ハイエースを95千円で二段ベッドキット後付け車中泊仕様に

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
ハイエース

Overview: I bought HIACE VAN standard body. It’s widths is 1670 mm and not enough to sleep 3 persons. So I installed bunk bed DIY kit to enable 3 persons sleep at once.

目次

大人四人就寝可能なベッドキット購入

このたび自家用車としてハイエースを購入し、車中泊仕様に改造中です。

わたしが選んだのは標準ボディ車なのでベッドが一段だと家族三人で寝るのは厳しい。そこで、大人四人就寝可能な二段ベッドとしても使えるベッドキットを購入することにしました。

二段ベッドキットはこれが一番 (→モデルチェンジ済み)

色々と探したのですが、自力で後付けが可能で、物置ラックではなくベッドとして快適に使えそうなものはほぼこの一点のみでした。

価格は送料別で10万を切っており、リーズナブルな値付けです。ただ、最近発売されたようでネット上にユーザーによる詳細なレビューは見当たりませんでした。散々迷いましたが、このショップの評判は高く、また、他に二段ベッドの選択肢が無いため人柱覚悟で発注しました。

2021/02/18追記

わたしが購入した2段ベッドキットはモデルチェンジしています。高さが調整できるという特徴は変わっておらず、画像を見る限りフレームの構造もほぼ同じと思われます。ベッドマットがフラットなタイプに変わっており、継ぎ目に物を置いても倒れないように改良されているようです。(価格は税込み134,300円にアップしています)
送料はわたしがチェックした時点では本州は無料、北海道、九州、四国は4800円、沖縄は別途算出、となっています。なお、わたしが購入したときと同様、発送は西濃運輸営業所留めです。

下記は、モデルチェンジした2段ベッドキットのリンクです。

荷物は営業所留め

わたしがこの商品を見つけた頃はヤマト運輸が自宅まで配達してくれていたのですが、サイズが大きいためにヤマトが降りて西濃運輸の配送となり、品物は最寄りの営業所留めに変更となりました。

ショップさんに梱包のサイズを訊くと、下記の4個口で、重量はトータル70kgであるとのこと。

① フレーム 1800 × 550 × 160mm 1箱

② 下段 1550 × 500× 200mm 2箱

③ 上段 1900 × 500 × 200mm 1箱

一番大きいものは長さが1.9mなので、ハイエースで取りに行くしかありません。

西濃運輸の営業所までハイエースで取りに行く

注文後数日経っても西濃運輸から連絡はなく、ショップから教えてもらった荷物番号を西濃運輸のサイトで調べると、既に営業所に到着している模様。電話で確認後、取りに行きました。

営業所の方が荷物を台車に載せてハイエースの横まで運んでくれて積み込み完了。

ハイエースの荷台に荷物を積む
ハイエースの荷台に荷物を積む

梱包は4つ

自宅へ戻ってまずは荷物を引っ張り出して壁に立てかけました。(下の写真にはフレームの入っている箱は写っていません。)

荷物を降ろす
荷物を降ろす

フレームの梱包を開けて組立開始

どれに何が入っているのかな、と見ていくと、フレームが入っている箱に表示がありましたのでこれを開けました。この中にはベッドの骨組み、ネジ類、取説など、マット以外の全ての物品が入っていましたので、取説を見ながら組立開始。

基本的に工具不要

まず、荷台の四隅にあるタイダウンフックを取り外して4本の柱をフロアカーペットの上から立ててボルトで仮締めします。このとき、タイダウンフックを取り外すためにプラスドライバーが必要です。なお、製品のボルト類は全てドライバーが不要な取っ手付ですので、工具が必要なのはこのときだけです。

続いて縦横の柱を取り付け、ボルトで固定。

次に仮締めしておいた柱のボルトを締め込んで骨組みは完成。

柱の付近はこんな感じです。(位置は運転席側の後方です。この写真は下段のマットを載せてから撮影したものです)

タイダウンフックを取り外して柱を付けた状態
タイダウンフックを取り外して柱を付けた状態

マットを配置する

骨組みが入っていた以外の3個の箱は全てマットが入っています。(上の写真がその三個です)長い箱一個には上段用のマットが三枚、短い箱二個には下段用のマットが各二枚の計4枚。これを開封してマットを設置して完成です。全部一人で作業しましたが、取説を読む時間を含めても二時間かかりませんでした。力仕事が多いですが、全ての大物部品には名称を書いたラベルが貼ってあるので部品の取り違えなどがなくとても分かりやすかったです。左の写真は上段用マットの裏側です。これなら上段を外してまた取り付けるときも間違えません。

ラベルに部品の説明がある
ラベルに部品の説明がある
ラベルに部品の説明がある
ラベルに部品の説明がある

マットは壁面にぴったりフィット

下段側はマットが進行方向に対して横向きに四枚、上段側は進行方向と並行に三枚配置されています。上段の梁には上の写真のように滑り止めのマジックテープが付いています。

とはいえネジ類は無く、基本的にマットは梁に載っているだけですが、その形状はセカンドシートや壁面の形に合わせてぴったり合うように作られているのでマットを敷き詰めた状態ならマットがずれたり落下したりするという気遣いはまったくありません。

マットは荷室にジャストフィット
マットは荷室にジャストフィット

上段は簡単に取り外し可能

上段のマットを外すとこんな感じです。

上段のマットを取り外す
上段のマットを取り外す

上段を載せるための3本の「横バー」は工具不要で簡単に取り外せます。これらを外しておけば3,4人で座って食事をすることも可能。ただし、無精して進行方向の梁を外さない場合、この出っ張りをカバーしておかないと誰かが確実に体をぶつけます。(そしてとても痛い)

梁の出っ張り
梁の出っ張り

この梁の端っこには椅子用の靴下をはかせたのですが、この中央の出っ張り対策はまだ試行錯誤中です。(この梁も外せばよいことなのですが…)

下段下のすき間は250ミリ

下段の下はサイトの商品説明通りほぼぴったり高さ250ミリのすき間があります。下段のマットは気軽に取り外す、というものでもないのですき間の奥の手が届かないエリアには通常使わないものを並べて置いておこうかと考えています。

ベッドキット下のすき間
ベッドキット下のすき間

ベッドのクッション性と剛性は十分

シートのクッションは十分な厚みがあります。新幹線の待合室のちょっと立派な椅子のクッションよりもクッション性は上です。下段マットの上を歩くと隣接するマットの縁がこすれ合ってギシギシ音がするのがちょっと気になりますが、実用上の剛性は十分で、この価格でこの品質は立派だと思います。

まだ車中泊はしていませんので、それについては追ってご報告致します。

以上、読んでくださり、ありがとうございます。

関連記事

このベッドキットを便利に使うための小ネタのご紹介です。

家族三人で出かけたときに二段ベッドにして使った状態がこちらです。

子ども用のエキストラベッドを作ってみました

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください