ディープサイクルバッテリーでPCを耐久運転してみる

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目次

デスクトップPCはどれくらいの時間使えるか?

ハイエースにDIYでソーラーパネル設置でソーラーパネルを取り付けました。そして、ソーラーパネルでティープサイクルバッテリー二個に電気を蓄えるようにしました。

わたしが車上で使うことにしている電気製品の中で一番出力が大きいのは電気ポットの430ワットですが、使用時間を考えると一番トータル消費電力が大きくなりそうなのがデスクトップパソコンとモニターです。こちらについての詳細は、AMD Ryzen Mini-ITX  PC自作で大失敗に記載しました。

msiジャパンが提供する電源容量計算機を使ってマシン構成から計算された消費電力は、下記の通りピーク値で156ワット。また、モニターの定格消費電力は、17W

PC耐久運転テスト
専門サイトでPCの消費電力を計算します

よって、合計で最大でも173Wとなります。

一方、現有の2個のバッテリーで使える電力は、ハイエースソーラーシステムバッテリー増設計画に記載しましたとおり、約1700Wh

従って、フル充電してあれば計算上約10時間は使えるはずなのですが、実際のところどうなのでしょう?

テスト手順

PCとモニターをオンにして、動画を視聴します。(といっても、ずっと見てはいられないので作動させたまま放置しましたが…。)

今回は、アマゾンプライム・ビデオを流しっぱなしにしました。

自宅のルーターによるWi-Fiはハイエースの中では微弱になるので、車内でWiMAXのモバイルルーターをオンにして動画を受信しました。

構成

本体(CPU Ryzen 5 1500X、 グラボ 玄人志向 GF-GTX1050Ti-4GB/OC/SF、 CPUクーラー ANTEC Kuhler H600 Pro v2)

モニター LG 19.5インチ 20MP48A-P

PCのHDMIとモニターのVGAを繋ぐため、HIMI-VGA アダプターを、PCのUSB端子からの給電で使用しました。

また、スピーカーは、充電式のブルートゥーススピーカーを使いました。(従って、スピーカーはハイエースのバッテリーを使っていません)

テスト経過

14:00 PC起動するも、モニターに信号が行かず、接続をチェック。

14:20 モニターに信号が行きました。モニターの輝度を最低にします。

PC耐久運転テスト
少々手こずりましたが、モニターに信号が行くようになりました

14:30 アマゾンプライム・ビデオ視聴開始

殿、利息でござる!」 を視聴します。

PC耐久運転テスト
アマゾンプライム・ビデオを視聴します

ずっと見ているわけには行かないので、そのまま放置して家に戻ります。

その後も、よく分からないアニメや24を無人で流し続けます。

20:40頃 様子を見に行くと、引き続き問題なく作動しています。

PC耐久運転テスト
夜になってあたりは真っ暗

もともと緑だったインバーターのステータス表示がオレンジ色になり、バッテリーの電圧が下がっているようです。

PC耐久運転テスト
インバーターのステータスモニターがオレンジ色になって電圧低下を示しています

よって、

20:45 これにて終了

6時間45分間作動させることができました。

PC耐久運転テスト
これにてテスト終了

テスト結果

もくろんでいた10時間には及びませんでしたが、動画を視聴しながら6時間45分PCを作動させることができました。ハイエースソーラーシステムバッテリー増設計画にてバッテリーを倍増させれば、太陽光で充電ができなくても、少なくとも13時間程度はこのデスクトップPCが使える計算です。

以上、読んでくださり、ありがとうございます。

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