呉線絶景撮影地9選

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目次

車では回りづらい呉線の撮影地

呉線は拙宅から近いのですが、なかなか足が向きませんでした。以前下見に行ったことがあるのですが、国道から集落に入る道はどこも狭く、路肩の駐車スペースやコインパーキングもありません。車で回るのがかなり難しそうに思われたため、それっきりになっていました。しかし、暗所の撮影に強いと言われるEOS R6の性能を試すなら、海辺の日の出・夕暮れが良かろうと考えて今回重い腰を上げた次第です。

三原-須波1

瀬戸内海の眺望を堪能できると聞いていた筆影山ですが、わたしは行ったことがありませんでした。今回初めて車で登ったのですが、道路の状態は秘境路線大井川鐵道井川線沿線と大差ない細道。向こう側は崖の斜面なのにガードレールがない箇所もちらほらあったりして、ちょっとハイエースでは来たくない場所ですね。(わたしは妻の軽自動車を借りて行きました)

この写真は三原駅側から筆影山に登る途中から撮影しています。

呉線絶景撮影地

3月中旬11:41撮影 呉方面行き

光線状態

午前中順光です。

夜の写真はこちら。列車の周りが真っ暗になってしまいました。もう少し早く来れば良かったのかもしれませんが、次項の場所で夕暮れの写真を撮ってから来たものですから・・・

呉線絶景撮影地 夜間撮影

3月下旬19:33撮影 呉方面行き

地図

Googleマップ

矢印の向きは、撮影方向を示します。

三原-須波2

こちらは須波駅と筆影山の間で撮影しています。樹木の切れ目から海バックの須波駅を見下ろしています。須波駅のホームは長いのですが、列車が2両か3両なのでちょっと寂しいですね。

呉線絶景撮影地

3月中旬11:41撮影 このときは須波駅で交換のため、三原方面行きと呉方面行きが両方写っています。

光線状態

午前順光です。ここは海岸線が南北に走り、西側が山なので午後遅くなると景色全体に陽が当たらなくなります。

夕方の写真がこちら。駅と列車が目立って良い感じです。ただし、西側の空は見えないので、夕焼けの色はあまり感じられません。

呉線絶景撮影地 夜間撮影 須波駅俯瞰

3月下旬18:43撮影 三原方面行き

この10分後がこちら。駅と列車がくっきりと浮かび上がり、これも悪くないですね。

呉線絶景撮影地 夜間撮影 須波駅俯瞰

3月下旬18:53撮影 呉方面行き(後追い)

地図

Googleマップ

撮影ポイントのストリートビューはこちらです。画面をスクロールしていただくと、結構厳しい道であることがわかります。(すぐ先の左手はガードレールが切れています。)
ここから須波駅側へ降りる道はこの先も各所でガードレールが切れていますので、結構危険。慣れていない方はガードレールがほぼ完備している三原駅側への道を利用するのが安全です。いずれにしろ、初めての方は暗くなる前に来て道路や景色を確認しておくのがお勧めです。
撮影場所のすぐ横が幅広になっていますが、これは駐車帯ではなく離合のための膨らみなので、ここに停めてはいけません。ここから100mほど筆影山頂上側のカーブの手前あたりに邪魔にならないように停車するのが良いと思います。また、周囲に照明はありませんので、暗くなったら停車中のハザードランプをお忘れなく。それと、手元を照らすヘッドランプもお忘れなく。

矢印の向きは、撮影方向を示します。

須波-幸崎1

三原市と竹原市の境目に今治造船広島工場があり、国道からもその偉容を拝むことができます。この造船所と呉線を一緒に撮れる場所はないかと歩き回って見つけたのがこの場所です。ただ、ここに至る細道は私有地である可能性があるので、もし行ってみようと思われた方はそのつもりでお願いします。

呉線絶景撮影地 造船所と呉線

3月下旬17:39撮影 三原方面行き

光線状態

周囲は終日順光ですが、列車にいつ陽が当たるのかはよくわかりません。ひょっとすると一日中あたらないかも。

地図

撮影地は下記写真、カーブミラーの右手にある細道を少し降りたところです。このあたりはストリートビューには収録されていません。

呉線絶景撮影地

Googleマップ

このあたりの道も非常に狭く、車両の乗り入れは住民の方の迷惑にもなるので国道の駐車帯に停めて歩いてくるのが良いです。

下記の地図にある最寄りの国道駐車帯から500メートルくらい。

矢印の向きは、撮影方向を示します。

須波-幸崎2

前項の撮影地にたどり着く前に見つけた場所です。車両前面に電線が被るので、もう少し暗くなってからの方が目立たなくて良いかも。

呉線絶景撮影地 造船所と呉線

3月下旬16:28撮影 三原方面行き

光線状態

写真で陽が当たっている列車の側面は、北北東を向いています。多分この状態になるのは夕方の一瞬で、それ以外は終日逆光と思われます。

地図

Googleマップ

わたしは国道から歩いて来ましたが、Googleマップをご覧いただくと分かるとおり、短時間なら撮影地のすぐ下の三叉路付近に車を停めることができそうです。(わたしは停めていないので保証はできませんが・・)

Googleマップには道が書かれていないのでヤフー地図も載せておきます。

矢印の向きは、撮影方向を示します。

幸崎-忠海1

ここはネットで作例がいくつも見つかりますので、ちょっと知られた場所のようです。ただし呉線撮影地のご多分に漏れず、国道からの道が狭いです。(行き方は後述します)

この場所はほぼ真西を向いているので、夕焼け空バックの撮影も可能です。砂浜から撮影しますので、クロックスで行ってはいけません。

呉線絶景撮影地 海岸線を走る呉線

3月中旬12:29撮影 三原方面行き

光線状態

周囲は終日順光。但し、列車正面は午前順光です。

夕暮れに撮影したのがこちら。まあ、あまり大した夕焼け写真ではありません。

呉線絶景撮影地 海岸線を走る呉線

3月下旬18:33撮影 三原方面行き

地図

Googleマップ

矢印の向きは、撮影方向を示します。

行き方

久津公民館前というバス停付近から、下記ストリートビューにある小道に入ります。

この先はこんな細道なので、よそ者は車で入ってはいけません。この先で地元の方の車と出くわしたりしたら、この道をバックで引き返すことになるかも。

呉線絶景撮影地 海岸線を走る呉線 への道

このバス停から一番近い駐車帯がこちら。(バス停から200mくらい)
ここに至るまでに一見停められそうな場所がいくつかありますが、どこも私有地であると思われるので停めてはいけません

幸崎-忠海2

ここは山を挟んで前項撮影地の反対側にあり、以前の記事でEOS R6のサーボAFをテストした場所です。実はここを撮影するならこの近くの冠崎公園が有名な撮影スポットだと撮影が終わってから知りました。まあしかし、冠崎公園よりもこちらの方が車は停めやすそうです。ただし、冠崎公園と違って標高が海面すれすれなので列車の足下は隠れてしまいます。

呉線絶景撮影地 海岸線を走る呉線

3月上旬17:41撮影 呉方面行き

光線状態

午後順光です。

ここは東向きなので日の出の時に空が綺麗に見えます。(列車はほとんど見えませんが)
作例よりももう少し日が昇ってからなら列車に光が当たりそうですが、今回はタイミングが合いませんでした。

呉線絶景撮影地 海岸線を走る呉線 朝焼け

3月上旬6:33撮影 呉方面行き

地図

Googleマップ

矢印の向きは、撮影方向を示します。

安芸津-安浦1

橋で渡れる大芝島から撮影しています。ここはストリートビューで見つけました。手前のホテルが目立って列車が霞んでいます。

呉線絶景撮影地 海岸線を走る呉線

3月中旬7:48撮影 三原方面行き

光線状態

朝から昼過ぎまでは順光だと思われます

地図

Googleマップ

矢印の向きは、撮影方向を示します。

安芸津-安浦2

撮影しているのは前項と同じ場所ですが、立ち位置は遙かに接近しています。夕方から撮り始めたので日中の写真は撮影できていません。

呉線絶景撮影地 海岸線を走る呉線 夕焼け

3月中旬18:17撮影 三原方面行き

光線状態

朝から昼過ぎまでは順光だと思われます

一本遅い列車はこちら。ギリギリセーフ、という感じです。(いや、既にアウトかも)

呉線絶景撮影地 海岸線を走る呉線 夕焼け

3月中旬18:48撮影 三原方面行き

地図

Googleマップ

ここは微妙な場所です。ドライブインの敷地のような、敷地でないような。私が車を停めていた位置は駐車の枠が描かれていませんでしたが、指摘を受けたらすぐに移動する覚悟で撮影させてもらいましょう。

矢印の向きは、撮影方向を示します。

安芸津-安浦3

武智丸というコンクリート船を使った堤防の隣にある埋め立て地風の場所から撮影しています。日の出の頃はあたりが赤く染まりますが、完全な逆光となるため陽がある程度昇っても列車はよく見えません。日中の写真は撮り損ねました。

呉線絶景撮影地 海岸線を走る呉線 朝焼け

3月中旬5:45撮影 呉方面行き

光線状態

午後順光です。(午後の作例はありませんが・・・)

日が昇るとあたりは黄金色になりましたが、車内の照明が消えているため、列車はどこにいるのやらわかりませんね。

呉線絶景撮影地 海岸線を走る呉線 朝焼け

3月中旬6:59撮影 三原方面行き

地図

Googleマップ

矢印の向きは、撮影方向を示します。

以上、読んでくださりありがとうございます。

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