあ。

北陸本線貨物列車流し撮り
北陸本線貨物列車流し撮り

以上、読んでくださり、ありがとうございます。

2017/11/29追記

一連の記事でご紹介した北陸本線の撮影地データを下記の記事にまとめましたのでこちらも是非ご覧下さい。

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