知っておきたいカーナビタイムのおせっかい機能

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ヤフーカーナビを試してみようと思いつつ、面倒でいまだにカーナビタイム一筋です。しかし、決して手放しで満足はしていません。今回は、以前の記事を書いて以降に気づいた新たな「」をご紹介します。これを知っておくとカーナビタイムが使いやすくなると思います。

目次

目的地を過ぎても教えてくれない

以前使っていたカーナビは、ナビが設定したルートを外れると、「ルートを外れています」と一言注意され、その上でカーナビがルートを検索し直すようになっていました。従って、カーナビが指示する転回場所まで到着する前に適当な場所を探してUターンして余分な走行を減らすことができました。

ところがカーナビタイムはこういった指摘はしてくれません。無言でルートを検索し直して案内してくれます。なんだ、別に問題ないじゃない、と思われるかもしれませんが、このあとカーナビタイムは自分が転回可能だと考えている場所まで案内してくれることになります。大抵は、交差点を折れて走っていた主要道から逸れ、もう二回くらい角を曲がって元の道に入るのですが、このために結構な距離を余分に走らされるのです。特に交差点のない田舎道ではこの余分な距離が長くなり、これは逆に走っていないか?と思っていたらUターンのために3キロ、4キロ走らされていた、ということも。

もしも「ルートを外れています」と一言言ってくれていればコンビニの駐車場などUターン可能な場所を自分で見つけて余分な走行を回避できるのに。

そして、これの拡大版とも言えそうな下記の機能が曲者です。

急いでいるのに遠回りさせられる 1

A地点からB地点経由でC地点に行こうと、A地点→B地点→C地点 とルート設定した場合、B地点に到着後、C地点の方向がいま来た道を戻る方向であった場合、前項同様に、カーナビタイムが知っている方向転換可能な場所まで案内し、そこで方向を変えるようルートを指示してきます。たとえこちらが1分、2分を気にしているときであっても。
こんな凝ったことはやめて、B地点→C地点のルートは車の向きなどは考慮せずに最短ルートを提示し、車がそれとは逆の方向に走り始めて時点で方向転換可能なルートを指示してくれればよいのです。

急いでいるのに遠回りさせられる 2

そして、10月の終わりに行った只見線では、この機能が更にパワーアップ(?)しているのを発見。

まずはこれ。新たにルート検索してさあ行こう、と思ったらルートが前方で輪を描いています。これはつまり、この場所で新たに検索したルートなのに、ご丁寧にここに到着したときの車の向きを覚えていて、方向転換のためにこんな迂遠なルートを提案してきたものと思われます。(新たに検索しているのですから、車の向きなど覚えておいてくれなくてよいのです)

しかし、この時車を停めていたのは転回し放題のこんな場所でした。カーナビタイムは道の幅なども認識しているはずですから、どうせならそれも含めて総合判断した上でルート設定してほしいものです。

そして、この二日後はもっとひどかった。

国道脇の駐車スペースからダムの写真を撮りました。

この場所をストリートビューで見てみると、ご覧の通り転回し放題です。

ところが、新たにルート検索して出発しようとしたところ、出発点から右にも左にもルート(黄緑色の線)がのびています。

画面の向きを変えてよく見たら、こんな遠回りのルートを提案していました。
下の画面の右側に赤い旗が立っていますが、車両の向きを変えるためにここまで走れということですね。
で、また戻ってきて今いる場所を通過し、目的地(Gマーク)に行けと。
目的地までは13.2km、所要時間20分

しかし、転回し放題の駐車スペースから直接目的地に向かえば距離も時間もその1/3で済むのでした。この近辺はスノーシェッドが多く、なかなかUターンができないためにこういった極端な結果になったのだとは思いますが、それにしてもちょっとひどい。

スノーシェッド内での転回は難しい

カーナビタイムのこういった特徴を理解して使わないと、シャッターチャンスを逃しかねません。

サポートにもきいてみたが..

サポートに問い合わせたところ、横付け検索(目的地が左側に来るようなルートを検索してくれる機能)にチェックが入っていないことを確認するよう指示をもらいました。しかし、チェックは入っていませんでした。
その旨返信したところ、ルートの訂正依頼を出してくれとの回答がありましたが、これはどう見てもルートの誤りではないと思われたので訂正依頼は出していません。

以上、読んでくださりありがとうございます。

こちらの記事もご覧ください。

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