前回の記事は11月にアップしたので、それからすでに3ヶ月経過してしまいました。もともとは、冬の到来に間に合わせるつもりだったのですが、2月にずれ込んでしまったのでした。
目次
回路を変更してテストするが…
当初はこのように、ソーラーパネルとDCDCコンバーターのどちらかを選んでチャージコントローラーにつなげるような配線でした。
しかし、前回の記事でお伝えしたように、Drok DCDCコンバーターの電圧はチャージコントローラーが充電可能な36Vまで上がらないため、これを下記のように変更し、DCDCコンバーターからチャージコントローラーを介さず直接バッテリーを充電するようにしました。
作業を終え、ハイエースのエンジンをかけてDCDCコンバーターに供給したのですが、なんとDCDCコンバーターは反応せず。運悪くこのタイミングで故障してしまいました。
代品を探す
アリババで買ってみた
同じものを注文することも考えたのですが、今回故障したDrokのDCDCコンバーターは、
①早々に放熱用のファンが動かなくなり、そして今回まったく使用不能と、故障してばかり
②使用時の発熱が激しいため、放熱に気を使う必要がある
ため、再度これを買うのではなく他の製品を探すことにしました。
なかなか適当なものがなく、巡り巡って最後はアリババへ。で、見つけたのがこれです。
アリババは使ったことがなかったのですが、問題のない商品を受け取しました という意思表示をしないと支払いがされないシステムはよさげだったので試しに注文してみました。配送方法は下記の通り各種あるのですが、表示されている到着日数は有料でもあまり速くないので無料のAlliExpress Standard Shipping を選びました。(それにしても海外から来るのに送料無料ってすごいです)
商品がなかなか届かず、届いてみたら注文間違いだった
しかし、2019年11月下旬に注文したものの、商品が着いたのは翌2020年の1月に入ってからでした。40日くらいかかった計算です。恐らく有料の配送を選んでいればこんなに長くかかることはなかったのでしょう。
しかも、私が注文を間違えていたため、送られてきたのは Step down battery charger 、つまり電圧を下げるための装置でした。欲しかったのは12Vを36Vに上げる装置だったのに。
そこで、今度は失敗を避けるためにチャットを使ってショップに要望を伝え、私にふさわしい商品を選んでもらいました。で、注文したのがこちら。
商品説明には最大出力1000Wなどと勇ましい数字が並んでいますが、わたしが12Vを36Vに上げて200W出力したい、と伝えると、おすすめはこちらの商品だが出力はそこまで出ないと言われました。また、発熱が気になると伝えると、発熱が低くなるようMOS-FETという部品を耐圧が低いものに交換してくれるとのこと。(タダで)
この、SX Electronicsというショップはなかなか良いです。
そして、今回はチャットのお陰かどうかはわかりませんが、前回到着まで40日かかったのが、同じくAlliExpress Standard Shipping を使ったのに10日ほどで届いてしまいました。すごい!
中身はこちら。今回は保険のため使えそうな装置を二種類頼みました。(今回使ったのは写真左側の装置、右は予備で購入した同機能の別の装置)
部品を取り付けてテスト
装置に配線をつなぎます。
エンジンを掛けて電力を供給すると、バッテリーへの充電が行われました。
CC(電流一定)時の出力電圧を30Vに調整します。
一応機能することがわかりました。ただし、この時点でバッテリーはほぼ満充電だったため、電流値は1.12A,この時の充電電力も33.4Wと、低めです。
また、短時間運転した限りではDrok DCDCコンバーターと比べると発熱が低いです。ほとんどない、といっても過言ではありません。一応排熱ファンが付いているのですが、回転することなくテストを終えました。
詳細な設定は後日行う予定です。
以上、読んでくださりありがとうございます。
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