大量のデータを低コストで間違いなくバックアップする方法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

約9TBのデータをなるべく低コストで間違いなくバックアップする

わたしのデータが増殖し始めたきっかけは、デジタル一眼EOS10Dを購入し、写真のRAWデータを保存するようになってからです。それまでのコンパクトデジカメなら写真一枚が50kB、100kBといった程度だったのですが、これが5~10MBに増えてしまいました。そうなると、撮影に行くたびにGB単位のデータが蓄積していくことに。

当初は外付けHDDを買ってしのいでいたのですが、ディスク1個にUSBケーブルとコンセントが1個繋がってくるため、4~5個くらいからはこれらケーブルで机とPCの回りがくしゃくしゃになってきました。

そこでPCケースと3.5インチHDDを購入してそこにバックアップするようにしました。また、更なるデータの増殖に対応して、デスクトップPC空きスペースに3.5インチHDDを取り付けています。

データの種類とバックアップ状況

現在保有するデータの種類とそのサイズは下記の通りです。

  1. 文書ファイル(業務関連とプライベート関連が混在。拡張子docx, xlsx, pdfなど) 約100GB
  2. 画像ファイル(家族の写真、家族の動画、鉄道写真など。拡張子jpg,cr2など) 約2TB
  3. 動画ファイル(鉄道の車窓動画、拡張子mp4など) 約2TB
  4. 音楽ファイル(CDのリッピングデータ、拡張子mp3、flacなど) 約400GB
  5. 音声ファイル(鉄道の走行音、拡張子wave、mp3など) 約1TB
  6. DVDのリッピングデータ 約3.5TB

それぞれのバックアップ状況は、下記の通りです。

  1. 文書ファイル 3重バックアップ
  2. 画像ファイル(家族の写真、家族の動画、鉄道写真など。拡張子jpg,cr2など) 約2T 3重バックアップ
  3. 動画ファイル(鉄道の車窓動画、拡張子mp4など) 約2T 2重バックアップ
  4. 音楽ファイル(CDのリッピングデータ、拡張子mp3、flacなど) 約400G 1重バックアップ
  5. 音声ファイル(鉄道の走行音、拡張子wave、mp3など) 約1T 2重バックアップ
  6. DVDのリッピングデータ 約3.5TB 1重バックアップ

2重、3重バックアップに意味はあるのか?

2重とは、作成したファイルのバックアップを原本の他に2取っている、という意味です。

今やHDDも安くなり、4TBが一万円しませんからバックアップのコストは随分下がりました。

今や3.5インチHDDが一万円を切ります

2重、3重バックアップの役割は以下の通りです。

  1. 記録したデータをバックアップする(1重)
  2. 感染するとPCに接続されているドライブ全てに広がると言われているランサムウェアによるデータの破壊に対応するため、通常はPCから切り離した状態にしておけるディスクにデータをバックアップする(2重)
  3. 特に重要なデータは、数ヶ月に1回程度のペースでさらにコピーを作成し、保管(3重)

最近は滅多に発生しませんが、以前は2~3年に1回程度のペースでハードディスクがクラッシュすることがありました。そして、そのような非常時には往々にして緊張のあまり操作ミスでバックアップまで消してしまいそうになったりします。そこで、絶対に失いたくないデータは3重バックアップを取ることにしたのです。

HDDの区分と使い分け

これらの原本、及びバックアップのため、OSの入ったディスク以外に現在は全部で10台の外付けHDDを所有しています。以前はNAS(ネットワークドライブ)を使っていたこともあるのですが、当時はとても動作が遅く、また、あるものは2重、あるものは3重にバックアップを取りたい、という場合にも融通が利かずに空き容量をたくさん抱えることになりそうなので現在は使っていません。

これらのディスクは、

このHDDケースに3.5インチディスクが4機入ります

  • 切り離された状態で2機

が保管されています。

大まかに言うと、下記のような区分けで使用しています。

  • PCに設置した6機⇒原本(直接記録するHDD)、及び1つめのバックアップ
  • HDDケース中の4機⇒主に2つめのバックアップ、通常はPCから切り離し
  • 切り離された2機⇒主に3つめのバックアップ

