【一日100Wh以下】車載冷蔵庫で手作りおかずを長期保存する

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撮影には行きたいが、外食は避けたい

2020年3月以降ずっと引きこもっていたのですが、木次線・芸備線の撮影に行ったのが引き金になってこれ以上我慢できなくなり、2021年1月に大糸線撮影に出掛けました。2月になって今度は只見線と、そのついでにあわよくば大糸線も、ということでまた出掛けることにしました。色々な情報から推察すると、どうやら他の人と同じ場所で食事をするのを避け、車外では必ずマスクを着用していればコロナ感染の危険性は大きく下がりそうに思われましたので外食は避け、極力持参した食料で食いつなぐことにしました。(なお、いつもながら宿泊はすべて車中泊です)

2021年1月に大糸線に出掛けたときは妻に惣菜を詰め合わせた弁当を5個作ってもらってこれを毎日1個食べていましたが特に問題なし。そこで、今回は(なんと)10準備してもらいました。1日1個×10で食べ切ろう、という算段です。

なお、念のため申し上げておくと一日一食というわけではなく、朝、昼はこれも自宅から持参したチーズやミックスナッツ、カップラーメン、野菜ジュースなどを食べてしのいでいます。

ポータブル冷蔵庫の設定

大糸線撮影で5日間もたせたときは、Terzo冷蔵庫の温度設定を3℃にしました。こうすると冷蔵室壁面の温度は0℃前後になり、5日後でも味の劣化はありませんでした。今回もこれにならって0℃前後の半冷凍状態で保管することにしました。ご覧の通り、Terzo冷蔵庫はほぼ満タンです。ちなみに、画像右端の小部屋は冷蔵されない区画で、200ml紙パックが綺麗に8個収納できるので重宝しています。

Terzo冷蔵庫の中は満杯

なお、わたしが所有するエンゲルポータブル冷蔵庫の温度設定はダイヤル式で、毎回きっちりと0℃前後に温度設定するのは難しい。そこで、こういった用途には迷わずデジタルで温度が設定できるTerzo冷蔵庫を使います。(もちろん、大容量というのも大きな理由です)

食べる前にエンゲルポータブル温蔵庫を使って温めます。おかずは1.5時間くらいで暖まるのですが、ご飯は麦が多いせいか3時間くらい温めないとふわふわのご飯になりませんでした。(なお、エンゲルポータブル温蔵庫の加熱温度は頑張っても57℃程度ですので、70℃以上の中心部加熱が必要とされる食中毒菌の殺菌には使えません)

弁当の中身は?

鶏の唐揚げ、豚の生姜焼き、卵焼き、エビフライ、きんぴらゴボウ、ひじきの煮付け、ポテトグラタン、ほうれん草のおひたし、春巻き、切り干し大根などを適宜入れてもらいました。ついでにご飯(玄米+大麦)も7個持参。

弁当の味付けは?

味付けを濃いめにすると菌が繁殖しにくいため食中毒の危険は減るようですが、妻は薄味志向なのでクックパッドなどで見る一般的な味付けよりも二段階くらい薄味な感じです。ただし、調理は出発の直前で、まず自宅の冷蔵庫で冷やした後に、こちらもあらかじめ作動させてあるTerzo冷蔵庫に移すようにしました。

食事の写真

毎日の食事の状況

毎日1食ずつ10日間かけて食べ終えました。この間、弁当の味が劣化することはありませんでした。わたしはよく腹を壊す方なのですが、幸い体調を崩すこともありませんでした。本来は6日の夜出発するつもりでしたが、天候の回復が遅れそうなので翌7日にずらしました。

庫内温度の確認

庫内温度は、先日の記事でご紹介した4チャンネルリモート温度計の子機の一つをTerzo冷蔵庫に入れ、旅行中ずっと温度計に表示させていました。表示の1番がTerzo冷蔵庫、2番がエンゲル温蔵庫、3番がベッドキット床下の温度、一番下が室内の温度です。旅行中、Terzo冷蔵庫の庫内温度(正確には冷蔵室下面温度)はだいたいマイナス2℃から0℃の間くらいでした。

4チャンネルリモート温度計

実際のところ危険性はないのか?

ネットで調べたところ、5℃以下を維持できれば食中毒菌の増殖はほぼ抑制できるようです。

一方、今回の設定では冷蔵庫の下面がマイナス2℃~0℃の間に維持され、旅行中冷蔵庫に食品を追加することもなかったので、庫内の食品はほぼ0℃以下を維持できていたものと思われます。冷蔵庫開閉も一日3回くらいに押さえていました。

もちろん、温度は低いほど望ましいのでしょうが、消費電力との兼ね合いもあるので、惣菜を一週間以上もたせる最低条件として冷蔵室の壁面温度0℃以下に維持することが必須と言えます。(仮に壁面が0℃以下でも頻繁に開閉すると庫内の温度が上がるので注意が必要)

食中毒菌の増殖条件

引用元はこちら

食中毒菌の増殖条件

引用元はこちら

冷蔵庫の消費電力は?

今回の旅行中、12V電源で使用した電力は1,930Whです。
このうち、食品を温めるのに毎日エンゲル温蔵庫を2.5時間くらい運転しましたので、この分の消費電力が
30W×2.5時間×10回=750Wh

スマホと懐中電灯の充電に使用した電力、 30Wh×10=300Whも差し引くと、Terzo冷蔵庫は10日間でおおよそ800~900Whくらいの電力を消費したものと思われます。意外に少なかった。(もっとも、この間は極寒でしたので、暖かくなると消費電力はこれよりかなり増えそうですが。)

電力計の消費電力表示は1930Wh

まとめ

  • ポータブル冷蔵庫の庫内温度0℃以下を維持することで、調理済みの惣菜を10日程度保管することができた
  • 冬期極寒の場合、冷蔵庫の消費電力は、一日あたり80~90Wh程度であった
  • なお、実施に当たっては(少なくとも初回は)確認のため冷蔵庫の温度を直接測定するのが望ましい

記事の通りやったからといって必ずうまくいくとは限りませんので、実行される場合は必ずご自分の環境で徐々にテストいただくようお願いします。 (まあ、そんな酔狂な方はあまりおられないような気もしますが)

以上、読んでくださりありがとうございます。

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