ちなみに、③のディスクはPCから切り離して押し入れに収納しています。

HDDの管理

バックアップを取る

それぞれのデータをどのように配置するかを決めた上で、バックアップは有名なフリーソフト、BunBackupを使って行っています。このソフトは自動バックアップも行えるようなのですが、わたしのPCではうまく動かないのでいつも手動でコピーしています。

しばらく使うとディスクが一杯になり、データの配置を変更する

いったん決めたデータの配置でバックアップを行っていくと、そのうちにどこかのフォルダーに入るデータが増えすぎて、そのフォルダーが入っているディスクの容量が足りなくなります。これが年に1~2回くらいは発生するので、ディスクに格納された各フォルダーのサイズをにらみながら、新たなデータの配置を決めます。

この配置換えにより、今まで画像を保管していたディスクに動画を保管する、といった変更が発生しますので、TB単位のデータを消したり、コピーしたり、という作業を行うことになります。

データ配置換えでのミス防止策

2重、3重にバックアップを取るもう一つの理由は、このデータの入れ替え作業で誤ってデータを消してしまうのに備えるためです。最近でこそ作業に慣れてミスをしなくなりましたが、以前は時々ヒヤッとすることがありました。

そして、この作業におけるミスで一番怖いのがディスクの取り違えです。つまり、自分は3番のHDDだと思ってデータをコピーしたのに、実はそれが4番のHDDだった、といったケースです。最初の頃は、作業の途上でどれがどのディスクだったか100%の確証がもてず確認に大変手間取ったことがあり、それ以降は、各ディスクにはドライブレターの他に、そのディスクに固有の背番号を丸付き数字で付けるようにしました。ドライブレターはHDDをつなぎ替えたり、別の外付けHDDを繋ぐと変わってしまうことがありますので、ディスク固有とは言えず、当てにはできません。

この背番号はディスク本体にもテプラで表示してあるのですが、PCに取り付けて操作していると今どのディスクが動いているのかは分かりませんので、PCの画面上から現在操作しているディスクの背番号が確認できる、ということが重要です。

エクスプローラーで見ると

HDDケースをオンにした状態ですと、エクスプローラーの表示はこのようになります。

各ディスクの名前には、丸付き数字の背番号と、本来あるべきドライブレター、役割が記入してあります。

これにより、どれがどのディスクで、ドライブレターのずれを起こしていないかどうかが一目で分かります。

各ディスクへのデータ配置とバックアップ手順の決め方

試行錯誤でたどり着いた下記のような図を使ってデータの配置やバックアップの手順を決めています。とてもじゃないですが、頭の中だけでは対応できません。例によってエクセルで作ってあり、各フォルダーのデータサイズと、これらをディスク毎に足し合わせたディスクの使用率が記されています。(全部エクスプローラーを見ながら手入力していますので、まったく先進的ではありませんが)

横方向に引いた赤い矢印は、バックアップを意味します。また、赤い太字の丸付き数字は、BunBackupのバックアップファイルの番号を示しています。

バックアップの頻度

現在は、下記のような頻度でバックアップを行っています。(全て手動)

原本⇒バックアップ1 2~3日に1回

バックアップ1⇒バックアップ2 週一程度

バックアップ2⇒バックアップ3 年に数回

クラウドの利用

有償のクラウドサービスは、おおよそ1TBが年間1万円、というのが現在の相場のようです。従って、重要でないものも含めると10TBほどあるデータを全てバックアップするのはお金がかかりすぎます。現在の使用状況は下記の通りです。

Googleドライブ

一時期、よく使う文書ファイルはGoogleドライブで随時バックアップを行っていたのですが、バックアップソフトで深刻なトラブルが発生したため、現在はPCのバックアップソフトは使っていません。メールで送れない大きなデータをやりとりするときに使う程度。

スマホの画像データバックアップにはGoogleフォトを使っていますが、PCに蓄えた画像は同期させていません。前述のトラブル以降は使う気になりません。

ドロップボックス

これまで問題が発生したことはなく、使い勝手も良好。無料で使える2GBでスマホ写真のアップロード先として利用しています。容量1TBのプランが月1000円ですので、これを契約して文書ファイルを全てバックアップすることを検討しています。

アマゾンドライブ

随時バックアップの使い勝手がわたしには今ひとつでした。定額で容量使い放題のアンリミテッドが終了したので使うのをやめました。画像データの無料バックアップのみ使っています。

以上、読んでくださりありがとうございます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください